• 2016年02月登録記事

1日多かった2月も本日で終了。
3月は、空前絶後の分割1クールアニメ(笑)だった「GOD EATER」メテオライト編放送もあって楽しみです。広告バナーに「4話連続放送」とあるのを見るだけで笑えます。普通、12話連続放送だと思うけれどな!

プリンスオブストライド オルタナティブ(5話〜8話)

西星高校は、お互いに高め合うという良いライバル役で、青春もの感たっぷりでしたが、花京院高校は因縁の相手揃いで、ラスボス感漂う設定だなと思いました。決勝戦は西星ではなく、花京院ですかね。
勝敗に関係しない試合で負けておくのは予定調和だけれど、精神論だけで逆転できる実力差ではなかったので、どう挽回するのか楽しみにしています。
その他の敵チームも、リレーショナーの地位が低いチーム(三橋高校)に続いて、自チームも含めたランナーを見下しているリレーショナー(一条館高校)と、出番は少ないながら、印象に残る個性付けで、巧いなと思いました。

それにしても、陸のコンプレックス問題はどうなるんでしょう。普通、この手のメンタルケアはヒロインの仕事だと思うのですが、桜井さんって、2話のやり取りからしても、割と空気読めない派ですよね。それに、父親がストライド関係者だったとは思えないくらい初心者だったので、この辺の設定のチグハグさは気になりました。

……このシリアスな空気から、翌週に水着回を投入する謎の構成には脱帽です。
とりあえず、門脇先輩が、メンバーとしてしっかり参加し続けてくれているのは嬉しいです。
壇先生の四字熟語は、難しい熟語ほど解説せず、四字熟語と言えない普通の単語の解説がされるので、高度なボケと理解することにしました。

昭和元禄落語心中(5話〜8話)

私は本作をTBS放送時に録画しているのですが、6話の放送日の変更に気付かず、予約録画に失敗してから呆然としました。
幸い、土曜日のうちに気付いたので、その夜のBS-TBS放送を撮って事なきを得たのですが、もし土曜日に録画内容を確認しなかったら見逃していた危険性もあったので、やはりアンテナを広げる目的でTwitterとかやった方が良いのか?と少し思いました。

……という関係のない感想から始めましたが、お話は毎回じっくり観ています。
プリストとは真逆の、しっとりした大人の物語で、話が進むごとに不穏な空気が漂っていって惹き込まれます。
最初はゆっくり進行だと思っていたのに、8話を見終わった時点で「あと1か月あるなら十分な物語が観られそうだ」と思えたのが面白かったです。

うたわれるもの 偽りの仮面(18〜21話)

対トゥスクル戦が始まる!と期待したことが虚しくなるくらい、戦争の緊迫感は薄かったですね。特に、ライコウはこの侵攻を利用してムネチカとデコポンポの兵力を減らす目的があったのか、と勘繰ってしまうほど不自然な仕事放棄っぷりでした。

20話は盛り上がったけれど、純粋に旧作キャラクターが活躍するから盛り上がっただけという気もします。クロウ戦の「ダルマさんが転んだ」状態は笑うしかなかった!

クロウ

また、クオンがヤマトに協力するほどに、クオンへの好感度が下がっていくので困りました。「友達を死なせたくない」という気持ちは分かるけれど、それなら政治的介入をするとか、ちゃんとすべきでしょう。自国の兵士が死ぬのを手助けするのは構わない、と受け取れる姿勢は非常に気になりました。
崩御の知らせがなかったら、どうするつもりだったのか、問い質したいところです。

更に、帝都でも帝の崩御に続きアンジュが毒を盛られるという大事件が発生。
これも、オシュトル自身が犯人でないとしても、毒味を欠いたという責任問題がありますよね。11話(皇女の火遊び)では狂言誘拐の責任を取ろうとした人が、今回は潔白を主張するのも違和感がありました。
終わりが良ければ評価はひっくり返せるかもしれないけれど、ゲームが「次回に続く」な終わりだったという噂を聞いているので、期待できないのが辛いです。

現在地:死と闇黒の剣・5章攻略中

暗殺宣言か、と思っていたら本当に暗殺して回っていたらしいオズワルドさんの滅私奉公生活にビックリした3章。
自分の境遇を理解できなかったというより、したくなかったんだと思いますが、結局はメルヴィンに裏切られ、死の国に落とされてしまいました。
ただでさえ暗い展開なのに、魔剣に斬り殺された死者達から延々恨み言を聞かされ、憂鬱な死の国の旅路が始まりました。
それにしても、青い鳥はグウェンドリンの自我(深層心理)だと思っていたんですが、オズワルドにも見えるということは、実際に存在するのでしょうか?

4章はいつも通り女王との対決かと思いきや、魔石泥棒にやってきたオーダインを倒すよう指令を受けることに。魔王も最強を名乗る割に、彼方此方でヤラレ役になっていますね。
ところが、オーダインを見逃す代わりに一緒に死の国を脱出させて貰えることになって、契約も何のそので、地上へ帰還。
この展開は、ちょっとオデット様に同情してしまいました。契約上、オズワルドは女王の所有物になっているのに、指令を守らない、勝手に逃げる、そして未来では殴り込んできた嫁に殺されてしまうとなると、いくらサディスティック女王様でも哀れな話。
ちなみに、メルヴィンと死の国の女王が交わした契約書によると、闇の力を使う度に臓腑と骨が女王の物になるらしいですが、骨はともかく、臓腑って五臓六腑の他にありましたっけ? たぶんもう、使い切ったよ(笑)。

5章は、「一国の王が膝を折るのだ」と言われることに、「オーダインは最初から膝が折れ曲がってる姿勢じゃないか!」と突っ込みながら、ワーグナーを倒しに雪山へ。

オーダイン

今回も、フロストベン×2体に大苦戦しました。個人的には、メルセデス編より難しかったです。特に、操作ミスなのかバグなのか、2回も前のマップに戻されて、最初から仕切り直しになったのが辛かった……。
3回目は真面目にやる気が失せたので、手持ちの魔法薬をガンガン投げ付けてやりました。ケッ。

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電撃コミックス「GOD EATER -side by side-(2)」(最終巻)

→1巻の感想は、2015年10月2日記事参照

想像通り、全2巻構成でした。
2071年以前の時間軸で防衛班結成を描くというテーマ通り、綺麗にまとめ、ちゃんとゲームに繋げたと思います。

非常にサクサクとエピソードを消化するし、先が読める王道展開なので、お話としては特別感銘を受けるところはありませんが、安心して読めます。班長がヒバリちゃんを一目惚れではなく、段階を経て好きになったのは納得できたのですが、今度は逆に「ヒバリちゃんに対する猛アタック」がポーズのような気がしてきました。
1巻のときは、10歳時点から変化していないと思った童顔の班長ですが、2070年は自然で格好いい笑顔も出てくるし、2071年時点の顔は、色々と乗り越えた大人の顔に成長していて良かったです。

ゲームでお馴染みの防衛班が全員揃ったこともあり、サブキャラ漫画として満足できました。
カノンの「神機を持つと豹変」が、入隊当初は違ったのは意外でしたが、戦いを通しての成長を描くには邪魔な設定なので、そのためかな、と思います。もちろん、終盤にはゲーム中同様の勢いでブラストを打っ放す面が描かれてますので、カノンちゃん信者なドM読者も満足できるでしょう。
3班メンバーは個性が強いので、どんな小さなシーンでもしっかり主張していました。

口絵は1巻(2071年防衛班勢揃い)と逆に、マルコと班長のツーショット。
後書きにおまけされている防衛班ランキングは「胸囲ランキング」でした。

上位6位にギリでランクインしたのはジーナさん!……おめでとう!!

とシレっと酷い解説が付いていたことに笑いました(笑)。おめでとう!

長篠の戦い前日に戻って、「切腹を命じる」を選択し直し。
とはいえ、さすがに重臣達から異論反論が飛び出て、切腹は免れたようです。しかし未来を知っている信長からすると、重臣たちも皆裏切り者ということで、疑惑が生じ、裏切りの動機を探る「動機怨恨説」ルートへ到達。
家臣達の恨みを色々洗い出すところは、ボリュームもあって、もはやゲームを遊んでいるというより、歴史小説を読んでいるのかという感じ。勝家と秀吉しか確認できなかったので、別途、丹羽長秀辺りは確認したいですね。家康は、長男の件でしょう。

柴田勝家の怨みとは?

その後、秀吉側の視点や、光秀側の視点にお話が移ったのは、一人称形式のノベルゲーとしては少々禁じ手という感じがします。
結局、このルートでは「本能寺を襲ったのは光秀ではない(桔梗紋を掲げた別人)」ということになり、その上、超現象で信長が光秀の元に現れてエンディングという、半分寝ながら遊んでいたことを差し引いても意味不明な展開に落ち着きました。

最後はスクリーンショットの如く清々しい幕切れだったので、もしや良いエンドなのか?と思ったのですが……

信長は、天を仰いだ。

まさかの「」で終了して、目が点になりました。

黒幕を足利義昭・本願寺顕如・毛利輝元・羽柴秀吉・徳川家康・織田信長から選択させられるところは、非常に悩んだのですが、織田信長を選んだらどうなったのか、凄く気になります。
まさか、鯨統一郎著「邪馬台国はどこですか?」で展開された“信長の自殺”説に到達してしまうのでしょうか!?

そんなわけで、展開はとても気になるのですが、再プレイを促すシステム面の助けが乏しいので、いっそゲームブックの形で出してくれないだろうか……と思いながら遊んでいます。