• 2012年07月登録記事

ヒノエ恋愛エンドを迎えました。

まずは、前回絆の関イベントが発生しなかった間章「清秋の紀伊湊」に戻りました。
攻略メモによると、四章で勝浦の蜜月イベントを成功させると、引き換えに以降の絆の関イベントが発生しなくなるとありましたが、間章時点のヒノエの蜜月は半月状態でしたので、満月でない=満ちていない=問題ないと判断。
……が、幾ら選択肢を変えたり寄り道しても絆の関イベントが発生しません。
まさか、と思って四章に戻ったところ、ヒノエの蜜月が三日月状態だったので、どうやら勝浦の蜜月イベント=半月状態にする事だったみたいですね。というわけで、勝浦のイベントは無視して進み直したところ、間章のイベントが変化し、ヒノエルートに突入しました。

ヒノエルートは、時が巻き戻らなかったことに驚きました!
勿論、望美が一度巻き戻している事実は変わらないのですが、個別ルートに入った後に時を戻さないと対処できない危機が生じなかったのは初めてでした。こういう展開もあるんですね。
とにかくヒノエの自己解決能力が群を抜いていて、ピンチになっても直ぐ切り抜けるので、望美が主人公ではなくヒロインポジションに落ち着いていました。
首を獲っていかない阿波水軍には、思わず突っ込みましたけれどね。

そして、やはり清盛がボスとして前面に出てくると、存在が消えてしまう還内府が気になりました。
そもそも、ヒノエルートではヒノエ以外の面々の影も薄かったです。海上戦だと熊野水軍が中心になるのは仕方ないですが、源氏軍として戦っているなら、要所では九郎が締めるのが本筋でないでしょうか。

とは言え全体的には、他の面倒くさい男共(笑)とまったく違う少年少女活劇的な魅力があるストーリーで面白かったです。

ところで、ヒノエのスチルはかなり出来の差が大きいですね。
エンディングのスチルだけは文句なしの美しさで安心しました。

昨日観たものは夢の話でしたが、現実においては大河ドラマ「平清盛」第29回 滋子の婚礼(再放送)を観ました。
今年初めての大河ドラマ視聴です。
既に半年も経過した時点で突然観た理由は、現在、源平合戦を題材にした「遙かなる時空の中で3」を遊んでいるから……ではありません(笑)。
後白河院の姉、上西門院統子役で愛原実花嬢が出演していることを、今頃知ったためです。
私は彼女の台詞回しが好きで、決して美人ではないけれど、声だけでも王朝絵巻物に相応しい品があると思います。……ちょっと贔屓目かな。
逆に、今回の話の中心である滋子は、台詞も性格もかなり現代的な味付けの女性でしたね。癖っ毛をヘビとからかう女官に、カエル顔と言い返した場面は面白かったです。

ちなみに、放映開始当時に話題となった「汚し」ですが、コントラストを強めたところに「ぼやけ」を掛けているような、不思議な質感の画像処理が施されているなと感じました。
私は、時代劇に関してはフィルム撮影の味が必要だと思っておりますので、デジタルを使いつつ味を残す方法を模索する姿勢は、大いに応援したい気持ちがあります。が、この「平清盛」の質感は、残念ながら私の好みではありませんでした。

また、見てしまいました。
銀河英雄伝説@TAKARAZUKAが駄作な夢・第2弾を(1回目は2012年5月10日記事参照)。
どれだけ心配しているんだ!と自分でも突っ込みたくなります。

今回は初日ではなく、プレビュー公演という設定。宝塚には存在しない公演制度なので、その時点で夢ですね。
前回の夢は、キャストの顔がほとんど判らない仕様だったのですが、今回は配役が発表済の為か、ビジュアルまでわかる内容にバージョンアップされていました。
ブツ切れの場面転換が多かったり、ラインハルトがミューゼル姓の頃から各方面に偉ぶっているという突っ込み所はありましたが、前回ほど酷い内容ではないため、こんなものかな、と微妙に収まりが悪い気持ちで客席に座る事およそ20分。
唐突にギターの弾き語りが開始されました。茫然としていると、如何にも優男という言動のその男が、なんとロイエンタール@蓮水ゆうやであることが発覚。
蓮水ゆうやの説得力のあるクールなビジュアルで、「女性はみんな“姫”なんだ」という薄ら寒い台詞を言われた瞬間、思わず客席から立ち上がり――夢から目覚めました。
逆夢、逆夢……(念)。
しかし実際のところ、夢を売る世界・宝塚で一番扱いが難しい役は、ロイエンタールかも知れませんね。

ちなみに、双璧を成すミッターマイヤー@七海ひろきは、そんな別人23号なロイエンタールに素っ気ない以外は原作から想像した通りの疾風ウォルフで、夢でも満足でした。
こちらは正夢になるモノと信じております。
その辺、現金な麻生でした。

四章に戻り、リズ先生のイベントを避けて進み直しました。
前回ループで先生の事情を知っているのに、「先生の戦う理由を知らない」という望美に少し違和感がありますが、結局、先生とエンドを迎えた望美と、戻って来た望美は別人ということになるんですかね。
取り敢えず、引き続きヒノエと敦盛と弁慶の3人に良い顔をする攻略で進め、弁慶エンドでした。

今回の熊野詣で、ようやくヒノエの正体を望美が知ることに。
これまでヒノエの正体が判明するイベントが見当たらず、敦盛を連れて大社に行くとダメなのか、などと悩んだりしたのですが、どうやら四章での行動は関係なく、ヒノエを二章で加入させておき、源平拮抗状態で四章に達すれば良いみたいですね。
間章「清秋の紀伊湊」が挿入され、このままヒノエルートかと思いきや、いつも通り福原攻めに進み、明らかになにかが足りなかった感にがっかり。
その時点で、敦盛は既に絆の関が欠けていたため、弁慶一本に変更しました。
前回の攻略で、福原後はどこを選んでも同じような流れと分かってるので、今回は京防衛。各拠点で、同四神の八葉が新しい術を入手するイベントが発生しましたが、これは京だけの特典でしょうか? 青龍コンビだけ発生しないところから、これは仲間同士の絆だなとピンと来たので、将臣と九郎を初めて一緒に円陣に出して、延々戦闘しながら各所巡り。無事、異変も解決しつつ術を獲得しました。
ちなみに、熊野で朱雀召喚を入手した時に、初めて弁慶が「朱雀」であることに気付きました(笑)。地属性の四神はいないから、八葉個人の属性も厳密に対応してるわけじゃないんですね。

さて、そんなわけで迎えた弁慶エンド。
弁慶が、こんなに贖罪意識が高い人だと想像していなかったので、その点に驚きました。
出来心で、共に暮らすことを拒否してみたらかなり荒んでいたので、即リセットして世界の平穏のために弁慶を選んであげました。というか、自信満々の告白を断られる現場に居合わせた仲間たちこそ居たたまれなそうです。
初めてあちらの世界に残るエンド。スチルがとても綺麗でした。
これだけ大冒険した後に現実世界に戻っても、物足りなくなったりその後の仲間たちが気になるのでは、と思っていたので、個人的には納得なのですが、将臣の無事が確認できないため若干不安が残る終わりでした。

前回「面倒くさい男しかいない」と書きましたが、弁慶に関してはそれほど感じませんでした。
それにしても、この弁慶は義経のために立ち往生することはなさそうですね。

「TCシンポジウム」という、テクニカルライター向けの発表会があります。
仕事の都合上、私も案内を度々頂き何度か伺っていますが、今年のシンポジウム(東京エリア)で開催されるという下記パネルディスカッションを知って、思わず仰け反りました。

パネルディスカッション03
萌えるマニュアルへの挑戦! ライトノベルに学ぶ新しいマニュアル制作
http://www.jtca.org/symposium/2012/panel_tokyo.html#03

パネリストが意外に本気の人選で驚きますね。
私は「オタク」に分類される人間だと自認しているので、逆にオタクではない方々に、中途半端に萌えへの理解を示されても困惑してしまうのですが、こういう時代なんですねぇ。
……と、話題にはしましたが参加しませんよ(笑)。