• 2016年02月09日登録記事

やはり「桶狭間の戦い」で負けたままはいかん、と思ってやり直したのですが、また負けました。
なぜ、今川の本陣を奇襲するという、それだけのことに行き着けないのか疑問です。もしやこれは、桶狭間の戦いが如何に様々な偶然が重なって手に入れた奇跡の勝利だったか、ということの追体験をさせられているのでしょうか。
清洲に戻って再戦しても勝機があると思えず逃亡。今度は山賊の頭領になりました。
全選択肢を確認した訳ではありませんが、「女の砦」まで行き着くと、どう選択肢を進めても、山賊になってしまうのかしら。展開には凄い幅があるのですが、一度ルートに入ってしまうと選択肢の結果が変わらない箇所も結構ありますね。
とりあえず、このルートで天狗党が日本を実効支配するエンディング「赤天狗党」と、今川義元に復讐せんと清州城に潜入して返り討ちになるエンディング「釣り天上」を確認しました。

その後は、間違って「最初に戻る」を選んでしまったので、試しに本能寺の変から長篠の戦い前日に戻る選択肢にも行ってみました。
本能寺の鮮明な記憶で憤懣やるかたない信長は、即刻光秀を呼び出したわけですが、ここで出てくるのが……

  • 「切腹を命じる」
  • 「斬る」
  • 「笑って許す」

の三択。
少し悩んだけれど、私は「高2→将軍」のイメージもあって光秀は好きな武将ですし、ここで殺してしまったら結局真相に至らないと思って「許す」を選びました。
しかし、その後の選択肢はどちらを選んでも「走馬灯だった」というオチへ。

人は死の直前に、己の人生を反覆するという

少しホラーを感じる演出は驚かされたし面白かったけれど、これも最後の選択肢は若干前振りが変わるだけで同じ結末だったのが残念です。

何度も繰り返すうちに、既読スキップがないことと、スタッフロールをスキップできないことが辛くなってきました。ノベルゲームのUIが整ったのは、このゲームが発売された年代(1997年)より後なんでしょうかね。