世界観ガイド


正門

院の中心部に建つ、一本の巨大な樹で造られた門。転移機能を持つ、異世界への窓口。門自体も不思議の力で強化されており、如何なる衝撃にも耐えうる。
正規の手段で院に出入りする場合、必ず通ることになる。

庭園

観賞・授業用に様々な草木が植えられている区画。正門周辺。

温室

庭園とは別に、一部の世界ごとに異なる特殊な植物を何棟かに分けて栽培している区画。かなり広域を占める。

鐘楼

天に浮かぶ楼。授業の始まりと終わりを知らせる鐘が備え付けてあり、院全域に鳴り響く。

中央校舎

院の大規模授業を行うための建物。学生ホールを挟んで東校舎と連結している。
家庭科室、生物室、薬学室、物理室、研究室、美術室、音楽室、戦術室、天文台等が備えられている。一階には救護室がある。
> 小話「衣装部屋」(2004/06/11)

東校舎

所属教室で使用するための建物。学生ホールを挟んで中央校舎と連結している。

西校舎

競技室等、屋内での武部門実技用の建物。他の校舎からは独立した棟。

食堂

食事が提供される場。メニュは様々で、要望に添って調理される。

学生ホール

中央校舎と東校舎の連結部にある建物。学生の為に設けられた自由なスペース。
ここからリフトで空中テラスに続いている。テラスでは軽食などが提供されている。
> 小話「空中テラス」(2003/04/05)

南グランド

武術訓練スペース、魔術実習スペースと、数多くのスポーツ用コートに分けられた広大なグランド。

馬場

動物使役の訓練で使われる馬術練習場。馬房など動物の為の空間が備え付けられている。
学生の基本的な行動範囲の中で、最も「森」に近いスペース。

図書館

地下四階から地上三階まで図書及び電子データが収納されている建物。初級生・上級生・院生ごとに閲覧可能域が分かれている。
収納棚の他、検索受付、閲覧用スペースがある。

教員棟

全教師が待機する教員室と、各教員の個室が置かれた棟。一階は事務室になっていて奥が用務員用の部屋。ただし用務員と言っても、事務方の院生や、院生にはなれなかったものの院へ留まることを希望した者などを指す。
事務室では、各種申請等が受け付けられている。

講堂

式典などに使用される空間だが、場所が離れている事もあり殆ど使われていない。
裏手が猫の昼寝場所として人気スポットになっている。

院生用、及び一部授業用に使われる塔型の建物。
寮ほど快適ではないが、寝泊まりが可能。一年生は入学後一度ここで合同合宿を行う。

学生が寝泊まりするための建物。向かい合わせに男子寮と女子寮で分かれている。
各部屋は二人部屋仕様だが、上級生は特権として一人でカスタムメイド可能な部屋を持つことが許される。生活上最低限の設備が各部屋に設置されているほか、一階には共用キッチン、地下には大浴場と遊戯室、談話室がある。
地下階は男子寮と女子寮での共通階となっている。よって両寮の行き来は自由だが、夜間の移動は禁じられている。

学生たちには通称「迷いの森」で知られる空間。院世界を囲うような形で存在する。
内部は常に次元の変化を行い、同じ道に出ることは出来ないとされている。しかしその感性を信じて進めば、院内の望みの場所に導かれる。

ドーム/境界

森の外部に存在する、院という世界の果て。
> 小話「境界」(2003/08/24)