• 2017年登録記事

今年も最後の一日がやってきました。
年通して訪問してくださった方も、今日たまたまお越しくださった方も、誠にありがとうございました。

今年のサイト更新は、0回でした。
回数だけ見るとガックリですが、11月に、急に思い付いた日誌SSをその日のうちに一本仕上げられたことで、「やる気になれば書けるじゃないか!」という希望が湧いてきました。また、執筆時間が限られている今、書く原動力として「自分が書かなくてはいけない」という思い込みが必要だな、と感じています。

大変ありがたいことに、「天の響」は今でも時々「面白かった」ボタンの反応をいただけています。

天の響

10数年前に発売されたゲームの個人ファンサイトに、いまでも足を運んでくださる方がいらっしゃるという事実に、嬉しくなると同時に、シンフォニアは愛されているなと思います。
そして、公式のノベライズがありながら、ゲーム本編を描く長編を始めた以上、やはり続きを書くのが自分のしなければならないことだろう、とも思います。 しかしそれが苦痛では続かないので、楽しく書いていた気持ちを取り戻すところから始めたいなと思います。

あとオリジナルの方もですね、ずっと私の頭の中にはいるのですが……。

AKC

アウトプットする優先度が低くなっていて申し訳ありません。
なんにせよ、自分自身も皆様にも、楽しい新年が来ますように祈っております。

今年遊んだゲームは、下記のとおりでした(ハード別)。

PS4

  • FINAL FANTASY15(前年から継続)
     EPISODEグラディオラス
     戦友
     EPISODEイグニス
  • 不思議の幻想郷 TOD RELOADED
  • スターオーシャン5 - Integrity and Faithlessness-
  • FINAL FANTASY12 THE ZODIAC AGE
  • ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて

3DS

  • サバクのネズミ団!
  • ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島
  • スバラシティ
  • ソリティ馬(前年から継続)

PSP

  • ヴィーナス&ブレイブス 〜魔女と女神と滅びの予言〜

PSゲームアーカイブス

  • エピカ・ステラ
  • ときめきメモリアル2
  • 幻想水滸伝I&II
  • ブリガンダイン グランドエディション
  • FINAL FANTASY TACTICS

以上、15本(+DLC)でした。
それと、友人の所有物なので数に入れませんでしたが、Nintendo Switch「1-2-Switch」にも触れています。

今年の一本は……やはり、「ドラクエ11」なのでしょうか?

ドラゴンクエスト11

少し歯切れが悪いのは、私はまだ「過ぎ去りし時を求めて」のサブタイトルが判明する以降のシナリオが腑に落ちておらず、遊んでいる最中の面白さに反して、最終的な評価は辛めで終わってしまったためです。
好みの問題なので、今年を代表するゲームソフトであることは間違いないと思っています。

純粋に自分の好みという意味では、断然「FF12 TZA」です。

FF12 TZA

PS2の時点でこんなゲームが存在した、という事実に改めて感嘆しました。元々面白いけれど、2倍速を搭載したことでサクサク遊べるように改良されたのが良かったです。そして、それ以外のシステム面は当時のままという、リマスターに徹したのも良かったと思います。
あとは有料DLCで構わないので、オリジナル版ライセンスボード配信を待っています。

個人的には、FF15→FF12→FFT→FF15戦友→イグニスと、DQ11を遊んだ期間を除くと、ずっと「FF YEAR」だった感じがします。

今年は、積んでいたシミュレーションRPGゲームを幾つか遊べたのも印象的。どれも面白かったです。
PS版以来のプレイとなる「ヴィーナス&ブレイブス」は、無人島に1本だけ持って行くならこれだと思いました。テイルズオブシリーズのゲストキャラクターも、遊んでみれば素直に受け入れられたので一安心。
ブリガンダイン」「FFT」は、奥深いシステムの超優良作。時間の吸い取り方が激しいので、老後用に決めました(笑)。

私は許容範囲が広いこともあって、ゲームで「ハズレ」を引くことはまずありません。今年も、思う存分遊べる時間がなかったという悔しさはあるものの、基本的には全て楽しく遊びました。
が、「スターオーシャン5」だけは、どう楽しんだらいいのか最後まで分かりませんでした……。

来年は、ひとまずニンテンドーeショップの「新春初売りセール」から開始。
体験版で手触りが良かった「ブレイブダンジョン」と、機会があれば買おうと思っていた懐ゲー「サラダの国のトマト姫」を購入予定です。
欲を言えば、年末の時点でセールして貰えると、実家で遊べて嬉しかったな、と思います。年末からセールされていれば「ドラクエ3」を購入したと思うけれど、持ち帰れないならPS4で買っても良いか、と揺れています。遊ぶ気軽さは断然3DSですが、スクリーンショットの存在は偉大です。

PSStoreの方も色々セールはあるので、Vita本体を買おうか悩んでいた要素の一つである「ロマサガ2」(PS4版)を買おうと思っています。
少し気になるのは、このセールでVitaソフトが大盤振る舞いされていること。PSP末期に似た雰囲気を感じるけれど、PSPが現役ハードの私としては、もう少し頑張って欲しいです。
今年「バリューパック」発売のタイミングでVita購入を前向きに検討したのですが、16GBでは足りないと判断して、購入しませんでした。本体を買う気はそれなりにある! でも決定打とタイミングがない! そんな感じです。

その他は、今のところ新作を購入する確実な予定がないので、引き続き積みゲーを崩す方針です。
とりあえず、初代「うたわれるもの」がPS4リマスターされてしまうので、その前にPSP版を遊ぼうかな。
来年も、楽しいゲーム生活を送りたいと思っています。

まだプレイ途中ですが、年越し前の一区切りとしてストーリークリアしました。

自分自身の翼で

空中要塞バハムートが起動したのは11月5日なので、帝都からラバナスタ付近までの移動に54日掛かった計算になります。
大きいだけに、超鈍足ですね(笑)。

バハムートとアレキサンダー

艦隊戦は、艦隊戦というだけでテンションが上がります。
そんな中、ヴァンがラーサーに成りすましてアーシェのバハムート突入を侯爵を納得させる下りが好きなんですが、改めて観ていると「共にヴェインと戦う」という嘘は、真実に転ぶんだなと思いました。

おふたりに賭けましょう

賭けたと思った相手はこの時点では偽物だけれど、そのあと、ラーサーはちゃんと期待に応えていたと思います。
ちなみに、喋り方がヴァンのままなので、

あの人は『オレ』じゃないよ

と一人称の間違いをパンネロに指摘されますが、英語だとどういう会話になるのかな。ちょっと気になります。

バハムート内では帝国兵が無限湧きするため、普通はESCAPE状態で走って振り切るのですが、せっかくなので、ゾディアークを召喚してみました。

ゾディアーク

……雑魚戦だけのつもりが、思ったより召喚時間が長く、ガブラス戦、ヴェイン戦、ヴェイン=ノウス戦の途中まで、バッシュとゾディアークだけで進んでしまいました。さすが、最強召喚獣。ドンアクされちゃってる野良犬ジャッジマスターなんかより、余程役に立ちます(笑)。
すべての召喚獣を従えているため、ラスボスの不滅なるものは強化されていたハズですが、あまりその強さは実感できませんでした。

昔は、戦闘前の問答における殿下の回答が腑に落ちず、ヴェインの「そんな女に国は背負えん」という憤りの方に共感しました。

自由でありたいだけ

しかし今回は同じ台詞でも、「復讐者」も「聖女」も、ダルマスカ国民以外が望むアーシェの姿であって、アーシェは自分(ダルマスカ)の望む姿のために生きる、という決意に受け取れました。時々で違う風に受け取れる、短いのに面白いやり取りだと思います。

主人公らしくないと評判のヴァンですが、このバハムート突入前後は割と真っ当に主人公らしい活躍をしています。ヴェインを追撃し、更に追って行くシーンは、特に格好いいと思います。

ヴァン

と言いつつ、私、このお話の主人公は殿下とバッシュだと思ってますけれどね(笑)。

バッシュとガブラス

FF12のスタッフロールはとても長い印象があったけれど、記憶より短かったです。
そして、実はHDリマスターの恩恵を最も感じることになったのが、このスタッフロールでした。

子アーシェ

吉田氏のイラストが、線の一本一本、背景までクッキリと見えます!
少し滲んでいるのも「味」だったけれど、綺麗に見えるとグッと情報量が増えて、すべてのイラストに更に愛着がわきました。

最後に「強くてニューゲーム」をするかの選択画面が表示。
しかし、ここで強くてニューゲームを選ぶと、問答無用でオープニングが始まる仕様は再考して欲しかったです。EDの余韻に浸る間もなく、オープニングでラスラ様の戦死を見届けてしまいましたよ。クリア時点のセーブという概念がオリジナル版にないと、こういう形式にするしかなかったのでしょうか。

そして、Lv.99ではなくLv.90なんですね。多少、成長の余地を残してあるのは面白いなと思います。

Lv.90レックス

セーブクリスタルまで一気に進み、慎重に別データでセーブして終了。このレックス、HP4128もあるので、腹を刺されたくらいでは倒れそうにありません(笑)。

「アイドルマスターSideM」の最終回(12月30日23:30放送)がまだ来ておりませんが、年内に観られるかわからないので、現時点までの視聴分感想です。

アイドルマスターSideM(10〜12話)

http://imas-sidem.com

High×Joker回と、これまで引っ張って来た桜庭先生の回(前後編)。
High×Jokerは、今回もグループメンバーとプロデューサーだけの内容でしたが、ライブシーンもあったしキャラクターの変化があって面白かったです。

それから、遂にシリアス展開となった桜庭先生の話は、先生の「理由(ワケ)」を、315プロダクションの他の仲間が知らないまま終わったことが良かったと思いました。人は、それぞれの事情を知らなければ協力できないわけではなく、お互い違う志を持っていても、同じ目標に向かう仲間として認め合えるんだ、というメッセージを受け取りました。
天道輝がリーダーらしい仕事をしていたのも、少し見直しました。仕事はバラエティ寄りで、「アイドル…?」と思ったけれど(笑)。

最終回も、楽しみにしています。

血界戦線&BEYOND(9〜12話)

http://kekkaisensen.com

ラストを飾った「妖眼幻視行」は人気エピソードだと聞いていたし、前後編で最終話に持ってくるくらいだから期待していたのですが、正直拍子抜けしました。

個々のエピソードは十分面白かったけれど、アニメとしての演出力、外連味などが、1期に比べると物足りなかったかもしれません。
血界戦線は原作を読んでいませんが、内藤先生の漫画は、緩急が激しい作りだと思います。そのため、テンポよく畳み掛ける箇所とタメる箇所、ギャグシーンとシリアスシーン、という具合にアニメももっと全体にメリハリが付いてる方が良かったのでは。
それと、全体的にアクションが格好良く見えなかった気がします。
ただ、こういうのは好みの問題だとも思うので、単に私が合わなかったと述べるのが健全でしょうか。

ボールルームへようこそ(22〜24話)

http://ballroom-official.jp

まだ続く原作はどちらに転んでも良いけれど、アニメ最終回は優勝して爽快に終わった方が良いと思っていたので、結末にホッとしました。
もっとも、終盤は心情的に釘宮組を応援してしまいました。

カップル感覚が噛み合わない期間、更に多々良が「動き過ぎる体」を持て余す期間が長く、視聴中はテンポが悪いと思ったけれど、終わってみればこういう配分だったのも仕方ないか、と思えました。
終盤、兵頭君と雫の存在感が薄れてしまったのは残念だったかな。
逆に、出番は極少でも仙石さんの存在感は最後まで強かったです。特に、タイミングを見計らった電話が良かったですね。多々良が勘違いしただけで、一応嘘は言っていないところが笑えました。あれは詐欺師のテクニック!(笑)

年の瀬の恒例記事、1年の観劇総決算です。
今年は総数が少ないのですが、一応ジャンル別に集計しました。

芝居・ミュージカル
  • ミュージカル落語まつり!3
  • LENINGRAD HOTEL
  • ACCA十三区監察課
宝塚歌劇
  • 月組「グランドホテル」「カルーセル輪舞曲」
  • 宙組「王妃の館 -Château de la Reine-」「VIVA! FESTA!」
  • 雪組「幕末太陽傳」「Dramatic “S”!」(+ラストデイ中継)
  • 月組「All for One 〜ダルタニアンと太陽王〜」2回
  • 宙組「神々の土地 〜ロマノフたちの黄昏〜」「クラシカル ビジュー」2回
コンサート
  • 新妻聖子コンサート

以上、9作品12回。
回数だけ見ると、ぴったり月1回ペース。実際は同じ演目を複数回観ているので、観劇した月としなかった月の落差が結構激しかったです。
全体的にチケットが取れなかった年でした。よく言えばお財布に優しかったですが、観たいものが観られなかったので寂しかったです。
チケットぴあが、「ぴあステージサービス」という年間の購入回数に応じたランク制を導入しましたが、申し込んだ抽選チケットを用意してくれればとっくにプラチナなんですよ!と言いたい(苦笑)。ぴあ以外で調達することが多いので、なかなかランクが上がりません。

今年は観劇数が少なかった分、内容は「当たり年」で、駄作はなかったです。
最も満足度が高かった公演は……悩み抜いて宙組「神々の土地」でしょうか。ただし、この評価は複数回観たことで深く作品世界に浸れたのと、大公女の自伝「最後のロシア大公女マーリヤ」を読んだという保管要素が大いに関与しています。

神々の土地

今年、1回観た段階でもっと観たい!チケットを買い足したい!と思ったのは月組「グランドホテル」でした。重厚さに圧倒されました。こちらを複数回観る機会があれば、また違う感想だったかもしれません。

グランドホテル

ちなみに、最も笑った公演は月組「All for One」なので、月組の振り幅が激しい一年でした。

強いて言うなら、ショー作品は弱かった気がします。
ショーの中で良かったと言えるのは「VIVA! FESTA!」のみ。そもそも、他のショーはほとんど場面が記憶に残っていません。「カルーセル輪舞曲」「Dramatic “S”!」は好みでなかったです。ただ、両者とも芝居がよかったので許容範囲でした。

宝塚以外では小さな箱にしか行けなかったけれど、「LENINGRAD HOTEL」「ACCA十三区監察課」とも、とても濃密で面白い舞台でした。

観たかったけれど、チケットが取れず断念したのは「ハイキュー!! 勝者と敗者」や、シスカンパニー「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」など。まあ、後者は最初から取れない予感がありました。
ホリプロ版「スカーレット・ピンパーネル」再演は、行くつもりだったけれど日程が合わずに見逃しました。

来年は、とりあえず1月の正月休み中に宝塚雪組「ひかりふる路」から観劇開始。続けてシアターコクーン「PLUTO」の予定です。
本当はもう一作品、観客の投票で判決が変わる法廷劇「TERROR テロ」も観たかったですが、同行予定者と日程調整している内に土日チケットがなくなってしまいました。でも、1か月に3作品は見過ぎかな、と思うので諦めます。
2月は話題作・宝塚花組「ポーの一族」に行けそうです。ちなみに、来年の宝塚上演作で一番驚いたのは、宝塚星組「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」です。
春は再び帝劇「1789」に行きたいけれど、相変わらずキャストの組み合わせが難しいのが悩みどころ。ミュージカル「少女革命ウテナ」も興味があったけれど、発表されたキャストを見て、チケット入手を諦めつつあります。

少女革命ウテナ

なんにせよ、来年も見たい作品が色々あるのは嬉しいですね。無理のない範囲で楽しんで行きたいです。