• 2009年09月登録記事

090928.jpg

PS3でパティがパーティ加入した結果、船の操縦士トクナガが解雇されたと聞きました。
XBOX360版では、パーティと一緒に吹き飛ばされたりしたユーリ一行の旅の影の功労者だったのに、不憫な扱いになってしまったようなので、ここはトクナガが忘れ去られない為に一肌脱ごう、と言う訳で、ヴェスペディア用イラストを描いてます。

初見だとアフロにばかり目がいきますが、絵に起こす段階でピアスとネックレス、アンクレットを付けてる、意外なお洒落さんだった事が判明しました。
しかし、この髪とサンダルの色だと、掲載用背景色に埋没しちゃうんですけれど、どうしたら良いですかね?
ヴェスペディアの線なし絵は、TOVグラフィックの雰囲気を出そうとして選択した方法でしたが、ちょっと短慮だったかも。

──想像することが難しい。
これは向こう側の世界と自分の間に出来た壁だったのか、と得心し、同時に放心しました。

もう何ヶ月も、小説用のテキストファイルを開いても文章が出て来ないし、ネタ出しをしようと思っても、キャラクターが動き出してくれません。
二次創作だから駄目なのかと考え、オリジナル作品「AKC」に意識を向けてみても、ほぼ同じ事でした。
プロットの出来上がっているお話は、ちゃんとその姿や声を聞く事が出来るけれど、それは既に録画されたVHSを何度も巻き戻して観ているような印象で、向こうの世界を覗く感覚とは別のものなのです。
これまでは、どんなに物書きの神様に見放されている時でも、向こう側の世界でどんな出来事が起こっているか想像する事は出来たのに、今の私は、何時からどうしてこんな状態になっていたのかもよく分からないのです。

向こう側と繋がれないことで、気持ちは凄く辛い。
けれど、小説で日々の糧を得ているわけでないので生活は困らないし、実際の仕事は充実しているし、とすると向こう側の世界って自分にとってなんだったんだろう?
もしかすると、向こう側の彼等が、関係を一度見つめ直して、付き合い方を考えろと言って来ているのかもしれない。
今は、そう思いたい、そして良く考えたいです。

葉鳥ビスコ作「桜蘭高校ホスト部 15」

まさか、環にもっと上の「お馬鹿モード」が存在するとは……!
トラウマ克服なんて次元は遥かに超えていて、肩透かしされたような、安心したような不思議な気分です。
久々に笑いどころ満載で楽しい巻でした。

この状態で、と言う事に驚きましたが3年生は卒業するんですね。
モリ先輩主役で次回に続く、なんて話は初めてじゃないでしょうか。ハニー先輩が「ブラック」さを隠さなくなったことに、ちょっと怯えてます。モリ先輩の依存心が異常なので、個人的には学部くらい別にした方が良いと思うけど、どういうオチを付けるのかな?
で、本当にモリ先輩が卒業したら購買意欲が減少するのですが、大丈夫でしょうか……。

ヴェスペリア部屋の検索機能が、ヴェスペディアのインデックス(全文検索ページ)以外からは正常に動作していなかった事が判明しました。
誠に申し訳ありません。
取り急ぎ、ヴェスペリア部屋トップと「あ行」の単語ページは修正しました。この後、25日中に全ページ修正予定です。

それにしても、改装してから今日まで、このミスをどなたからも指摘されなかったと言う点が悲しいです。

皆川亮二作・漫画「ARMS」全22巻読了。

最終巻は、ちょっと顛末が見え過ぎていてダレたかな?と思いますが、主人公たちの成長物語としては面白く読了しました。
唯一残念なこととして、カツミが魅力的だと思えませんでした。特に、序盤のやりとりでは涼とそこまで気持ちが通じ合ってるように見えなかったので、キーキャラクターには役者不足だったと感じます。
覚醒編の鐙沢村では思い切った展開だなぁと思ったけれど、生存確認してからは、絶対死なないだろうと認識してしまったので、ハラハラ感がなかったのが原因でしょうか。
それを言い出すと、主人公が最強設定なのでどんなに追い込まれても「最後は勝つ」のが見えていたのですが(※)。

主人公が圧倒的な戦闘能力を持っている巻き込まれ型と言う点から、なんとなく「トライガン」を思い出すこともありましたが、より少年漫画の味が強いでしょうか。
私がそう感じた要素は二点あります。
ひとつは、戦うごとに仲間が増えること。
もうひとつは、戦う相手は常に「前回苦戦した敵は、完成品である自分達を生み出すための実験作」と言うスタンスでインフレが続く仕様。
それに、戦闘に参加する仲間キャラほど死なないので(協力者や保護対象はかなり死んだけど)、描写が凄い反面、戦闘の印象はそこまで凄惨になりませんでした。

一般人代表みたいだった巴武士が、実は一番凄いキャラだと思います。
最初から武術や戦術を叩き込まれてる涼や隼人はともかく、普通に暮らしていた武士が、意志一つで成長してますよね。しかも性格が優しいと言うプラス要素付き。展開上、アリスを連れ出した功績も凄い、と非の打ち用がありません。
アルも好きなのですが、エグリゴリ時代の悪事をジェフに押し付けて、いいところ獲りした感は否めないです。最初から主人公寄りだったユーゴーやバイオレットと違い、仲間になるとは思ってなかったので、余計にそう感じます。
主人公の両親が最高に強くて、しかも最後まで死なないのは驚きました。

ところで、コウ・カルナギは救済されたけれど、ユーゴーとテレパシスト対決した女性の方は、あのまま使い捨てだったんですね。

※主人公が勝つのは当たり前なのですが、それが最初から明確だと戦闘シーンが冗長になってしまいますよね。
最初の隼人・アル戦までは、ジャバウォックが最強設定と分かっていなかったので、戦闘に緊張感があったのですが。