[名詞]
ギルド「戦士の殿堂」が運営するノードポリカの施設。
約1200年前に荒野に作られた石舞台の闘技場が基。
闘技場の入口正面には、勝利の女神として戦士たちの守護女神「慈愛の聖母」サーモントラケのニーケの像が建っている。この像は800年前に作られたが、大波に飲まれて首が取れている。
場内には人が住む居住区、商店、宿、図書館があり、闘技場だけでひとつの都市として成立している。
闘技場の奥には、見世物用に魔物を閉じ込めている。この魔物たちは、結界魔導器の結界の中に入る為の特殊な術式を刺青として彫られている。
闘技場では常に闘技大会が行われている。人と人同士を戦わせる闘技場大会のほかに、無尽斬りを開催している。受付は午前9時から。夜間は行われない。
遠方から訪れる客も多い。観客席のチケットはプラチナで入手困難。
ユーリが参加した闘技大会は、トーナメント方式で行われる予選を勝ち抜き、予選勝利者が大会チャンピオンと戦う一騎打ち形式のもの。
エステルさんのうんちく
かつては罪人同士を戦わせ、貴族たちの熱狂と狂乱を呼んだ
現在はギルド、戦士の殿堂が闘技場の運営権を持ち、市民の娯楽の場となっている