エアル論考(エアルロンコウ)

[名詞]

ヘルメスの書き残した研究メモ。著者はペンネームであるイフムンフト・メプメジャプ。
独自の暗号で記述されている本。法則性を持たせて文字をずらしているだけだが、その法則はページ毎に異なる。
例:むぞしひみんをせろそねうつっな
冒頭には「我が娘へ捧ぐ さあ、読んでごらん」と記されている。
元々はアスピオリタの家に保管されていた。

内容は個人的な覚書であり、自らが研究した魔導器ブラスティアエアル、術式についてなど。精霊化の可能性についても記されており、テルカ・リュミレースが世界として壮年期を迎え人類や始祖の隸長エンテレケイアも滅びた頃に、エアルはマナを経てすべて精霊化すると考察している。