• 2013年登録記事

司馬遼太郎著「坂の上の雲」

初めに断り書きとして、司馬作品が苦手であることを記しておかねばなりません。
語弊のないように補足すると、我が国の極めて著名なベストセラー作家であり、名調子というべき独特の文体、膨大な資料の読み込みと研究は他の追随を許さぬ大家だとは思っています。単純に、私好みのお話を書く方ではない、というだけです。
また、長編であるためか、後半になると既に以前の巻で語られたエピソードがもう一度紹介されることがあり、それらの余談(蘊蓄)に飽食気味になりました。

日露戦争に突入してからが面白い、という書評もありましたが、私は日露戦争に突入してから読む速度が鈍りました。
というのも、冒頭で、秋山好古、秋山真之、正岡子規の3者を中心とした小説だと銘打っているのに、この3人の存在感が読み進めるほど薄れていくのです。日露戦争自体に関する記載が中心となり、半ばからは、小説というより日露戦争の軍記だと感じました。そのため、日露戦争に参戦している好古・真之兄弟はまだしも、子規はこの作品の中心人物だとは到底思えませんでした。
でも、作中で一番共感できたのは、人の何倍もやりたいことがあるのに病身にある子規だったような気がします。
日清戦争終結までの、子規が生きていた時代は、明治という時代を市井から見ることができて面白かったです。

ちなみに、旅順攻略の失敗をした伊地知幸介等を無能の人として罵倒しており、それ自体は司馬先生が考え描写した小説上の人物像なので良い(※)としても、相変わらず下記のような表現をされるので、不愉快になりました。

自分の失敗を他のせいにするような、一種女性的な性格の持ちぬしであるようだった。

その他の人物では、昭和の作家が、乃木将軍を軍人として無能だったと書く度胸は凄いと思います。
逆に、大山巌は無条件で格好いいと思いました。また、長州人にしては比較的好意的に描かれている児玉源太郎は、愛嬌がある人物でした。

※フィクションとは言え、司馬先生ほど影響力のある作家に実在した個人を扱き下ろされると、子孫の方が可哀想だと思いますが……。

セカンドキャラによる縛りプレイ記録です。

これから討伐対象になるボルグ・カムランと、続くクアドリガに備えて、パレットを複製作成(氷属性)しました。費用190fc。この前準備だけで倒せる相手なら良いのですが……。
勿論、そんな楽な話にはなりませんでした。

STORY MISSION「レッド・アンタレス」

心配そうな眼で見ている気がするソーマとコウタと別れて、一応、お約束として1人で出撃してみました。
持ち込んだ刀身は「ナイフ改」です。今回のアラガミとは相性が悪い武器ですが、部位破壊のことを考えると、結局手に馴染んだショートソードを選んでしまいます。
MISSION直前に挿入されたイベントでは、ツバキ教官がサクヤを「もう少し周りに頼ることを覚えろ」と戒める下りに、サクヤより主人公がギクリと冷や汗。サクヤ以上に1人で突っ走ってる覚えがあります。

さて、MISSIONが開始したら、ボルグ・カムランを避けつつ、点在するコクーンメイデン堕天を撃破し、素材の回収も済ませておきます。
前準備を整えたところで、ようやく心を決めてボルグ・カムラン戦へ突入。
結果からご報告すると、リスポーン2回(あと1回でMISSION失敗)に追い込まれた時点で諦めて電源を切りました。
非力なナイフ改ですが、ボルグ・カムランの補給行動1回と前足破壊は確認できました。時間さえ掛ければ、攻撃の方は何とかなりそうです。
問題は防御側。タワーシールド「龍大甲」の展開が間に合わなかったり、銃形態の状態で攻撃を受けたりと、かなり不様な被弾が多かったです。
実は、ファーストキャラも今は「龍大甲」系統の装甲を装備していますが、スキル「ガード速度上昇」が付いているので、セカンドキャラより装甲展開がほんの少し早いんですね。そのため、ファーストキャラで練習したタイミングだと間に合わない事が多かったです。回復も追い付かなかったし、とにかく私は防御が下手ですね。
バックラーやシールドに替えれば防御は間に合うかも知れないけれど、低ランク装備の場合、タワーシールドで完全防御できないのなら、下手に防御するより回避した方が良さそうなんですよね。
「蒼穹の月」の時ほど粘る気力がないので、このまま諦めるかNPCに頼るか、どちらかになりそうです。

「グングニル -魔槍の軍神と英雄戦争-」体験版を遊びました。
http://gungnir.atlusnet.jp/

プロローグで示された「Dept. Heaven Episodes IX」というメッセージから、オウガバトルサーガのように、世界観を等しくするゲーム群の1作品のようです。

グラフィックや世界の雰囲気は、かなり魅力的。シナリオの随所で選ばされる選択肢も、2択ながら決断の迫り方が巧いと思いました。
初期メンバーを育てていたのに、ストーリー上の展開で主人公以外全員死ぬというショックが待ち受けていて、先の展開も気になります。

見た目はタクティクスオウガ系のSLGですが、味方のターンは1つに纏められていてどのキャラクターを動かすかは任意だったり、仲間の配置によって追加攻撃ができたり、行動順に割り込んだりと独自の要素があります。
仲間を巧く配置してから戦った方が有利なのは、同社のユニオンシリーズと同じかな?
要素が多過ぎて体験版1周では良く分からず、もう1回頭から遊んでしまいました。様々な要素を使いこなせるようになると面白いです。

残念なのは、インターフェイス。
例えば、店で武器を購入する際、今の装備と比べてどのくらい上昇/下降するのか分かりません。せめて、キャンプメニューに戻らずに自分の現装備を確認する方法があれば、そこまでストレスは溜まらないと思うのになぁ。
全体的にこの調子で、画面内は大量の情報で埋め尽くされているのに、どの画面を開けば何が分かるのか、ほとんど把握できませんでした。
個人的には、セーブ機能くらい、キャンプメニューの中に入れておけば良いと思います。
肝心の戦闘時でも、マップ上の建造物の影に立ったユニットが見えなくなるのがストレスでした。この影響で移動可能領域や攻撃範囲も分かり難いので、視点変更可能にするか、建造物を透過表示して欲しいです。
後、状態異常の種類が30くらいあるのも、ユーザーに不要に効果と対処を覚えさせる要素ということで、やり過ぎかな。

というわけで、面白くなりそうなのだけれど、色々惜しい作品。
スティング製だから、という言葉で片付けて良いものかどうか悩みます。

セカンドキャラによる縛りプレイ記録です。

STORY MISSION「物資救援計画」

コンゴウとシユウ連続討伐。お供としてコクーンメイデン堕天3体も一緒です。
開始位置が、通常のスタート位置ではなく、マップ最奥なので位置把握に一瞬戸惑いました。溶岩の海からコンゴウが登場しますが、しばらく時間を潰して、遠くへ行くのを待ちます。
ある程度コンゴウとの間に距離が出来たと判断したら、一番近くで背を向けていたコクーンメイデン堕天を強襲です。
当然、交戦音を聞きつけたコンゴウが戻って来ましたが、到着する前になんとか1体目のコクーンメイデン堕天を撃破できました。
その後も、コンゴウの食事(体力補給)時間をわざと作ってやったり、逆にコンゴウだけを音で誘き寄せ誘導するなど、巧く戦術を駆使し、常に一対一の戦いを作り上げることに成功。部位破壊も完璧です。
すべての小型アラガミを討伐し、素材も拾い終わったところで、シユウと戦い易いエリアまで誘導します。ショートソードではシユウにほとんどダメージが通らず、ダメージソースはアラガミバレット頼り。そういう次第なので、下半身の部位破壊までは手が回りませんでした。
討伐時間も、過去最長の23:14。しかし、自分の腕前からしたらかなり良い戦いだったと思います。

【報酬】1200fc、猿神小鎧、鳥神翼節
【回収】廃棄された閃光弾、メディカルキットA×2、古びた鋼材、人工皮革×2、コバルト、アラガミエキス、マグネシウム
【捕喰】猿神小鎧×2、猿神骨、荒神骨×2、鳥神翼、炎砲体、爆縮体、炎妖精殻、妖精殻×6
【追加】鳥神翼節、鳥神爪、猿神面片
【部位】猿神太鼓片、猿神面片、猿神小音骨、アラガミエキス、鳥神爪
 B+
回復錠 改は3個消費です。

引き続きSTORY14。
次のSTORY MISSIONは、苦手アラガミのボルグ・カムランです。防御力、攻撃力共に貧弱な今の主人公1人で勝つ自信はありません。
……と思っていたら、なんとこのSTORY MISSIONから、第一部隊以外のNPC利用が解禁されていました。このタイミングを狙った仕様、まさか第一部隊NPCの使用禁止プレイを想定してたりするんでしょうか。

本記事は、あくまで個人の使用感によるレポートです。商品に対する使用感や感想には個人差があるものとあらかじめご了承ください。
また、薬剤知識はないので、専門的な話も出来ません。

今回の目薬レポートは、武田薬品工業株式会社から「ファーストマイティアCL-P」です。
http://www.senju.co.jp/consumer/products/1187918_1345.html

遂に、CL(コンタクトレンズ用)目薬に手を出してしまいました。
なお、コンタクトレンズ用はレンズを傷付けないように有効成分を抑えているだけらしいので、裸眼で使用することに問題はありません。

粘度が高く、注すと角膜の上に膜が広がるような印象を受けました。成分はだいぶ違いますが、使用感は同社の「マイティア美瞳」に似ています。沁みない点と、乾いた後に突っ張る感じがない点が良いです。
液色は無色透明と謳っているけれど、やや白色に見えました。無味無臭。
お値段が手頃なので(内容量も少ないけれど)、ドライアイ対策として1本常用しても良いかな、と思いました。

この「ファーストマイティアCL」シリーズは、非常に独特な楕円形の容器が使用されています。手の平に握り込むのに丁度良い具合ですが、自立しないので保管方法は検討する必要がありますね。