• 2007年09月登録記事

ゲーム音楽コンサート「PRESS START 2007 -SYMPHONY OF GAMES-」に行って参りました。
オウミさんにお誘い頂き、ハルコさんとご一緒に参加。突然のことで、どんな曲目を演奏するのかも分かっておりませんでしたが、FF・DQ以外のゲーム音楽をオケ形式で聞けるのは珍しいなと思って興味深く感じました。
パシフィコ横浜の規模的に、残念ながら生音ではなく音源通してですが、オケ+混声コーラスで、たまにバンドと言う構成で、面白い造りになっていました。

ちなみに、プログラム記載の曲は下記の通り。

  • 大乱闘スマッシュブラザーズXメインテーマ
  • ロコロコのうた
  • アクトレイザーメドレー
  • シューティングメドレー(全10社17ゲーム)
  • エースコンバット・ゼロ「ZERO」
  • ワンダと巨像
  • ファイアーエムブレムのテーマ
  • [H.]演奏2曲
  • クロノトリガーのテーマ
  • オブリビオン
  • スーパーマリオブラザーズ
  • 悪魔城ドラキュラメドレー
  • 檄!帝国歌劇団 (vo.横山智佐)
  • キングダムハーツメドレー

いきなり植松伸夫氏がじんべえ姿で登場したのでズッコケました。桜井政博氏はスマブラXマスターアップの忙しい時期に拉致された模様で、若干お疲れも見えましたが、とても社交的な印象でした。野島一成氏は髪の毛が葉加瀬太郎でした。主催メンバーで私が分かったのはその辺ですね。
小林啓樹氏は、ナムコ社内サウンドクリエーターなので、リッジ等最近のナムコゲームで時折見掛けるお名前。田中公平氏は、もう有名過ぎますね。
ちなみにテノールは錦織健氏で、彼はトークさせても根っからのゲーマーなので面白く、また好きになってしまいました。それに「FFT獅子戦争」とか「FF12ジョブシステム」とか、サブタイトルまで言うのが拘っていましたね。

感想は、記憶に残ってる曲だけ抜粋。
シューティングメドレーは、知っている曲が全然なかったのですが、舞台上スクリーンに演奏曲のゲーム画面を映してくれた御陰で、出典が分かりました。が、植松氏曰く「大人の事情」でゲーム画面が使用出来なかった作品は、代わりに「不思議な映像」が挿入されて、会場の笑いを誘っていました。
エースコンバット・ゼロ「ZERO」は、曲も好きな調子でしたけれど、なにより映像が綺麗だったので感心。トレイラーを繋げただけと言う適当な映像でしたけれどね。スマブラの時は音響さんのせいかテノールに喰われていたソプラノが、とても良く響いていたのも素敵でした。
ファイアーエムブレムのテーマは、CMの歌付きで、私はCMの記憶が無いのですけれど、こんな歌だったんだと知る事ができて面白かったです。
檄帝は、その時だけノリがアニメ舞台でちょっと苦笑しました。横山智佐が司会で出て来た時に普通のドレスだったため、「檄帝の時はサクラコスに着替えるのでは」と思ってたのですが、チャイナっぽい衣装でした。完全に振り付きだったので、サクラの歌謡ショウでも歌ってるのでしょうね。
キングダムハーツは、メドレーにするより「光」だけにしぼった方がもっとオケ向きで良かったのではないかなと思います。
全体的に1曲が短く感じたのは、やはり元がゲーム曲だからなのでしょうか。

そしてアンコールですが……
実は、出演者の中に[横浜]THE BLACK MAGESと記されているのに曲目にFFがない、且つコーラスが混声合唱と言う二点から、絶対「再臨・片翼の天使」をやるに違いないと目星をつけてました。
ところが、アンコールに応えて演奏開始したのはオーケストラ。
「……あれ? 聞いた事あるようなメロディだけど、これなんだっけ」
と思ったままメドレー構成らしき曲が終了。終わってから、ゼルダメドレーだったと明かされて、任天堂ゲームに疎いなぁと我ながらガックリしました。多分、ゲーマーを名乗る人は、メロディを聞いて直ぐ分かるべきですよね。
で、その後にWアンコールで「片翼の天使」が演奏されました。流石に大人気ですね。
スクリーンはFF7ACの映像で、いきなり若社長が出て来たので凄い悶えていたのですが、結局白ローブを取ってはくれませんでした。社長の御尊顔は、ACを買わないと見せてくれないという事ですね。
植松氏は片翼の天使前に「エアリスのテーマやります」と冗談を飛ばしたのですが、本当にやったらウケたと思うので、次回に期待します。

帰宅が遅くなったので、ギリギリ更新になりました。

ゼロス30題「子供時代」更新。
またも予定を裏切ってお題更新です。まぁ、なにも更新しないより良いですよね。

「子供時代」は、順当に子ゼロス物にするか迷いましたが、彼は子供時代を引きずったまま大人になった人だと思い、こんなお話にしてみました。
白い世界で泣いている子供、と言う情景は、クラトスSS白夢と同じパターンですね。そういう形が好きなので、つい多用しますが、我ながら引き出しが少ないと反省もしています。
ちなみに、同じ情景でも、AKC(オリジナル)では子供が泣き止むお話を書いています。
テイルズの方でも泣いている子を助け起こしてあげたい反面、ゲーム本編がそれを担っているから、自分で書かなくても良いかなと思うのでした。書くとすれば、最終封印になるでしょうか。

ブログ化しました。

前から「ブログにしないのですか」とは言われていましたが、その時は使用しているHL-imgdiary Ver.3.00と言うスクリプトに大変満足していたので、移行するつもりはありませんでした。
それにブログの設置は大変そうですし、かといってレンタルブログは使いたくなかったのです。

しかし、ここしばらく執筆状況やテイルズ以外の話題も多く盛り込むようになり、分類分けが出来た方が便利だなぁと思い初めていたところに、Web Diary Professionalと言う、設置しやすそうなCGIを発見したので、思い切ってしまいました。
まだ完全に作り込めていないので、当面は前日誌と併用して、来月頭くらいからブログに一本化しようと思います。
よろしくお願いいたします。

轟悠+宝塚星組選抜メンバーによる日生劇場・ミュージカル「KEAN」マチネ観劇。

キーン@轟が、さほど滑舌が良くないのに凄まじい早巻き速度で大量の台詞を喋るので、最初は何を言っているのか全然分かりませんでした。一幕の途中からは、聞き取りに集中してなんとか話の展開に追いつきましたが……。事前に話の筋を把握していなければどうなっていたか、自信がありません。
そう言った難はありましたが、それも全て「キーンと言う男」の表現だと見なす事が出来るくらい、轟には吸引力を感じました。
偉そうで、借金まみれで嫌み垂れでだらし無くて、へらへらと歩く姿は軽薄が服を着て歩いていると言う言葉の見本。でも友誼に厚くチャーミングな面がある。面白い役だと思います。ちなみに明確なミスが一回あり、二幕で台詞をトチって言い直しましたが、後は特に失点なしでした。あれだけの台詞量をこなすだけでも凄いです。

この話を宝塚として見て面白いか?と言う疑問点はあるんですが、芝居自体も面白いから、私にとっては十分アリ。コメディなシーンが多く盛り込まれていて相当笑いました。ただ、街角などの星組生だけのシーンは、舞台装置の入れ替え時間稼ぎだから仕方ないのですが、もう少し引き込んで欲しかったですね。同じ曲をくり返されるので、若干中たるみしました。
星組なので、共演メンバーは全員初めて観る顔。やや下級生が多めかなと思われる構成でした。眼を惹いたのはエレナ@南海まりと、プリンス・オブ・ウェールズ@柚希礼音。エレナは声量があって魅力的。プリンスは、身長が高くて舞台映えしますね。今後トップを目指すなら減量が必要な気もしますけれど、まだ研8の身で、轟の相手役抜擢ですから、相当な健闘。一方もう一人のメインであるアンナ@蒼乃夕妃は、声が甲高くて苦手に感じましたが、役自体も私の好きな類ではないので、これだけでの評価は早計でしょう。
脇の役に関して少しだけ。
ソロモン@紫蘭ますみは、美味しい役。公爵@にしき愛は残念ながら威厳を感じず、他の端役に埋没してました。一人で出て来ると「誰だっけ?」感。ネヴィル卿@一輝慎も一幕は全く印象に残らなかったのですが、二幕で帽子を取り眼帯して出て来たら急にダンディになって別人かと思いました。貧乏役者三人組は真ん中の一人(恐らくバーナビー)の芝居が大きく、目立ってました。

そんなわけで、「KEAN」は十分楽しんだのですが……やっぱり、宝塚かと言われると違いますよね。
役者の孤独に焦点を当て、内面へ内面へと進んで行く物語進行は、宝塚の愛溢れる舞台とベクトルが逆。演出は、「轟の芝居」を見に来ている我々を、「キーンの芝居」を見に来ている観客役にしたいのだろうと思って観ていたので、キーンの観客非難の下りには、かなり毒気を感じました。
なんにせよ、ある程度シェイクスピア演劇の知識があった方が、もっと面白いでしょうね。私はシェイクスピアはあまり得意でないので、台詞の引用はほとんど分かりませんでした。英語圏の舞台観客は相当シェイクスピアに親しんでいるはずなので、この劇のウケ方は本場と日本でだいぶ違うのでは。

そう言えば、日生にはオーケストラピットがなく心配していたのですが、ちゃんと生オケでした。
実は開演前に一回後方にテレビモニタが着いている事に気付き、まさかプロンプターではあるまいな、と疑っていたのですが、劇中に一度振り返ったら指揮者が映っていたので、生演奏と合わせるために設けているのだと納得。最後にホリゾント幕を上げて、オケメンバーを出してくれたのも良かったです。

「CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-」今日発売。
ユフィとティファまで登場するんですね。ティファがニブル魔晄炉のガイド役で出て来ると言う事は、まさか作中でザックス死亡までやるのでしょうか。うーん、ウータイ戦争の顛末より、そこが気になります。
と、思ってPVを見たら正にその展開が含まれる模様。その後FF7本編やACにそれとなく進むのか、その時点でEDなのかでまた話は変わってきそうですけど(さすがに後者は後味が悪いので可能性は30%程度と個人的に思います。が、FF7本編リメイクが予定されているならCCだけで綺麗にまとめる必要がなくなるので、一気に確率アップでしょうか)、インターナショナル版は未プレイ等のライトなFF7ユーザーがCCをプレイした場合、どんな感想を持つのか、まったく無関係なのにドキドキします。