• 2010年04月登録記事

3月はうっかり「シャングリラ」で消費し、次公演も関西遠征を決めてしまったことで、DVD感想を書いてる暇はないと思っていました。が、実際に「トラファルガー」に注力するのは東京公演(7月)になってからと予想できるので、今の内に可能な範囲で進めることにします。
と言う前振りで「カサブランカ」感想かと思わせておきながら、今更「大江山花伝」です。
なお、「Apasionado!!II」のDVD感想は2009年12月辺りをご確認下さい。

大江山花伝

【第1場 プロローグ—夢の藤波—】
藤の花の下で、鬼と人の男女が舞う――

半年近く前の話になりますが、このDVDが届いて最初に見た時点の第一印象は「茨木、痩せてるなぁ」でした。月組時代は丸顔だと思っていたのに、宙組に異動してからは少し面長になったような気がします。
それにしても人間の記憶とは面白いもので、観劇したのはお盆なので、DVD通りに鬘が整え直された後だったはずですが、写真や出版物では初日の髪の毛がボサっとしてる茨木が主流で、それを見慣れてしまったため、綺麗な鬘姿に違和感を感じます。
でも後半日程に撮影されたDVDって、嬉しいですね。

【第2場 酒呑童子、襲う】
大江山の酒呑童子率いる鬼が都を襲い、姫君たちが攫われる――

舞台初見のとき、重厚な日本物のつもりで観劇していたのに突然特撮風の、有り体に言えばチープな演出(+エレキギター音)に変わって、どう反応したら良いのかよく分からなかったシーンです。
呵々と言う笑い声、録音だと思うのですが誰の声でしょうか。酒呑童子とは違う、どちらかと言うと茨木の声のような……。
四天王たちは、卜部季武@鳳樹いちと碓井貞光@澄輝さやとの違いが分かっていなかったのですが、DVDだと顔が良く判別できて、見分けられるようになりました。一方、鬼の皆さんはメイクが濃過ぎて、DVDでもこの段階では誰が誰だか分かりません。

【第3場 勅命、下る】
源頼光の「四天王」と呼ばれる渡辺綱、坂田金時ら武人に鬼退治の勅命が下る。綱は大江山の鬼との因縁を思い出す――

若武者と言う感じの渡辺綱。ルノー(カサブランカ)や海(シャングリラ)の後に見直すと、男前で吃驚。メイクが歌舞伎風で、かなり目尻が切れ上がっているので、猛々しく見えます。
ところで、源頼光って、この作品のように実際に「みなもとのらいこう」と呼ばれていたんでしょうか? 少し疑問です。

【第4場 戻り橋で、斬る】
一月前、一条橋で綱は女郎に呼び止められた。女郎を鬼と見破った綱は、妖術に苦しめられつつも鬼の片腕を切り落とす。鬼は大江山の茨木童子と名乗った――

茨木に遣える宙組93期コンビを完全に認識している現在見直すと、女性声で演技している春風と秋風が愉快でなりません。でも、茨木の声がシナを作ってる男にしか聞こえないことの破壊力は更に上でした。
刀と短刀の打ち合いは少し怖いですが、茨木は妖術を使う分、あまり動かなくても強く見える辺りが良い役ですね。勿論、やられ役の綱が凄く巧く妖術に掛かってくれている御陰でもありますが。
春風と秋風が大急ぎで装束を着替えて出て来ていることをDVDで初めて知りました。直ぐ暗転しちゃうのに、意味はあるのだろうか……。

【第5場 茨木、取り返す】
鬼の腕を持ち帰った綱の元に、魔除け祈願の行者が遣わされる。しかしその行者は茨木が化けた姿であった為、腕を取り返されてしまう――

藤の葉が登場。野々がきちんと美人に見えます。率直な感想を言うと、素顔は普通のあまり垢抜けない少女なので、美人に見えるのが不思議だなぁと思います。和物が似合うと言う要素もあるでしょうけれど、化け方が凄い。
四天王より衣装持ちだった春風と秋風ですが、左近少輔の従者を装っている時のこの衣装が一番好きです。
同時に、正体を現した茨木の金色の忍者風衣装は、何回見ても見慣れない、これだけはないなぁと思う衣装です(笑)。しかもポージングしたまま横スライドで消える演出が笑いを誘うんですよね。

所有しているクラブニンテンドーのポイントが、今年中に粗方有効期限が終わるので、どうしようかなと思っていたら、期間限定グッズが出ていたので、交換してしまいました。
https://club.nintendo.jp/present/P104/index.html(リンク先不通)
遠目に見て綺麗なのは動物の森(花火)かなとか、どうせゲームグッズであることを考えるとマリオの方がメジャーで良いと思ったのですが、普通に使えそうなゲッソーの扇子に決めました。
で、ゲッソーって、こういう形状でしたっけ?

竹橋のKKRホテルのレストラン芙蓉で夕食を食べてきました。
人に連れて行かれたので、設定プランが分からないのですが、リーズナブルな価格なのにかなりがっつりしたフルコースで驚きました。凄いお腹いっぱい。あとはチーズがあれば完璧だったかな。
味はもの凄く美味とまでいかないけれど、価格からしたら充分すぎる内容。
ピアノ生演奏も付いていて、夜景も綺麗だし、複数回利用してもいいかな、と思わされました。

ただ、不満点がないわけでなく……

  • 店の場所が分かり難い。エレベーターホールを降りて直ぐお店に入れない。
  • サービスの悪いスタッフがいた(時期的に新人?)。

後者の点は、改善を期待していいでしょうか。

▼キャラクター設定(男性陣)
男性陣設定は、かなり展開のネタバレを含みますので、ご注意下さい……って、お蔵入り倉庫の場合はあんまり関係ないんですけれどね(笑)。

堀内 淳也(ほりうち じゅんや)
福祉学部児童学科所属。委員長。
端から見ると前向きで暑苦しいが、内面は打たれ弱い性格。基本的には「威勢がいい」「其処にいるだけ」の人間だが、最初の声明を出した事で信頼されている。
途中メッキが剥がれて権威失墜するが、最終的に車出しと肉体労働で活躍する。
北海道出身。
呼び名:委員長・いいんちょー・ほりじゅん
一人称:俺
二人称:お前

津田沼 聡(つだぬま さとし)
起業学部所属。書記。
直前期には備品管理、その他ほとんどの業務を兼任。絶大な能力で委員会全体を支えているのだが、他の委員からの理解度は低い。
関西出身。標準語使いだが、時折イントネーションが変な発言があり、島崎を笑わせる。
夏以降、グラサンを愛用。グラサンは顔の一部です。
呼び名:つだ
一人称:俺
二人称:名字呼び捨て

庄司 光流(しょうじ みつる)
福祉学部福祉学科所属。イベント本部長。
委員一のお祭り漢。大阪をこよなく愛する虎ファンのため、試合結果で毎日浮き沈みする。しかし、チャキチャキの江戸っ子。
バイトはファストフード店。
呼び名:しょーじ・トラ
一人称:オレ
二人称:あんた

増田 直之(ました なおゆき)
起業学部所属。広報部員。
委員会一のノート魔で、仕事がどんなに追い込まれても授業は全出席。試験対策の仏。パンフレット制作には、誤字脱字チェッカーとして能力を発揮する。
石塚とは高校からの同級生で元々苦手感を抱いていたが、大学で再会した瞬間から犬猿の仲に昇格。実家は医者で金持ちらしい。
いつもモノトーンの服を着ている。
バイトは塾講師。
呼び名:まっしー
一人称:僕
二人称:君

石塚 清次郎(いしづか せいじろう)
起業学部所属。渉外部長。
増下曰く「ちゃらんぽらん」。口が達者で、行動力もそれなりにある。他大学の年上の彼女持ち。
部長でありながら、一時は幽霊委員化。渉外活動に目覚め直した直後に交通事故に遭い、入院することになる。バイク乗り。
増田から嫌われてることには気付いておらず、試験の度にノートを強奪している。
呼び名:石塚・幽霊部長
一人称:オレ
二人称:おまえ

斉藤 祐介(さいとう ゆうすけ)
起業学部所属。渉外部副長。
生真面目な性格で、後半は入院中の部長に代わって指揮を執る。寡黙に見えるが、単にシャイなだけで飲み好きの音楽好き。男子校出身。
将来は観光関連ベンチャーを希望。
呼び名:祐介・ユースケ
一人称:僕
二人称:〜君

最近、ゲームを遊んでません。
前回ゲームプレイ記事を書いたのは、3月6日になるんですね。グレイセス2周目をやろうと思っていたのに、一度離れると腰が重くなってしまって、なかなか触れられません。

とは言え、情報チェック中の気になる新作はあります。
Wii「ゼノブレイド」と「ラストストーリー」。
前者は、まだタイトルが「モナド(仮称)」だったときに、松野氏が関わってると言う噂で気にしていました。実際には「ゼノ」の高橋氏だったのですが、一応様子見継続中です。
一方、後者はミストウォーカー作と言うことしか分かってない状態。構想やイメージイラストは期待を高めてくれていますが、実際のゲーム画面が出ないと盛り上がりませんね。
XBOX360で出て気になっていた「シュタインズ・ゲート」はPC移植されますね。アドベンチャーゲームはあまり遊ばないジャンルで、手が出し難いので、プラチナコレクションにならないかなぁと待っているのですが……移植されるとなると、待っても駄目かしら?
XBOXをナムコソフトしか持っていないのが癪で、「フェイブルII」を買おうと算段したこともあるのですが、少しバグが目立つようなので二の足を踏んでます。

なお「なりきりダンジョンX」は、初代なりきりダンジョンの独特の尖った部分が好きなので、注目していますが、PSPを持っていないので購入はしません。