• 2016年11月登録記事

体験版(JUDGMENT DISC)は遊んでいないので、まっさらな状態からスタート。
結局、Crown Updateのダウンロードに3時間半ほど掛かってから遊び出したので、平日火曜日だというのに、睡眠時間を削ってしまいました。

FF15

ネタバレなしファーストインプレッション

4時間ほど、最序盤のエリアを探索した段階の感想を一言で語ると、「面白い」です。
以下、まずは3つの点に絞って現時点で大きく評価する点を説明します。

まず第一に、本作は、FF12で感じた「世界を探索する楽しさ(モブハント含む)」を、オープンワールド&最新技術で深化させていると感じました。イオス世界を旅している実感はずば抜けており、スタッフが「現実に基づく幻想」をテーマに作り込んだことが、確かに反映されています。この実感を体験できただけで、結構満足しました。
もしかしたら、私が知らないだけで、評価の高いオープンワールドRPGなら、どんなゲームでもこのくらいの体験を与えてくれるのかもしれません。
しかし、外国産オープンワールドRPGは、凄惨なダークファンタジーか、現実を模した世界での犯罪行為をメインとするものばかりです。それに対して本作は、明るく美しい世界を気心知れた同性の仲間と探検できるという点で、私は多いに評価します。この先、帝国に追われていくとしても、暗い展開になって欲しくないな、と思うくらいです。

FF15の旅

第二に、あまりに自然すぎて、凄いのか普通なのかわからないレベルにあるのが、仲間のAIです。
随時挟まれる丁々発止の会話や、戦闘での連携、時に並走したり前を走るという、その場に生きた仲間がいる感覚に脱帽しました。CEDEC 2016で発表されていた、レベルメタAI制御システムの実力を思い知った感です。

FF15仲間と

会話に関しては、プロンプトとノクティスが野獣の群れを見て、
「RPGだったらレベル上げに最適って感じだね」
「出たな、オタク発言」
と戯れていたのがお気に入りですが、それ以外も4人の関係性が伺えるやりとりや、地味に世界情勢、文化等を感じさせるものがあり、作り込んだ設定の上に成り立っているなと感じます。

第三は、少々他と違う着眼点でプロンプトの「カメラ」撮影機能。これは道中、仲間の1人であるプロンプトが勝手に自前のカメラで撮影していて、宿泊時に保存する写真を選択できるという機能です。
もちろん、プレイヤー自身がPS4のスクリーンショット機能で撮影もできますが、これは「キャラクターが撮った写真」なので、プロンプトの目線からの世界を追体験できるのです。こんな戦闘中のカットなんて、ノクティスを操作している以上、プレイヤーでは絶対に撮れないので、見た瞬間にテンションが揚がりました。

FF15戦闘中カメラ

逆に、タイミングが悪い変顔やブレ写真もあったりして、笑えることも。
思い出になるし、キャラクターたち自身が旅をしている感を強く感じられたので、他のゲームでも是非この機能をつけて欲しいくらいです。

褒めてきましたが、決して、瑕疵のない完璧なゲームではありません。
特にUI関係で難を感じる部分が多々あるため、減点式で評価したらかなり低スコアになります。
文字表記や地図関係は、下記の改善パッチが欲しいところです。

  • 文字やボタン表記を大きく
  • 背景と被って読み難い文字を改善
  • 縮小地図の縮尺変更可能に
  • 拡大地図を表示したまま徒歩移動可能に
  • ドライブ中のBGM選択を簡易化

ストーリー主導タイプでもないので、物語に入っていきにくく感じるプレイヤーもいるでしょう。

それでも一先ず私自身が凄く楽しんでいることは間違いなく、日誌への記載は早々に切り上げて、再びゲームプレイへと戻っていくのでした……。

PS4版「FINAL FANTASY XV」購入
http://www.jp.square-enix.com/ff15/

前身である「FF13ヴェルサス」初報から10年の月日を経て、遂に発売!

店舗限定予約特典であるオリジナルゲーム「キングステイルFFXV」が欲しくて、セブンイレブンで購入しました。
「キングステイルFFXV」の他に、下記の予約特典DLC付き。

  • ブレイズエッジ(1.1MB)
  • クッキングパック(1.1MB)

セブン特典

ラバーストラップ「ノクティス」は、私は使わない類のグッズなので、どうしたものか悩みます。サイズは約6.5cm×4cmと、ストラップにしてはやや大きくて邪魔なので、実用性は低い感じ。
更に、初回生産版特典DLCもインストール済みです。

  • 正宗(1.1MB)

初回生産特典

昨日は、発売前日の祭事感でなかなか寝る気にならなくて、どうせ遊べるのは夜なのに我ながら馬鹿だなと思いました。
今日は今日で、他部署の先輩から「休みかと思っていた」と言われつつ、真面目に一日働き、定時ダッシュで仕事帰りにパッケージを引き取ってきました。
しかしデイワンパッチ「Crown Update」が9.410GBと重量級過ぎて、私の貧弱な通信回線では、今日中にプレイ開始できなそうです。5時間とか、待っていたら日付が変わってしまいますよ。
もちろん、アップデート適用せずそのまま遊ぶこともできますが、追加カットシーンが序盤にあったら悔しいし、早解きするわけでもないので、開発側が想定している最高の環境で楽しみたいと思います。
とりあえず、「キングステイルFFXV」(2GB)はダウンロードできそうなので、こっちから遊んでしまおうかな。

本編はのんびり楽しむつもりですが、せっかく発売日に購入しているのだから、ネタバレ等に遭遇しないままクリアまで行きたいものです。

ちなみに、パッケージ内に収納されていた噂の「寄せ書き」(FF15制作チームのサイン)は、本当に謎だなと思いました。誰が「入れよう」と言い出したのか、聞いてみたいところです。

「終末のイゼッタ」は先月の5話で脱落。結局、ギャグ要素のあるアニメだけが残りました。

SHOW BY ROCK!!#(5〜9話)

http://showbyrock-anime.com

主人公バンドの活躍が少な過ぎて、ようやく新曲ライブだと思ったら、あっという間にクライマックスみたいな雰囲気になってきました。アイレーン様が音楽を憎む理由は次週明かされるのかな。

ロムとシュウの過去は、決して明言されず、それとなく小出しにする要素なのだと思っていました。そのため、過去バンドの写真とCDが登場するという動かぬ証拠に、クロウたち以上に、視聴者の私が驚かされました。
敵役だったアルカレアファクトも、なんだかんだでいい奴らでしたし、掘り下げるほど可愛くなっていくキャラクターたちの魅力が抜群の作品です。

マジきゅん!ルネッサンス(5〜9話)

http://www.magic-kyun.jp

割と展開が早くて、11月のうちに文化祭が終わったのは驚きました。予想通り進む部分と、意外性に満ちた部分とがあって、意外と飽きさせません。
正直、各キャラクターと主人公の関係を深めるエピソードが少なく、みんないつの間に主人公に惚れたんだ、と首を捻る要素もあるのですが、逆ハーレム物であることは分かっているので、まあ良いか……と許しています。

ユーリ!!! on ICE(5〜8話)

http://yurionice.com

ショート・フリーをそれぞれ1話でどんどん大会を進め、キャラクターを次々投入し、スケートは滑りまくる、という怒濤の作り。ギオルギー・ポポーヴィッチが、ああいうキャラクターだとは予想外で一番面白かった(笑)。
ここまで来ると、最終話だけが心配になってきます。アニメオリジナル作品で、最終話まで完璧に面白かった!と言える初めての作品になることを切に祈っています。

私がモテてどうすんだ(5〜8話)

http://www.tbs.co.jp/anime/watamote/

五十嵐くんは二科ちゃんとの方が相性が良いと思う、今日この頃。

ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校(5〜8話)

http://www.j-haikyu.com/anime/

先月は、ハイキューの良さについて、スポーツアニメが面白い理由から分析しましたが、それに加えて私の場合、「3期から見始めた」という点が良い作用を生んでいる気がします。
様々な障害を経て仲間意識を高めたり、技術を磨いたりするという過程が素っ飛ばされていて、美味しいところを楽しんでいる印象。知らない部分も妄想で補って、余計に盛り上がっている気がします。

試合展開は濃密ですが、若干ターンが素っ飛ばされることがあって、少し惜しいな!と思います。あと1話あればもっと丁寧な展開だったのでしょうか。とはいえ、非常に良く出来た構成なので、文句はありません。特に、回想をコンパクトかつ効果的に挿入するのが上手いな、と感心しました。

161127.jpg

三軒茶屋のムール貝&フリット(フライドポテト)の専門店「Pinza Loca」でディナー。
http://pinzeloca.favy.jp

幅の狭い入口に戸惑いましたが、中は奥深い、細長い形のお店でした。

お通しは生ハム・バゲット・生牡蠣から選択制。
バゲットは、しっとり感のあるモチモチ生地で、私好み。
生ハムは、特に説明がありませんでしたがプロシュットとハモン・セラーノの盛り合わせになっていて、なかなか贅沢なお通しでした(料金は生ハムのみ500円、他は300円)。

メインのムール貝は、60種類ものフレーバーがあって、どれを頼んだら良いか悩ましいです。鍋はS・M・Lから選べます。Sでも結構大きい鍋で、贅沢に食べられます。大人数で、何種類か選んでワイワイ楽しむのが楽しそうです。
貝を食べ終えた後は、裏メニューとして残った出汁でリゾット、パスタ、フォーのいずれかを作ってもらえます。
クリーム系のソースは、リゾットにして貰うと非常に優しく美味しい味が出て、これを目的に貝を選ぶのもアリだな、と思います。
付け合わせのフライドポテトは、外はカリッとしつつ、中はホクホクの程よい太さと、強すぎず弱すぎない絶妙な塩加減で美味。

ムール貝とフリットに関しては満足でしたが、店員が足りていないのか、注文を取るのも、出てくるのも遅いのは少し気になりました。夜遅くなって混み始めると更に顕著で、顔馴染みと思しき客に意識が集中している印象も受けたので、客商売は難しいな、と思いました。

碧野圭著「半熟AD」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
元ADで無職の田野倉敦は、同じ境遇の先輩が始めたホームビデオ作成事業を手伝う中、引き蘢りの少女沙良から、オーディション用のビデオ作成を依頼される。天才的な歌声に惹かれた敦は、顔を出したがらない彼女の代わりに女装で出演するも、イベントで口パクがバレ、傷付いた沙良は再び引き蘢ってしまう。しかしネットの批判の中から歌を褒める声を拾い集めた敦は、沙良を説得し、二人は路上ライブを始める。その活動から沙良はスカウトを受け、敦は彼女が再び歌い出すまでのドキュメンタリーを製作する。

一応「お仕事小説」ではあるのだけれど、主人公は実際失業中である、という要素がアクセントになっています。
まず、岡本が始める素人相手の映像制作会社「映像屋本舗」という新規事業の切り口が面白いです。TV業界で働いていたプロが、希望のプライベートビデオを作ってくれる、というのは実際に仕事になりそうですよね。犬の飼い主がなぜ敦より岡本のビデオを選ぶか、という分析も膝を打ちました。

そして、ビデオ作りがメインかと思わせておいて、引き蘢りの少女・山口沙良との交流やネットの炎上などの話になっていくのが、予想外の構成で面白かったです。
前半、テーマが不明瞭で色々な要素は詰め込んであるけれどどう展開するのか、と思っていましたが、最後は温かく締まって良い読了感でした。
中でも、依頼主沙良と恋人川島瑞希というヒロイン2人が、良い女&良い女の子だという要素は大きかったです。