• 2015年08月登録記事

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遅くなりましたが、改めて、New3DS専用ソフト「ゼノブレイド」の感想です。
とても面白かったけれど、後半になるほど不満が募り、結果として私の評価結論は辛めになりましたので、その点をご了承の上お読みください。

世界を探索する楽しみ

このゲームの最大の加算点は、世界を探索する楽しさだと思います。
ストーリー主導型なので、真の意味では「オープンワールド」と評すべきでないのでしょうけれど、「あの道を通ってここに出るのか」と自分で道を切り開いているような発見の連続で楽しみました。

もっとも、私が純粋に楽しかったのはマクナ原生林まで。マップでは判断できない高低があるヴァラク雪山だとかは、逆にストレスが溜まりました。
そして、せっかく用意されているエリアがシナリオ進行で最終的には行けなくなってしまうのが、ストーリー主導型ゆえの弱点だと思いました。
また、スキップトラベルでランドマークを転移できるのは助かるのですが、もっとピンポイントに移動したいと思ってしまう辺り、人間は欲深いですね。

複雑で壮大な物語

監獄塔(初回)までは、謎が散りばめられた物語に引き込まれたし、終盤の展開はなかなか衝撃的でした。
後半になるにつれて、イベントシーンが長くて携帯機プレイは結構辛かったので、Wii版で腰を据えて遊んだ方が評価が高かった可能性があります。

作業感が強いクエスト

私が早々に飽きてしまった原因の1つは、クエストです。
序盤は面白かったのですが、やらされることは、下記のパターンしかないのですよね。

  • フィールドでアイテムを集める
  • フィールドで特定の敵を倒す
  • 特定の人物と話す

特にアイテム集めの難易度が高く、延々エリアを走り回って拾ったり、ドロップ狙いで同じ敵を倒し続けたり、ということを繰り返させられました。私の運が低過ぎるのか、1つのクエストをクリアするために、1時間も同じ場所で同じ雑魚を倒し続けたこともあります。
それならクエストをやらなければ良いのですが、報酬が設定されていて、かつ地域とのキズナという要素もあると、やらないと損だと思ってしまったのでした。これは私のコレクター気質も悪く働いたと思います。
また、名前付きNPCが依頼者の場合は「サブイベント」的な内容になっているので、これがクエストを消化するモチベーションを生む反面、報告が不要な消化クエストと比べると面倒に感じるという、二律背反がありました。

仲間と一緒に戦う戦闘

技を繋げて仲間と連携するというところが、このゲームの特長だと思いました。
アクションRPGだと、コンボと言ったら基本的にはプレイヤー1人の技が連携することだと思いますが、このゲームは仲間に合わせて技を出していくことが重要なんですね。
戦闘中の会話なども含めて、皆と戦っている感が強かったのは良かったと思います。
ただ、7人も仲間がいるのに、3人しか戦闘に出せないのは勿体なかったですね。私は中盤に戦闘メンバーを固定化したことで戦術も一辺倒になり飽きてしまったのですが、操作キャラクターを変えると、立ち回りが変わってまた研究し直す楽しみがありました。
更に欲を言えば、戦闘戦後に抜刀と納刀を挟まず、宝箱を毎回開けずにオートで拾ってくれると良かったなと思います。あと、仲間の行動設計もしたかった……ということで、FF12の戦闘システムは偉大だと改めて思いました(笑)。

ストレスの溜まるインターフェース

率直に言って昨今のゲームとは思えないレベルです。特にアイテム関連は何度も嘆いた通り。
意図が分からない所持数制限、アイコンで表示されるため一見で把握できないアイテム一覧、アイテム整理のし難さ。この辺は誰もが引っ掛かる変な仕様だと思います。
そしてプレイの最後に強制的に引き継ぎアイテムを選ばされることになり、選択中にソート順を変えたら、指定していたアイテムが全解除された瞬間、苛立ちが頂点に達しました。
装備もやり難いと思っていたのですが、Wii版は全装備が一見できて良かったようですね。

そういえば、装備が見た目に反映される仕様も、衣装センスによっては止めて欲しいものなんだなと思いました。頭装備はギャグかと疑うものが多かったです。
結局、初期装備が一番良かったのでは……。

なお、どこでもセーブなど、携帯ゲーム機との相性は良さそうに見える本作ですが、このボリュームは据え置きで遊ぶべきです。
私は3DSを買うタイミングが欲しかったので、New3DS版で遊びましたが、恐らくWii版で遊んでいれば、5割増評価だったと思われます。勿体ないことをしました。

TVアニメ「アルスラーン戦記」21話「別れの詩」
http://www.arslan.jp

エンドカードは中村光先生。
立川の安アパートに住んでるダリューンとナルサス。一瞬で笑いを取っていくスタイルがさすがです。

今週も微妙にオリジナル展開。先週のオリジナル展開は良かったのに、また株が下がりました。このまま、残りの話もオリジナル展開で一気に王都奪還しそうな気がして震えています。

ギーヴ離脱は、なぜか殿下も了承済みの小芝居仕立てになっていました。
完全な茶番だったので、1人だけ台本を貰っていないらしいキシュワードが可哀想になりました。殿下も、この策に唯々諾々と従ってしまう辺り、ナルサスの傀儡化しているように見えて残念です。視聴者には直ぐネタバラししても、諸侯からは、王都陥落時からの従者を冷酷に切り捨てたように見えるだろうし、一度そういう姿勢を見せた殿下が別の機会に本来の優しさを見せても、不審に思わないでしょうか。
そもそもギーヴは煽るセリフとは言え、全体的に正論を述べていたので、アルスラーンが一方的に追放を命ずるのは変だったのでは。ザヴァーラントとイスファーンの方が「追放までは求めていなかった」とたじろいで見えました。
ファランギースに、ギーヴを憎からず想っていそうな雰囲気が追加されていたのは、なかなか面白い演出だと感じたのですけれど……。

で、そうまでして引き入れたザヴァーラントとイスファーンが、早速無能描写されてガッカリです。
まぁ、たまにはパルス軍もやられてあげないと、ナルサスが軍略無双するだけの展開になるから仕方ないのかな。

ちなみに、クバードに関してザンデが要らぬ手を回してしまいましたが、先々週に引き続き、彼は銀仮面卿の部下が増えるのを阻止しようとしているように見えました(苦笑)。

ミレニアム三井ガーデンホテル東京の地下一階「ALL DAY DINING NiKO GINZA」でランチブッフェをいただきました。
http://niko-ginza.jp

地下ですが、吹き抜けの一階ロビーから太陽光が差し込むので、閉塞感はありません。
店内は手狭ですが、無理に客を詰め込んでいないので隣席との距離感は適度。
また、ランチタイム以外の時間制限はなく、ブッフェといってもゆっくり食事を楽しめます。

意外にも、寿司、蕎麦、天麩羅、田楽等々の和食メニューが充実していました。そのため、ブッフェで満足しているのに、ヘルシーな印象が残りました。
ガッツリした肉料理などではなく、前菜風料理が色々ある、という作りだったのも、個人的に好印象。
なにより、どの料理も美味しく、良かったです。
けれど、残念ながら保温状態が悪かったので減点でした。見た目(照明)では暖かそうに見えたメニューも悉くぬるいか冷めていました。ホテルにしてはコンパクトなブッフェなので、回転を早く見積もっているのかもしれませんが、最初から最後まで良い状態の料理を頂きたかったです。

余談ですが、ロビー階の御手洗いも、ホテルの格が下がると感じるビル感丸出しの造りで、これまたちょっと詰めが甘いかな、と思いました。
コストパフォーマンスは良いと感じたので、惜しいですね。

「日本ダービー」ゲットだぜ!
ということで、最後の固有ビジュアル馬らしきロボタイプを使って、ダービーを制覇しました。
まだ獲得できていないタイトルもあるのですが、世代を重ねて強化しなくても、巧くプレイできればダービーを勝てるんだなと驚きました。
未獲得タイトルは、「宝塚記念」と「キングスゲート」です。宝塚記念はいつもベストな走りをしても負けるので、世代を重ねないと太刀打ちできないのだろうと思っていますが、キングスゲートという試合は一度も走ったことがないですね。どうやって挑むのか謎です。

遂に牧場が引退馬で一杯になってしまい、馬を手放さないといけなくなりました。
まず手放したのは、エアロリーゼント。この馬のご機嫌管理は、ソリティアで頻繁にポカをする私には難し過ぎたため、たぶん繁殖に使うこともないでしょう。
ときおオーナーは、結構良い奴なので使ってあげたいのですけれど、ままならないものです。
その後は、二世馬のキングアポロンを手放しました。成長しきれなくて弱かったので、親の方が強い馬だったのですよね。
逆に、二世馬のネコニネンブツの方が優秀だったので、同種のマタタビダッシュも手放しました。
寂しいけれど、新しい馬が生まれてくるのも楽しみです。

3DSの人気RPG「妖怪ウォッチ」体験版を遊んでみました。
http://www.youkai-watch.jp

「妖怪ウォッチ3」が開発中で、その他シリーズ展開が広がっているというのに、今更、初代「妖怪ウォッチ」です。
非常に大きな作品に成長したので、勿論名前は知っていました。とはいえ「ポケモン」を妖怪に置き換えたゲームで、子供に人気(一部の親世代からは「妖怪のせい」と言い訳するので困るという評も聞く)という程度の認識でした。
実際に触ってみると、予想していたより良くできたゲームだと思いました。

体験版は、3匹の妖怪を倒した後、妖怪ドンヨリーヌとの因縁ができて本編へ続くという、体験版専用のストーリー。システム面に関しては、妖怪の捕獲と戦闘を体験するという点にほぼ特化しています。
この中で、私が楽しいと思ったのは、妖怪レーダーを見つつ街を歩き回るという、妖怪の捕獲です。木の影や車の下など、気になる箇所を拡大して見ていくのが、宝探しをしているようなワクワク感をもたらしてくれました。
ビジュアル的にはイマイチだと思っていた妖怪たちも、実際に画面の中で見るとなんだか可愛く見えます。
一方、戦闘は忙しなくて疲れました。行動はオートですが、プレイヤーがすることが非常に多いのですね。お祓いや、必殺技発動のためのミニゲームを常にしている感じ。何度も戦っていると、正直面倒に感じました。

雰囲気はとてもよくできていて、子供に好かれそうな要素を巧く詰め込んでいます。そういう意味では完全に子供向けのゲームだけれど、子供騙しと言っては失礼だなと思いました。