• 2012年01月登録記事

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ESOLAのチーズケーキ
http://cheesecake-esola.com/

上:SOLAの黒いチーズケーキ クラシックピース
下:SOLAの白いチーズケーキ クラシックピース

幾つか味のバリエーションがあるようでしたが、基本の2色を頂いてみました。
黒はベイクドチーズケーキ。
白はレアチーズケーキ。
どちらも、甘さ控え目で後味がさっぱりしています。土台のクランチ(ココアクッキー)が強く、オレオみたいな食感がありました。
白の方が酸味があり、滑らかで味も濃いです。
どちらが良いかは個人の好みに左右されると思いますが、少し癖のある白の方が通好みでしょうか?

プレイ3周目、オルフェウス攻略しました。
このゲーム、シナリオが短いので、操作法に慣れると大体8時間強でクリアできますね。MISSION「ラフメルの葉」も1発でクリアできました。一番苦戦したのは、回復役がおらずレイアと2人で挑んだMISSION「尋ね人」でした。なぜかサディーヤも見当たらず、回復薬を補充せず挑んだら、アイテム欄が見事に空になりました。

攻略対象にオルフェウスを選んだのは、ディアスとは別の意味でブレないキャラ具合に惹かれた為です。
ただ、オルフェウスの場合は、精神の海に行くよりも前、煉獄の段階で目的がバラされたので驚きました。

パートナーが魔法使いになるため、今回も農民(大剣)で進めましたが、攻略で困ったのはオルフェウスが役立たずだと言う点でした。

ぼくは働きませんけどね
もちろんぼくには期待しないで下さい
頼りにならない騎士の役ならお任せ下さい
(画面注釈)これらの発言が冗談でなく、本当に弱い。

同じく魔法使いだったディアスは、氷属性中心でバリエーションが少ない代わりに育てたら物凄く強かったのですが、オルフェウスは幅広い属性の低レベル魔法ばかり覚えるので、本当に困りました。
その上、中途半端に回復術ヒールスターを覚えるのが意外な罠でした。術での回復を優先してくれるため、ハイポーション(HP500回復)で全快させて欲しい段階なのにヒールスター(HP50回復)が飛んでくると言う、極めて効率の悪い回復を体験させられました。その為最後のボス連戦では、MPをわざと使い切った状態のまま進めて、アイテム係に徹してもらいました。

オルフェウスの事情は予想以上にハードで、エンディングは3周中最も華々しい成果でありながら一番寂しさを感じました。
神を倒して世界を救っても、過去に行ったことがチャラになるなんてご都合はないんですね。
ただ、最後まで「オルフェウス節」満載だったり、顔を覆う布にわざわざ目のマークを描く辺り、彼らしく生き抜けたことを喜ぶべきなのかも知れませんね。
暗い過去を秘め軽薄を装うキャラは数多いですが、オルフェウスの覚悟の深さと、茶化してるけれど心裡を突いた発言の数々は、ただの「よくあるキャラ」に留まらない格好よさがありました。

なお、精神の海に潜る直前のオルフェウスの告白には、選択肢が出現しなかったのが残念でした。
性別が違えば存在したのか、もともと用意されていないキャラもいるということなのでしょうか。

更に、エンディングの最後はまさかの主人公不在イベントで、最後のドット絵がカルスでの日常らしき光景という新しいパターンに込み上げるものがありました。オルフェウスが「オルフェウス」だったのはあの頃だけなんですね。
ゲーム中、序盤以外は危機的状況なので、中盤にもっとのんびりした日常を過ごす時期を与えてあげたかったな、と改めて思いました。

小野寺史宜「カニザノビー」

【あらすじ】
シナリオライター志望で無職のナオタは、小学生時代の友人で今は野球選手のライヤから、関係が悪化している妻を尾行して欲しいと頼まれる――

気取りのない読みやすい文章でさくさく読める一冊でした。
登場人物が出揃うまでは、少し話が飛び飛びで、シーンの切り替わりが分かり難かったりしましたが、頼也と再開して依頼を受けてからは物語の先が気になって、最後まで読み切ってしまいました。

タイトルは、直丈と頼也の共通点「蟹座のB」型のこと。
私は星座や血液型の分類に疎いので、蟹座のB型について特別イメージを抱いていませんが、特に読む上では問題ありませんでした。
主人公・直丈はバカ正直で青臭くて間怠っこいと思う面もあるけれど、愛すべき男です。
「ゾンビスト」最上実果子が、独特の空気感のキャラで好きでした。他の女性陣は、現実味のない「ふわふわ」感があって、ちょっと感情移入するのは難しかったですね。

12月27日(火)、宙組トップスター・大空祐飛が、ミュージカル『華やかなりし日々』、グランド・ショー『クライマックス』−Cry‐Max−(宝塚大劇場:2012年4月13日〜5月14日、東京宝塚劇場:2012年6月1日〜7月1日)をもって退団する事を発表し、記者会見を行いました。

宝塚歌劇 新着情報・スター関連(2011/12/27)より

ということで、大空祐飛さよなら特集として、宙組トップスター時代の舞台の思い出をイラストと共に語るだけの日記、第1日目。
2〜3週間に1回くらいのペースで、退団までに間に合わせたいと思います。

1作目は、トップスター就任後、最初に務めた博多座公演「大江山花伝/Apasionado!! II」。
→公演詳細

夏の博多! あの熱い2日間が昨日のことのように思い出せます。
初遠征でしたが、現地で知り合ったファンの方とお喋りしたりして楽しく過ごせました。その御陰で、以降も気軽に遠征するようになりました。

「番手制度」を敷いている宝塚歌劇団ですが、芝居に関しては、トップスターでなくてもバウホールや青年館で主演を務めることがあります。しかし、ショーで大階段を最後に降りるのは、男役トップスター唯一人の特権です。
と言うわけで、イラストはショー「Apasionado!! II」から1場面。

DESEO

いつもとまったく違う塗り方にしてみました。汚れ感が出た方が良いと思い、ざくざく描いたので面白かったです。

これが初宙組観劇だった私は出演者が見分けられず、顔写真が掲載されている冊子「ポケットおとめ」を片手に首を捻っていました。その上、このシーンの男役はみな帽子を目深に被っているので、誰が出演しているのかのチェックも放棄していました。それがいまDVDを観直すと、体格等で言い当てられるのですから、約3年のファン生活は素晴らしいですね。

しばらく日誌をサボっている間に、2周目(ディアス攻略)クリアしました。

シナリオやボスは変わらず、パートナーの差は会話の違いだけですが、ディアスというキャラクター自体の魅力で、1周目(アーサー)の王道ストーリーとまったく異なる味付けになり、大変面白かったです。
MISSION「ラフメルの葉」を断ったことによる人間関係の差が終盤にも影響したり、シェオルの柱を壊さなかった為の仲間内での論議、恐らくそれに伴う見送りイベントの消失など、細かいところの作り込みにも改めて感心しました。

2周目をディアス攻略で始めた思惑は「いつも冷淡なディアスを精神の海イベントで絶望させたい」というものでした。
しかし終わってみると、動揺するディアスは見たくなかった自分に気付きました。
そこに至る道程で、ディアスの魅力は「一瞬もデレない」ところにあると感じたのです。特に最高だと思ったのは、天界から精神の海にかけての下記の流れ。

仲間の説得→宗教論争を吹っかける

神とは一体なんだ?

主人公が告白→スルーする

褒められた趣味ではないな

精神攻撃→看破する

で、何が言いたい?

ついでに冗談という名の嫌味もチクリ。

こんな時に昼寝か?

見事に隙のない男です。
そんなわけで、預言者として覚醒する肝心のイベントでは、論破して展開を捻じ曲げてほしいと念じてしまいました。
実際の話、揺さぶりの積み重ねがなかった分、やや唐突な展開に感じたのは否めません。

ディアスのエンディングは、サブキャラ数名のその後も判明して良かったです。あれだけ無愛想だった男が、素直じゃなくても笑うようになりましたし、孤高を気取るのは止めたんですね。
なにより、強烈な告白が待っていました。
ディアスにとって「一番利用価値があって唯一信頼できる手駒」な主人公というのも良いかな、と思います。

ちなみに、精神の海へ潜るパートナーを決めた後、1周目(アーサー)では主人公が告白されたイベントがあります。どういう展開になるか期待していたところ、なんと、前述の通り主人公から声を掛ける選択肢が出現したのでした。
呼び止めると、更に細かい選択肢が。

三択

リセットして、全パターンを確認してしまいました。
しかし、相性最高だというのに、どれも返事が一言レベルで終わってしまう淡白さで、この段階でもデレないディアスに本気で悶えました。
で、実は「別のキャラをパートナーにしてからディアスの部屋に行く」という遊びを思い付き、片っ端から他の仲間を訪ねたのですが、なんと、誰も誘いに乗ってくれませんでした。
曰く……

ちゃんと相手がいるだろ?

みんながこの調子。
こんなに、誰から見ても2人の仲は明らかなんですか? それなのに、ディアスは主人公にあの仕打ちなんですか?(笑)
正直、笑いが止まりませんでした。