• 2017年06月登録記事

朱野帰子著「海に降る」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
父親が開発に関わった潜水艦に乗るためパイロットを目指す深雪は、異母弟の存在を知ったことが切っ掛けで閉所恐怖症を発症。耐圧殻に乗り込めなくなった深雪は広報課へ異動し、謎の深海生物“白い糸”を探す高峰と知り合う。父親の影響で海へ導かれた二人は、互いに影響を与え、夢を追う勇気を取り戻す。パイロット候補生に戻った深雪は、高峰と共に深海へ向かい、遂に“白い糸”と対面する。

お仕事小説であり、冒険小説であり、家族小説でもある作品。
面白かったです。

まず、海洋研究開発機構と潜水調査船への綿密な取材に感心します。そして、ドキュメンタリーかと勘違いするほどのリアリティがありつつも、深海というフロンティアをテーマにした創作を作り上げたという点にも引き込まれました。
一度きりの潜行で「竜」を見つけてしまうところは少し出来過ぎだけれど、物語ならではの夢ある良いフィクションだったと思います。

登場人物は総じてアクが強く、特に前半の主人公の鬱屈ぶりや酒乱具合には辟易する面もありましたが、未開の地に挑むにはこのくらいのバイタリティが必要なのかもしれません。

現在地:1099年終了(13章到達)

奇跡はおこる。だが、その前にまず、

すべての世界が、死ぬ。

大災厄の一連のイベント中に、ようやくイゴールが加入しました。
事前に様々な逸話を聞かされたり、声だけ登場したり、と勿体振って満を辞して登場した挙句、同年代の忍者と比較して、この能力値です。

イゴール

こ、ここまで弱かったか!(苦笑)
戦士という職自体が微妙なんですが、HPの高さが魅力の戦士職(全盛期)で、HP38って……。
狂犬に助力して貰うというより、迷い犬を保護した気分でジグーヘ向かったのでした。
イベント上では有能だし、格好いいし、1099年の一連のイベントに参加するために、イベントイラストでの出番も多いという、すごく美味しいキャラクターなのに、なんで戦士かなぁ。なんで戦士かなぁ、と20回くらい呟いてしまいます。

どれひとつ、魔物どもにも狂犬の名を覚えてもらうとするか!

悪いけれど、1099年の我が騎士団はメンバーが充実しているため、「一人だけ弱い奴いたな」という方向で覚えて貰うことになるぜ!
でも「戦士かよ!?」と期待を裏切られるところも含めて、イゴールは好きです。

1099年後半は、ラーズラス13世王も覚醒。
この人も、生まれた時代が悪かったですね。平和な時代なら、無神経な部分や子煩悩すぎるところはあっても、善良さがいい方に向いただろうに、と思います。
でも最後は立ち上がり、責務を果たすのだから、偉いものです。

レム

1099年の1イベントだけの登場ですが、レムも印象深いキャラクター。
この時代に、太々しく生き抜くだろう強さを持った少女に会える嬉しさはひとしおです。
人々の弱さと強さと、両方に触れた後に精霊郷へたどり着くからこそ、彼らの頑張りを消し去る「再組成」への拒絶感が強まるのだと思います。

あとはラストバトルに向けて、ただ戦い抜くのみ。

なくすな!世界を。あきらめるな!自分を

170628.jpg

大崎ゲートシティにて、「ラ・メゾン・アンソレイユ・ターブル」のタルトを購入。
http://www.la-maison.jp

プロヴァンス風のカフェレストラン。
持ち帰りの箱が可愛いです。

フルーツを乗せた魅力的なタルトが並ぶショーケースから、なぜか、あまり果実が多くないものを選んでしまいました。
背は高めですが、小さい印象が否めず、ややお高く感じます。

いちごと生チョコレートのタルト(手前)

薄いパイ生地タイプのタルトの上に、ガトーショコラ、チョコレートムース、チョコレートプラリネといったカカオ分と、イチゴ、生クリーム、カシューナッツが乗った一品。
苦味もありますが、全体的にはかなり甘い仕立て。生クリームが泡のように軽い口溶けで印象に残りました。

飾りとして活用しているのだと思いますが、果実のヘタは、食べるときに邪魔なので取ってある方が好みです。

北海道産クリームチーズのタルト(奥)

ベリーの酸味が強くて驚きましたが、それ以外は非常にスタンダードなチーズタルト。
濃厚だけれど後味はさっぱりした好みの味でした。
ちなみに、他のチーズ系タルトでは「ル ガールのクリームチーズ使用」と宣伝されています。このタルトは「北海道産クリームチーズ」なので、敢えて違うチーズを仕入れて使っているところに、こだわりを感じます。

ハイネは視聴を打ち切ると言いながら、なんだかんだで10話までは見ました。
そこまで観たなら、あと2話観たら……?と自分でも突っ込みたくなりました。

スタミュ 高校星歌劇(10〜12話・アンコール)

全13話構成でも良かったと思うのですが、12話で本編は終了。3期もあり得るのかな、と思わせるメッセージが散りばめられていて、期待してしまいます。

奈落を使うという時点で事故フラグが立っていたため、問題はどういう結末に持っていくかだと思っていたのですが、非常に素直に受け止められるミラクルで、なんだかホッとしました。実はこれまでの視聴中、北原の「有罪」台詞が不愉快だったときもあるのですが、最終回のための積み上げだったのか、と思ったら彼のことも可愛く感じました。
また、魚住先輩が、演者の気持ちに理解を示しつつも観客のことに触れたのが良かったです。興行である以上、そこは重要だと思います。もしかしたら、これは卒業公演だから、観客は全員関係者や父兄で、金を取っていないのかもしれないけれど、彼らが役者のたまごである以上、知っておくべきことだと思います。

ただ、揚羽が代役に立つのはアニメ的には納得したけれど、スウィングとして戌峰が存在するのに、という不満は感じました。戌峰が非常におおらかで自分の出番に固執するタイプじゃないから快く代わってくれたけれど、私としては、戌峰にせっかくの機会が回ってこなかったのは、ちょっと悔しかったです。

オールキャストでのEDと、アンコールでの「☆☆永遠★STAGE☆☆」は良い方で驚かされました。

信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇(35〜38話)

ここからの信長包囲網は大変だ、と観る前から胃が痛くなってきますが、果たして3ヶ月でどこまで進むのかしら……。
そして、このアニメを観ていても、光秀は重用されているなぁ、とつくづく思います。なぜ本能寺の変に至るのか、謎が深まるばかりです。

現在地:新たなる旅立ち

フィデルとダリオ

一人のゲーマーとして、「アライアンス・アライブ」や「GOD WARS」の評判が良くて嬉しい今日この頃です。「GOD WARS」は他に積んでるSRPGが優先のため購入予定はないのですが、「アライアンス・アライブ」は時間ができたら遊びたいです。
その他、気になっていた「アンダーテイル」「ルフランと地下迷宮と魔女ノ旅団」もPS4移植されるし、気付けば来月は「FF12」「DQ11」発売ですよ!

……ということで、7月13日までに「スターオーシャン5」をクリアしようと、真面目に取り組むことにしました。
このゲーム、私の基準では決して「クソゲー」とは思わないのですが、どういうわけか「遊びたい」という気持ちになりません。そのせいで、他のゲームに浮気することが多く、なかなか進みません。

物語は、中盤くらいまで進みました。
リリアの出自がなんとなく示唆されて、普通の女の子ではなかった模様。記憶もショックで失ったのでなく、初期化されたのでは?と思います。

おかっぱリリア

ただ、彼女の髪の毛が切られたことについて、みんなが「可哀想」と反応するのですが、私はおかっぱも可愛いと思ったので、正直戸惑いました。そういう反応を引き出したいなら「誰がために鐘は鳴る」のマリアのように、バリカンで刈られた頭だとか、そのくらい思い切ったビジュアルが良かったかな。

そして、期待していた父親との確執は……結局フィデルが父親のどこに対して鬱屈を抱いていたのか、よくわからないまま終わりました。
父の剣を受け継ぐという燃える展開なのに、第三者のヴィクトルに終始感心して終わってしまいました。

ここまで進むのに、3回ほどゲームオーバーを体験しました。結構難しいです。

まず、“アンヌ防衛戦”が一回だけでなかったという、驚愕の事実。
トレクール砂漠での防衛戦は、ロールを整えていなかったので、あっという間に死にました。

それから、これも名前だけ知っていた“デル・スール戦”(3戦目)。
初見は範囲攻撃「スピキュール」で、一気に壊滅させられました。この戦闘は、負けると処刑塔での雑魚戦イベントからやり直しで手間がかかるという点も辛かったので、2回目の挑戦でなんとか撃破。
と言っても、これも終盤は壊滅状態で、1人生き残ったエマーソンにバトンタッチして、仲間を生き返らせる→逃げる、という行動を続けていたら、いつのまにか仲間が倒してくれました。

デル・スール撃破

このスクリーンショットを見て初めて、フィデルかヴィクトルが倒したらしい……と認識したくらいです(苦笑)。
仇を討った達成感が全くありません。

ずっと避けていた「遺却のカテドラル」も攻略してみました。単純に連戦するだけの仕様ですね。
ここでは途中、操作ミスで回復役のミキが「manual」設定になってしまい、行動しなくなってしまいました。その場では戻す方法がわからず、仕方なくミキを使って攻略。

ミキ操作

回復に専念したところ、意外と楽に攻略できましたが、戦闘が終わる都度、操作がフィデルに戻り、戦闘になるとミキに切り替わるという視点移動で疲れました。フィールドの先頭キャラクターも変更できたら良かったです。