• 2013年12月登録記事

2013年もあと5時間ほどになりました。
今年1年、こんな好き勝手しているサイトに足をお運びくださった皆さま、誠にありがとうございました。

今年は、シンフォニア10周年という節目の年でありながら、なにも更新できなかったのが心残りです……。書く気はあるので、のんびりしつつも、形にすることを諦めないようにしようと思います。
本館(AKC)の方も、脳内設定ばかり深まっていましたが、行動シミュレーションで遊びつつ発散できたので、気持ちは少しスッキリしています。

それでは、皆さま、よい年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。

2013年ゲームの総決算です。
今年遊んだゲームは下記の通りでした(再プレイ含む)。

PSP
  • GOD EATER BURST
  • ペルソナ2罪
  • ペルソナ2罰
ゲームアーカイブス
  • 風のクロノア(再)
  • がんばれ森川君2号(未クリア)
  • だんじょん商店会 〜伝説の剣はじめました〜(未クリア)
  • フェイバリットディア -円環の物語-
  • フェイバリットディア -純白の預言者-
  • プリズマティカリゼーション
  • ポポロクロイス物語
  • ルナティックドーン オデッセイ
PSP体験版
  • 俺に働けって言われても 乙
  • グングニル -魔槍の軍神と英雄戦争-
  • GOD EATER BURST
  • GOD EATER2
  • セカンドノベル
  • ダンジョントラベラーズ2
  • 討鬼伝
  • PHANTASY STAR PORTABLE2 INFINITY
  • FRONTIER GATE Boost+
  • 密室のサクリファイス

以上、再プレイが1本、新規プレイが10本、体験版10本という内訳です。
※クロノアはPS版(+PS2版)プレイ済のため、再プレイ作品として計算します。

今年一番遊んだゲームは「GOD EATER BURST」でした。およそ250時間。
「作業ゲーム」なのですが、これだけ時間を費やしたと言うことは、一番楽しんだという称号を与えても良いのかな、と思っていました……12月下旬までは。
それを覆したのは「だんじょん商店会 〜伝説の剣はじめました〜」です。
確かにゲームバランスは悪いし、オリジナリティに溢れた作品でもないのですが、今のところ満足度が非常に高いです。
しかし、年内にクリアしていないため、今年の評価はまだ早いですかね。
そう考えると、やはり2013年の一本は「GOD EATER BURST」でしょう。

その他にも、名作・奇作と言われる作品にはやはり理由があるのだと感じた一年でした。
勿論、良い方は「ポポロクロイス物語」、悪い方は「プリズマティカリゼーション」ですよ!(といっても両方好きです)

「だんじょん商店会」が途中ですし、他にも購入済みゲームがありますので、来年は今年積んだゲームを崩していくところから始まると思います。

2013年観劇の総決算です。

芝居・ミュージカル
  • 「音のいない世界で」
  • StudioLife「11人いる!」
  • 「テイキングサイド」
  • 「シレンシオ」
  • 「巴御前 女武者伝説」
  • 「ムサシ」ロンドン・NYバージョン
宝塚歌劇
  • 花組「オーシャンズ11」
  • 宙組「モンテ・クリスト伯/Amour de 99!!」
  • 月組「ルパン/Fantastic Energy!」
  • 花組「愛と革命の詩/Mr. Swing!」
  • 月組「THE MERRY WIDOW」
  • 月組「月雲の皇子」
その他
  • バレエ「ジゼル」
  • 日本BGMフィルコンサート「Beyond the GameMusic」

以上、14作品14回。複数回観た作品はありません。脱出ゲームは省略しました。
観劇回数はガクンと減りました。去年の半分です。宝塚率も下がっているので、来年はカテゴリを分けなくても良いかもしれませんね。

最も満足・感動した作品は、宝塚月組「THE MERRY WIDOW」です。
良かった作品には「11人いる!」「オーシャンズ11」「月雲の皇子」もありましたが、私の三大評価ポイント「自分が複数回観たい」「誰かに観せたくなる」「観劇後の気分が良い」という要素をすべて満たしていることから、本作にいたしました。
あまりに良かったので、二期会の「メリー・ウィドウ」CDも聴いてみたところ、かなりオペレッタに忠実だったことに驚きました(こちらの視聴感想は、機会があれば別途記載します)。それでいて、ちゃんとダニロ主演で成立していたのは宝塚化として成功。じゃがいも云々はオリジナル要素だったんですね。

駄作賞は「Amour de 99!!」でしょうか。観劇後の残念感は芝居とショーのどちらに起因するものか考えたときに、ショーの責任の方が大きいと思いました。
観終わって一番腹が立ったのは「巴御前 女武者伝説」。久し振りに辛口感想を書いてしまいました。
一番疲れたのは「テイキングサイド」。役者同士が抜き身の刃でぶつかり合うような作品は、観る方も体力を使い果たします。
そして一番辛かったのは、インフルエンザ感染のため「ロックオペラ モーツァルト」観劇を断念したことです。

来演の予定で決まっているのは、今のところ下記の通り。
2月 宝塚雪組「Shall we ダンス?」
3月 宝塚星組「眠らない男・ナポレオン」
   ミュージカル「ダディ ロング レッグス」
5月 帝劇「レディ・ベス」
なかなかチケットが確保できず、希望通りの観劇予定を組めませんが、来年は楽しく観劇できる作品が多いと良いなと期待しています。

須賀しのぶ著「帝冠の恋」

【あらすじ】
オーストリア帝国の大公に嫁いだ王女ゾフィーは、凡庸な夫と帝国の体質に苦しめられ、次第にナポレオンの血を引く義理の甥フランツに惹かれていく。ゾフィーは愛故に恋心を押し殺し、フランツを帝国から解放しようと画策するが――

主人公のバイエルン王女ゾフィーとは、ミュージカル「エリザベート」で鬼姑として描かれるゾフィー皇后のこと。政治的に手腕を持った権力者であり、激しい恋をするけれど身は滅ぼさないクレバーな女性として描かれています。
元々、私は「エリザベート」の登場人物でもゾフィー皇后が好きだという加算点もありますが、お話のテンポは良いし、歴史物に欠かせない背景説明も分かりやすく、どのキャラクターも単純な善悪ではない魅力があり、大変面白かったです。
個人的には、肝であるフランツとの恋愛より、政治話や、愚鈍を自覚している夫カールと歩み寄るシーンや、リヒテンシュタイン=エステルハーツィ伯爵夫人との友情などに魅力を感じました。

エピソーグは、フランツ・ヨーゼフがエリザベートを見初めるエピソード。ゾフィーは若い2人に昔の自分たちを重ね、彼らに帝国の将来を賭けてみようと決意します。
歴史を知らない人が読めば未来へ希望が託されたように見えるし、知っている人であれば皮肉な終わりかたなのですが、メッテルニヒ宰相が時代遅れになって切り捨てられたように、歴史は繰り返していくわけですね。

池袋のお好み・もんじゃ焼き「Na味」
http://r.gnavi.co.jp/gceu300/

椎名町に、このお店から暖簾分けされた「もん字」というお好み焼き店があります。そちらで本家が「Na味」と伺ったので、来店してみました。
「もん字」はすべて店側が焼いてくれるスタイルですが、「Na味」は客が自分で焼くスタイル。
元の配合が良いのか、自分で焼いた場合も、自宅で作るよりふわふわして美味しかったです。しかし、お店の方に焼いて頂いた方が確実に美味。わざわざ外食でお好み焼きを食べるのですから、価格は技術料込みと考えてお願いする方がオススメです。

升に日本酒グラスを入れて皿とした凝った御通しや、割箸までロゴが焼き付けてある点から、美意識の高いお店かと思いきや、なぜか、ルイヴィトン柄の皮を貼り付けた衝立があるなど、良くも悪くも面白いお店です。
例えば、メニュー表に「人気メニュー」のランキングやマークがあるのは珍しくないけれど、「不人気メニュー」が載っているのは初めて見ました。付記されている理由も面白く、逆に、不人気な方を選びたくなったりします。
土地柄か、店内は雑然として騒がしい雰囲気(地上階は多少落ち着いています)。
気取らない仲間とワイワイ楽しむタイプのお店かな、と思いました。
ただ、そう考えると残念なのは、鉄板が小さいことです。色々頼んでも、1品ずつしか焼けないのでした。