東京丸の内にて行われている下記イベント展示を見てきたので、記録として簡単にレポしておきます。
「MARUNOUCHI BRIGHT CHRISTMAS 2019 STAR WARS 〜スカイウォーカーの夜明け〜 丸の内でスターウォーズと特別な思い出を PRECIOUS FOR YOU」
https://www.marunouchi.com/lp/starwars_pfy/
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三菱一号館美術館「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界 1780年パリに始まるエスプリ」
https://mimt.jp/chaumet/
フランスの老舗ジュエリーブランド「CHAUMET」の伝統と歴史を紹介する展示会です。
いくつかの展示室は写真撮影が許可されていたので、カメラを用意していけばよかったと後悔しました。
展示は、8つのテーマに分かれています。
前半(1 歴史の中のショーメ・2 黎明期のミューズ)が、事前に想像していたショーメらしい展示室でした。
創業から間もない頃は、ナポレオンと皇后ジョゼフィーヌの御用達ブランドとして、非常に政治的な意味合いを持つ作品を作っており、歴史的にも興味深い内容でした。
個人的には、宝飾実物とそのデザイン絵やそれを身につけた貴婦人たちの絵を並べて展示してあるのが面白かったです。当時の肖像画家は、実に細かく見たままを描いていたことがわかります。でも、これを描くためには、描かれる側の忍耐力が必要だったでしょうね。
圧巻は、壁一面にティアラ模型が飾られたフロア(3 戴冠!ティアラの芸術)。
模型といっても、フレームの細工は実物通りなので、そのまま装飾として遜色なく見えます。ティアラ実物も展示されていましたが、模型の状態で十分興味深かったです。
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神宮球場のグラウンドでヨガを楽しむ無料イベント「神宮スタジアム ナイト ヨガ2017」に参加しました。
http://www.active-icon.com
昨年から始まった、4ヶ月間計10回開催のイベントだそうですが、私は今回が初参加。ヨガ体験自体も初めてです。
ヨガの動作は、それほど派手な動きはないのに、途中から体が温まって来て、リラックスできました。
私は体が硬いので、難しいポーズを要求されたら嫌だな、と思っていたのですが、それほど柔軟性を問われる動きはなく、どちらかというと、呼吸とともに無理せず動くものだと感じました。
全体的な印象としては、気功に似ているかもしれません。
講師も参加者も、明るいけれど真摯な感じがありましたし、講師の説明を同時通訳するEnglishサポートエリアなどもあって、しっかりした運営に驚きました。おそらく、ヨガを啓蒙してヨガ人口を増やそうという目的で開催しているのだと思いますが、その目的に違わず、好印象を抱けます。
形から入るタイプなので、“ヨガマット買っちゃう?”と思ったくらいです。
グラウンド上は暑いのかと思いきや、意外にも涼しい風が吹き抜けて、大人数の割に非常に爽やかな夜イベントでした。
汐留ミュージアムの「世界遺産キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々」
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/16/160116/
※上記入場券のイラストは、マーガレット・ミーンによるもの。
ボタニカルアート(植物画)の歴史展、と言うべき内容。
私は模写対象として植物が一番好きなので、楽しく閲覧しました。
全体的に水彩画が多かったですが、一本一本の筆の細さや強い立体感表現に驚かされます。特に18世紀代の、ゲオルク・ディオニシウス・エーレットやピエール=ジョセフ・ルドゥーテが印象に残りました。
基本的には植物だけを描いた作品が多い中、ピーター・ヘンダーソン等は、景色の中に浮き上がる植物という形で、奇妙に不安感を煽る絵だなと思いました。
ボタニカルアートに関連する重大な人物についても紹介されているのですが、その中の一角に笑えるものが。
ジョセフ・バンクス卿の肖像(ニッコロ・シャボネッティ)と、芋虫から生まれたばかりの蝶の顔がバンクス卿という風刺画(ジェームズ・ギルロイ)が並べてありました。肖像画の風格ある顔が、隣では憎々しい表情に変わって半分蛹の蝶にくっ付いているという展示の仕方は、イギリス流の洒落でしょうか。
後半は、ウィリアム・ド・モーガンなど、デザインとしての植物の扱われかたに移っていきます。
「カーペットのためのデザイン」と銘打たれたチャールズ・フランシス・アンズリー・ヴォイジーの作品は、恐らく織るための図案ということでしょうが、絵としては完全に「大きなドット絵」状態だったのが面白かったです。