• 2009年12月登録記事

一年が終わる頃、行商は山の向こう、海の彼方からやってくる。


今年も残すところ数時間となりました。
掃除とおせちの準備が一通り終わった時点で、熱っぽいのでダウン中の麻生です。
今年は更新が全然出来なかったので、TOSで年越しSSとか考えていたのですが、ネタがまとまらなくて、冒頭の1文だけで挫折しました。
考えていたのはイセリアの子供達が、正月を迎えるための新しい下着を買ってもらう恒例行事のお話でした。

今年もサイト&ブログに足をお運び下さり、皆さまありがとうございました。
《天の響》は今年も来年も割と明快で、引き続きTOSを愛でて行きたいなと思っています。特に、来年はテセアラ編OVAが出ることですし、鑑賞会で皆さまに胸を張れるように、少しは更新しておきたいなぁと。
《AKC》(オリジナル)の方は、遂に丸1年何も動かさずに終わってしまいました……。向こう側が見えない事に苦しみましたが、キャラの事は以前より深く考えてあげられているような気がします。
サーチや同盟関係は、引き続き真面目に管理していきたいと思います。

それでは、皆さま、よいお年を。

前回の重さが嘘のように「にやにやイベント」が多くて困りました。
現在地:ストラタ岩石砂漠(セイブル・イゾレ手前)

ラントに行くまでに寄り道して1時間。デュアライズと称号、そして依頼のせいでなかなか先に進みません。
現在戦闘メンバーはアスベル・ソフィ・教官・パスカルと言う面子なんですが、シェリアの方が回復要員としては優秀みたいですね。育てるべきか、悩み中。
そう言えば、ようやく秘奥義を習得しました。これまでなかなかB技が増えなかったのですが、物語進行で手に入れる称号をあまり装備してなかった為だと判明。パスカルはサブイベントで奥義習得するパターンのようですね。この世界に精霊契約があるとは予想外でした。

帰れなくなる事を懸念し、わざと寄り道しまくっていたので、攻め込まれたのは当然のような気もしますが、王子はなぜ一人で最前線に登場するのでしょうか。
まぁ、騎士学校にお忍びした挙げ句、ラントまで行っちゃう行動力の人だから仕方ないか。
ヒューバートはストラタでの人間関係が大変そうなのは、可哀想だなと思います。これが自由意志による亡命者だったりすれば自分の決断だけれど、子供のヒューバートが自分で選んだ道ではないのに。
でもこの世界の人って基本的には、リチャードの発言や変貌、ソフィの謎の光と爆発など些細な事(笑)は気にしない大らかな人たちですよね。それだけに、バリーの態度が変わったことだけ哀しかったです。
副官は、オズウェルと顔ポリゴンが一緒だと思っていたら、血縁者だったんですね。しかし関連イベントがあれだけとは逆に驚きでした。もっとヒューバートの失墜を狙って画策するキャラだと想像していたのに、小物過ぎる!

さて、冒頭の「にやにや」は色々ありましたが、最も喜ばしいのはシェリアがツンデレに戻ったことですね。
唐突感があったり、独り言が大き過ぎるとか、袋詰めで運ばれた筈のシェリアの持ち物が道に落ちてる謎など、突っ込みどころは多いのですが、シェリアが可愛いので全部許します。「子は鎹」な三人の関係も良い。
幼年期の段階ではソフィが完全ヒロインかと思いましたが、青年期を観てると、アスベルの恋人としてのヒロインはシェリアで、物語のヒロインはソフィと言うことなのかなぁ。
と言うか、ソフィはむしろヒーローっぽいですけどね。
特に記憶を取り戻したソフィには、ちょっとお姉さんっぽい雰囲気を感じます。再会のし直しは良いですね。

それにしても、ストラタはイメージと全然違う国だったので驚きました。
暑い国と言うのは幼年期に聞いていたので、それは一応覚悟していたのですが、砂漠の民主国家だったとは聞いてませんよ。しかもオズウェルは政商だったんですね。
で、召還命令に対して別人が行って、弁解と言うのは通るのでしょうか? 逆効果のような気もします。
あ、お守りは勿論、中に何か入ってるのが伏線ですよね?

デールは、王子の「中の人」に気付いてると思っていたのですが、そうではなかったようですね。今後もあくまで王子に忠誠を尽くすのか、ここから立ち位置を変えるのか。
王子のマントが凄く空気を読んで綺麗に靡くのが毎回お気に入りです。

ゲームで振り返ったら、舞台でも振り返るべきだろう、と言う事で2009年観劇の総決算です。

1月 雪組「カラマーゾフの兄弟」
2月 花組「太王四神記」/2回目
3月 宙組「逆転裁判」
8月 宙組「大江山花伝/Apasionado!! II」×2回
8月 星組「太王四神記 ver.II」
9月 宙組「逆転裁判2」
11月 花組「外伝ベルサイユのばら/EXCITER!!」
11月 宙組「カサブランカ」
12月 タカラヅカスペシャル2009(中継)

以上、9作品11回。
年中チケット取りで四苦八苦してた気がするのに、あまり観てませんね。
ただ、回数は去年とほぼ同じなのに、今年はすべてが宝塚歌劇団(去年は5回)と言う内訳であることに頭を抱えました。
一応、DVDで劇団☆新感線や大人計画などを観ていますが、DVDは観劇回数として含めたくないので。
予定が狂った原因は勿論、青天の霹靂・大空祐飛の宙組トップスター就任です。初めての遠征で、飛行機も新幹線も乗ったよ!
追っ掛けに心血注いだ為に、観たい気持ちは持ちつつ逃した舞台が数多いですが、その中でも月組をまったく観なかったのは、つくづく残念でした。

一年振り返ってみると……
最優秀作品賞「カラマーゾフの兄弟」、演出賞&最萌賞「太王四神記」、新人賞「逆転裁判」と言う感じでしょうか。
最萌賞とか恥ずかしい名前を付けちゃいましたが、「太王四神記」に対してはこう言わざるを得ないでしょう。公演SSを「偽りの親友」「王母の呪い」「王を求む」「愛を知らぬ子」「長い春の果てに」と5作も書きましたからね。DVDでも延々語ってましたし、一時期本当にここは何ブログだか良く分からない状態になってました。
小劇場ですが「カラマーゾフの兄弟」はエンターテイメント性、物語性、音楽、キャストの嵌まり方と素晴らしく私好みの内容でした。「逆転裁判」は、粗も感じましたが、CAPCOM・宝塚双方の愛を感じて楽しかった、コラボ物のハシリとして契機になる作品。
キャストは、皆頑張っていて素晴らしいのですが、トップ関係だと星組・柚希礼音の主演としての安定感と、花組・桜乃彩音の成長に驚きました。大空祐飛は、ホゲ様で助演男役賞ってところでお願いします。
インフルエンザでの休演騒ぎ、思い掛けない大御所の退団発表など、年の瀬に迫るほど色々重たい出来事がありましたが、演じる側も見る側も楽しく舞台を共有したいですね。

来年は、宙組中心に観る事が確定しているので、スケジュール的に気持ちの余裕があります。来年の予定で決まっているのは、今のところ下記の通り。

1月 宝塚宙組東京公演「カサブランカ」×5回
3月 宝塚宙組ドラマシティ公演「シャングリラ」
   パルコ劇場「変身」
4月 宝塚宙組青年館公演「シャングリラ」
5月 宝塚花組東京公演「虞美人」
7月 宝塚宙組東京公演(演目不明)

2月は星組の「ハプスブルグの宝剣」が気になるのですが、1月の回数が突出しているのと、3月遠征に備えて自粛です。
……3月、初日(平日)のチケット取っちゃったんですよ。遠征の上に、休みが必要って大丈夫なのかな? 一応、午後半休に抑えて、その日のうちに行って観て帰って来ると言う計画を立てています。

紅白歌合戦の視聴率が落ち、興味を引かなくなったのは、「歌」が日本人共通の話題でなくなってしまったためだと思います。
誰でも知ってる今年流行った歌、が果たして何曲あるのか……
つまり趣味が細分化した今、一年を振り返るには歌だけでなく、その人にとって印象深いものを取り上げるべきなのです!
と偉そうなことをぶちまけ、一年総決算としてゲームを語る前振りにしたいと思います。

麻生自身が今年遊んだゲームは、日誌を遡ると下記の通りでした(再プレイ含む)。

  • BASTARD!! 虚ろなる神々の器
  • アイドルマスター
  • 大神(PS2)
  • ヴィーナス&ブレイブス
  • キングダムハーツ(無印)
  • テイルズオブグレイセス

今年販売のゲームはグレイセスだけですが、タイトル数だけで言えば思ったより遊んでいたんだなと驚いています。また、大神やKHが隠し要素解放してなかったり、アイマスが中途半端だったりと、今年はコンプに拘らないプレイだったなと思います。
現在はグレイセスを楽しく遊んでいる最中で、最後に良い新作に巡り会えたのは嬉しい事です。

個人的なことでなくもっと全体に目を向けると、2009年ゲーム市場で大きな出来事と言えば、スクエニ合併以来、初のDQ・FFが同一年度に販売されたことかと思います。
それだけ状況が悪いのだな、と勤務会社の売上日報以上に身近く日本の不況を感じるのもゲーマーの醍醐味ですね。
ゲーム音楽では、VIDEO GAMES LIVEの来日公演がありましたね。聞きに行かなかったのは勿体なかったな。
そしてテイルズファンとしては、TOV@PS3、TOG@Wiiと据え置き2作、レディアントマイソロジー2@PSP、バーサス@PSPと携帯機2作、相変わらずの乱発具合で(苦笑)、皆さまお疲れ様でした。

本日のプレイ中、ボス戦でバグと思われる現象に遭遇し、リセットしました。
状態としては、戦闘エリア境界線上に落ちる形でアスベル(1P)が戦闘不能。ボスは棒立ちになり、仲間キャラはその周りを延々サイドステップで周回し続けると言うシュールな図。オートの仲間キャラに指示を出してもアクションは行われませんでした。が、試しにソフィ(2P)をセミオートにしたところ、動きが止まったので、コントローラがあればそのまま仲間のアクションを正常に戻せたかもしれません。
ボスが攻撃して来なかったのは、ダウンから復帰した敵が動かなくなると言うバグ報告があるようなので、それが発生したのかなぁと思います。
バグの問題さえなければ、面白いゲームなのになぁ。

現在地:マリク本格加入

図らずも、青年リチャードの加入期間分のプレイ内容となった予感があります。
フラグとか言ってる段階でなく「何かを飼っている」感が再会直後から漂っていましたが、進めていく内に完全に手遅れになってしまいましたね。
橋の頃には、このまま二重人格的な変貌になるのかと思いきや、かなり完全にスイッチ入ってしまいましたね。
外見からミトス→ユグドラシルと言ってましたが、アスベルとの関係性も加味すると「オウガバトル64」な気もしてきました。
でも、オウガ64は主人公が離れてる間の出来事でしたからね。変貌を側で見守る過程は辛いものがあります。
一応アスベルにも苦言を呈すと、他に縋る物がないからリチャードを信じて自分の存在を確かにしたいと言う気持ちが見えるのですが、境遇が余りに急変したから、仕方ないかなと。
リチャードの離脱を警戒して、共有の装備品は1ランク下の物に変えておいたんですが、このまま永久離脱だったなら、全部剥がすべきだったかな……
それにしても、開発陣から見て、王子はネタキャラとしてこういう役回りなのか、真面目にやってこの結果なのか、非常に気になります。相変わらず演出がシュールな時があるのが問題かな。

パスカルが加入して、一気に明るくなった反面、アスベルやシェリアが子供時代から見て随分落ち着いてしまったことがよく分かりました。
(年齢設定はパスカルの方が上みたいですが、シェリアの方がお姉さんキャラだし)
もっとウザキャラかなと警戒していましたが、悪気がない子なのは初登場で直ぐ感じられたし、なにより声が可愛いので、結構好きです。

人型のボス戦があったので、その辺色々。
まずマリク教官は、鬼強かったです。
一回成す術無く負けてリトライ。二度目はソフィがちゃんと回復してくれるように作戦を立てて何とか突破しました。
ヴィクトリア教官は、敵シンボルでカウンターしてからイベントと言う新しいタイプの演出を開拓しましたね。遠目で想像していたよりムッチリした顔立ちでしたが、好きです。早くも全身カットインの秘奥義まで出て来て、この一戦は盛り上がりました。
セルディクは、造形に王子との血縁が感じられて、これだけの出番にしては作り込んであるキャラだなぁと感心しました。前述のバグで一度リセットを余儀なくされたのはここでしたが、戦い自体は、直前に空中受身を習得した御陰で無事倒せました。

デール公は、予想外にあっさり味方してくれましたが、ポリゴンが若干悪人風ですよね。
リチャードが狂王になるのは最早確実と思われますが、その時彼はどういう役回りになるのでしょうか。
王城は地下の段階で最初廃墟か?と思いましたが、ちゃんと城で安心しました。でも抜け道の例の事件の場所は、幼リチャードが倒れていた所が扉かと思いきや、ただのオブジェ? なんだか、7年前の魔物に似たモチーフが気になりました。封印場所だったとか、そういうこと?

取り敢えず、そろそろ次の問題解決でヒューバート加入なのかなと、期待しつつラントに急行したいと思います。