《AKC》設定資料　人物辞典／学生上級生

人物辞典

ホリィ教室所属五年上級生／教室長

穏やかな風貌、ほとんど閉じているような細目、その目元を隠す前髪で表情が読めないアルビノの青年。
物事に抜け目がない。多くの術を操り、棒術においては同学年内でイクスに次ぐ腕を持つなど、侮れない才人。親しい者からは「マリー」と呼ばれている。

スクード教室所属五年上級生／教室長

感覚で物事を捉えることが多い“芸”の面々の中で、あくまでも聴覚視覚等を理詰めで考える変わり者。得意分野を語ると止まらない猛進気質があるが、普段は考えすぎ、気の回し過ぎでよく損をしている。
一学年下の恋人セララに惚れ込んでいる。

リカルド教室所属五年上級生／教室長

イクス、アーデリカらと同期で背に蝶に似た羽を持つ妖精種。体長は人間の赤ん坊ほどで、常時浮遊している。浮いているのは彼にとって呼吸の次に自然であるらしい。
見た目と裏腹に年月を重ねており、知識と経験が豊富。しかし言葉数は控えめ。

ペク教室所属五年上級生／元サイファ教室生／教室長

院では珍しく声高な自己主張をしない、手の掛からない優等生。ある事件で負った心の傷のため一度は留年したが、現在は目指す道を変えて立ち直った。
髪と同化した蔦は勿論、様々な植物を己の意志に呼応させる能力者。唯一の欠点として、味音痴。

ユ＝ノ教室所属四年上級生／教室長

ユ＝ノ教師の秘蔵っ子。天性の甘え上手。
幼い容姿と未だに残るソバカスを、逆に自慢している独特の美意識の持ち主。何事もあまり気にしない大雑把な性格で、時にその無邪気さが他者を苦しめている。

カイ教室所属四年上級生／教室長

全身が透けていて足がない、典型的な幽霊少女。死者である自覚も有る。本人の談によれば、院に赴きたいという強い意志で現世に止まっている。
人を困惑させ楽しむ性質をしているが、勉学に対しては真面目である。

劉教室所属四年上級生／教室長

イクスの後を継ぐ形で劉教室の教室長に着任した青年。
陰に徹する忍びを率いる頭領の一人息子だったが、型にはめられるのが嫌いという破天荒な性格をしており、家出同然で院へと赴いた。やや横柄ではあるが、優れた能力を備える。

リカルド教室所属三年上級生

己の力と知識欲を満足させる環境を求める術士。
大変な自信家で、口が悪く、人との衝突を日常茶飯事とする一方で、突き放した発言を与えた相手を心配したり、弱者を放っておけない世話好きな一面も見受けられる。