• 2009年03月登録記事

いつの間にか、「テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION ビジュアルファンブック」なる本が発売されてました。
同じようなモノを既に複数所有してる気もしますが、やはり買って来なくては!
テセアラ編の最新情報と言うのが気になりますね。購入次第、レビューとして差し支えない範囲で内容紹介しますので、お楽しみに。

舞台は生もの。映像作品ではないので、DVDを買うならそのお金でもう一席チケットを取りたい。
……と、言う考えでいるのですが、時折誘惑に負けそうな時があります。
今回は、録画しておいたBS2放送星組公演の一部を誤ってチャプター削除し、個人的に最も重要な「さくら」が抜けてしまうと言う事態に放心。思わず星組「スカーレットピンパーネル」を買い物かごに入れ、注文手続きの途中まで進んでしまいました。
取り敢えず一旦気持ちを落ち着けて注文は中断し、ショックを和らげるため、HDDからショー全体を抹消しました。0か100か白黒付けたい性格なので、中途半端な状態の映像は残さず、元々なかったことにした訳です。ええ、最初から星組放映は撮ってなかったんですとも!
私、意外とこの手の誤操作が多く、かつてスレイヤーズTRYを録画してあったVHSを上書きし、ヴァルガーヴの登場シーンが消えた時は号泣したものです。

ちなみに、宝塚歌劇団のDVDで割引適用があるのは、楽天ブックスとboopleのみ。現在はboopleの10%引きが最安値だと思われます。

HonyaClub.comboople

※boopleは現在Hoyna Club.comにリニューアル。

定価は大劇場公演のDVD(平均収録時間170分)が10,500円。
バウ公演系のDVD(同130分)が8,400円。
つくづく高いなぁと思うのですが、30分7,980円のシンフォニアOVAを4本×2種類買ったことを考えると……安いですね!
参考までに、テニミュDVDは7,140〜9,240円。でも110〜300分収録されてるので、公演によってはかなりお得感がありますよね。
何よりテニミュDVDの良いところは、バックステージ映像(特典)の収録時間が長い! そしてアドリブ収録があること。
宝塚DVDの特典映像は、別アングル(特定スターをクローズアップで撮ってるアングル)が20シーン程度と、約5分の通し稽古風景、ですよね。
スカピンのアドリブ集とか、あったら喜ばれると思うんですけれどね。稽古場風景だって、スカステで色々流してますよね。本読みとか、歌稽古とか、殺陣稽古とか……通し以外も見たい。これを撮っているのに収録しないのは、スカイステージに加入させようと言う劇団の思惑なんだろうなぁ。

また、宝塚の公演DVDは、完全にライブDVDなので、「この日だけ噛んじゃった」みたいなのが残って可哀想だなぁと思います。
花組「銀ちゃんの恋」も欲しいのですが、朋子が台詞を間違えた回が収録されているらしいですね。95年版月組「ME AND MY GIRL」は、サリーが風邪で高熱を出していた日というのは有名な話。他に観たものだと雪組再演「エリザベート」でオーケストラが凄いふかした……のは、いつものことですが。
それに、どういうわけか宝塚は比較的初日近くを撮るので、一ヶ月後の東京公演を見ている身からすると、芝居の深みが足りないような気がする事もあります。ま、これは変更後(東京)より前(宝塚)の方が良かったと言われる事もあるので、一概に言えませんけれど。
なお、新人公演のような一発勝負の舞台や千秋楽映像などは、勿論ライブ性が重要なので別のお話です。ああいう時は、台詞忘れちゃったり、声が裏返っちゃったり、泣いちゃったり、も楽しい思い出ですよね。
無論、プロなのだから100回演って100回同じことをしろ、と言う批判も仰有る通りですけれど、そうはならないから「生」が面白いわけです。

ちなみに、編集を入れている演劇DVDとして、私が念頭に置いてるのは先にも挙げたテニミュDVDです。
テニミュでは、撮影日の昼夜二回公演が継ぎ接ぎ編集されてます。歌い始めは昼回なのに、カメラワークが切り替わった瞬間夜回で、また昼に戻る、などかなり見事なパッチワークをしているので感心します。
ライブ性は落ちるけれど、後世に残る映像としては、巧く出来てる方を選んであげるのが優しさではないでしょうか。売り物のレベルとしても、より良い出来の映像を販売して欲しいですし。

と、悶々としながら、花組「太王四神記 -チュシンの星のもとに-」をカートに入れたり戻したりしている麻生でした。
……買おうとしてる商品が先程と違う事には、突っ込まないでください。

結局今回も詳細書く前に、iM@S(秋月律子)活動終了しました。
期間が決まってるから、ゆっくりプレイするのでないと詳細書いてられませんね。まあ、やってることがレッスンとオーディションだとあまり語る事もないのですが。

最終成績は以下の通り。
アイドルランク B
イメージレベル 13(カリスマアイドル)
ファン数 88万2581人
女の子からの評価C
全体評価A+(75/100)
プロデューサーランクLv3→5
実績「メモリー100」解除。ほぼ毎週セーブしてますから、二人目で達成するのは当然ですね。

ラストコンサートは、前回を踏まえてドームを選択。
……さすが成功率50%。思い出ルーレットの判定が半端なく難しい! GOOD判定が3つしかない事を知った一回目のルーレットは、呆然として空振りしてしまいました。結果も、大失敗。曲のテンポもちょっと早過ぎたようです。
ま、失敗してしまったものは仕方ない。作中の言葉ではないですが、この失敗は次に生かそうと思います。

それにしても、非常に既視感を感じる成績です。プレイ方法を考えないと、どの娘でも同じ段階までしか進まなそうですね。
今回、途中までアイテム稼ぎをしようと思っていた為始動が遅れましたが、常に高テンション維持になってしまったので、主に営業を楽しみ、祭典をクリアするプレイに転換。サマーフェスティバルと秋の大感謝祭スペシャルに参加しました。夏は成功したのですが、秋は失敗。
ソロユニットは、キャラが好きでないと若干ダレますね。律子が悪いわけじゃないんですけど、現実的過ぎると言うか、普通に言動が「あ、こういう女の子知ってる……」と言う感じで、なんだかゲームだと却って付き合い難く感じました。ドーム失敗のイベントも可愛かったし(と同時に、成功だったら裏で仕込んでた律子の計画が判明したのかと思うと残念)。
一番意欲を持って選んだ千早さんの後に、消去法で律子を選んじゃったのも問題でしたね。このゲーム、常時ルーチンワークプレイなので、キャラに魅力を感じるか否かでモチベーションが大きく変わりますね。勿論、選んでプレイしてる内に愛着が湧く可能性もあるけれど、逆に苦手意識を持つ可能性もある。と言う事は、あまり期待出来ない娘はデュオなりトリオなりで面倒を見た方が得策かな。

と言いつつ、まぁ全ての娘と会ってみないと評価出来ませんので、次回のプロデュースを既に検討中。
今度こそアイテム稼ぎ専門のユニットを一つ作って、それと同時進行で別のユニットを真面目にプロデュースする、と言う二段構えでいこうかしら?

ヴェスペリア部屋にSS「畏れるもの」アップ。

「ボスといっしょ」アップ時にも触れたハリー視点SSです。あの後書き上がっていたのですが、ヴェスペリア特設の更新が続いてしまうのは如何なものかと思い、放置していました。が、月内更新目標で書いていたシンフォニア小説が、次第に当初の予定から脱線して、期日に仕上がらない可能性が濃厚になったため、アップしてしまいました。

ベリウス戦後、レイヴンが一瞬パーティを抜け、ハリーを連れて戻ってくるわけですが、既に帝国騎士に囲まれていたハリーをどうやって連れ出したのか、と言う疑問に対する麻生的解釈(隊長権限で「ユニオンとの折衝に使う」とか言いくるめた)が今話の舞台背景で、一方書きたかったのはハリーの挫折感とか諸々複雑な感情、と言う二段構えだったのですが、少し分離しているかもと反省してます。
前半と後半を書いた時期が違うと言う点も、それに拍車を掛けているのかな。
と言いつつも、個人的には、レイヴンを格好良く書けたつもりなので、それはそれで満足だったりします。
お話自体の出来で勝負する作品もあれば、キャラの魅力で勝負したい作品もあると言う事で、ご容赦下さい。

視点に据えたハリーは、結構気に入ってるサブキャラだと言う事もあり、天の響の数少ないTOV創作ではメインキャラを差し置いて2度目の登場ですが、あまり余所様で見掛けない気がします。人気ないんでしょうか?
勝手にキャラをカテゴライズすると、彼は「屈折系熱血派」と言ったところかなぁと思ってます。意味の分かるような、分からない造語ですが、要は意地っ張りで一本気と言う、私が比較的得意な分野なわけですね。
こういうキャラは、長く書ける気がします。

それにしても、今までTOVでは超短編しか置いていなかったので、スクロールバーの存在がなんだか新鮮です。

遂に、完結。
ブログで最初に取り上げたのが2007年11月で、2008年4月の1期放送から、結局一年掛かりですか。何度も細かいことを言ったけれど、結局は大変楽しく視聴しました。
最終話も突つけば不満は多々あるけれど、終わりよければ全て良し、と言う言葉で片付けることが出来る大団円でした。
もう来週になっても放映がないと言うのは、なんだか残念です。

以下、ネタバレ。未放送地域はご注意下さい。

1期同様、OPカット仕様で開始。但し今回はタイトルの掛かり方が格好良かったので、何時もの野球合戦をやるよりは最終回の雰囲気は盛り上がりました。
最終回らしく、力の入った作画で、今回は大満足です。

ニーバから神への一方的な攻撃でなく、神が応戦してくることにまず吃驚。でも両者共やることはビーム砲撃なんですね。人と神で砲撃戦するアニメなんて初めて見ました。
最後まで、イシター様の姿は直接出さずに終わりましたが、1期の段階で告知されていたキャストからすると、本当は出て来る予定だったんですよね? どういう都合や内部での変更があって、取り止めたのかちょっと気になります。

メル&クーの「耐震兵器」にはウケました。この局面で、まさかギャグを入れて来るとは、さすがドルアーガの塔。
で、最終話なのに当初カーヤの服が酷いままだったことに震撼しました。神託シーンくらい、誰かマントでも羽織らせてあげれば良いのに。後から1期仕様に服が変わって安心。でも1期のデザインに戻すだけでなく、差を出す為に、もっと細面にするなど変更したらもっと良かったのでは。
ジルの装備も1期仕様に戻って、タイトルの剣がようやく手元に。やっぱりパイルバンカーの安定感は良いですね。

塔に乗り込むメンバーに、美肌パーティが加勢してくれても良かったのでは。そこまで優遇させられないですかね。
ウトゥ、遂にファティナに告白! ここで、敢えて何時もの「怖い話」でも良かった気がするけど……。でも「やーよ!」の返答は格好よかった。ファティナが上を向いて涙を堪える演出も良かった。
そうそう、今回クーパが戦闘参加。はじめてその腕力を実戦で生かしましたね。個人的には、クーパは直接戦闘に参加しない分担の方が嬉しかったけど、これは最終回サービスでしょう。

アーメイとヘナロの誘惑は、ニーバが塔を掌握したことで常春の館の性質が変貌したのかなと考えていたら、サキュバスの精神攻撃だったのですね。ニーバにくっ付いてるものだと思い込んでいたので、単独で出て来た事に驚きました。
サキュバスと渡り合えるカーヤが強いのか、単純に下級神だから弱いのか、力量バランスがこの局面に来てよく分からなくなったのが残念。

で、遂に辿り着いた一騎打、ラスボス戦。
半ドルアーガ化ニーバと言う構図は熱かったのですが、グレミカが呆気なく殺されていた挙げ句、エロ要員になっていた事に非常に脱力しました。今回、風呂ノルマを省いた代償なのか、いつも以上にサービスが多かったですね。
「盾」としてのジル装備が剥ぎ落とされていくのは、展開のお約束も感じましたが、大事な要素。
ニーバとジルのやりとりも、2期ドルアーガで初めて敵味方共に信念を掛けた闘いをしてるなと感じました。
ただ、肝心の身一つになった時点の台詞回しが、個人的に難点を付けた6話と同じで微妙な減点。効果的に、オラクルの補助魔法だと直ぐ思ったので、カーヤが追い付いたのかと思ったけど、結局なんだったんでしょう? ヘナロの術、と一瞬思ったけれど、イシターの加護ですか?
決着のシーンでは、結局ニーバがジルの下敷きになることを選んだのでは、と勘ぐってます。
「ちゃんと背負って、生きてみろ!」
は良い。11話ギルの「百年生きてから言ってみろ!」と良い、敵方の台詞が一々私の好みを突いてくるので堪りません。
しかしギルは百年で狂い、TOSのミトスは四千年……歪まなかったユアンさまは異常ですね。

カーヤが助けに来る所までは想像してましたが、その結果の数珠繋ぎに、また大いに笑わせてもらいました。クーパがいて良かったな。

最後は、畳み掛けの後日談。最終戦前のやりとりからケルブが王制を敷くのかなと思いましたが、カーヤが女王になるんですね。ま、エタナの反乱もケルブの援軍も「国政を壟断する逆賊を除く」と言う名目だったわけなので、王家の血筋が存在する以上、主権は戻すのが当然でしたね。
ギル&カイは神格化して、自由な存在になっていたので気持ちが落ち着きました。と同時に、この二人でギャグはないと思っていた自分の甘さを知りました。カイのスプーンは怖過ぎます。関氏が「ひぎぃ」なんて台詞を言わされるアニメは、ドルアーガしかあるまい、と断言します。
そして、幼児サキュバスもスプーンの魔力に取り憑かれていると言う恐ろしさ!
ニーバのシルエットに対しては、生きてるのか神格化してるのか、混乱しましたが、塔の魔物が復活してるってことは、ニーバ=ドルアーガが生きてるってことですね。生きていたのは、サキュバスの力によるもの。幼児化は、カイの時同様、力を使い果たしたことを示唆、と。
サキュバスの目論みは最後まで謎だったけれど、結局ニーバを愛していたと言う事なんですね。
で、そのニーバはもしかして「塔があるから登る」弟のために、塔を造ってるの?(笑)
メルトが王宮遣えに復帰したのは、まぁどうでも良いんですが、2期でパーティに戻ってから全然見せ場のなかったメルトが、最後に人生の勝ち組になったと思うと、釣り合いが取れて良かったのかなと。

伏線と思わせたものが消化不良のまま終わっていたり、2期キャラが活かせず次々出して殺しただけなど、1期に比べると構成・脚本力が下がったなぁと、正直最終回を迎えた今も思います。1期の時の魅力を食いつないで最終回まで引っ張った感は否めないのでは。
でも、駄目回でもガンガン盛り上げてくれた音楽はさすが﨑元仁氏。音楽は本当に最高でした。
そして11話が終わった時点では、あまりの投げ出し感に恐怖していたけれど、最後はすっきり爽やかなラストで、尺の都合で物足りない所もあるけど結局「面白かった」と終わることができました。
後は遠藤氏のブログでの補足などを楽しみにしてます。