• 2017年03月登録記事

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浅草、隅田川横の「ラ・ラナリータ 吾妻橋」で夕食
https://r.gnavi.co.jp/a170900/

浅草のあの「金のオブジェ」のビル(スーパードライホール)の隣、アサヒビール本社の最上階(22階)にあるリストランテ(アサヒビール直営レストラン)。

まず言及せずにはいられないくらい、空席が多くて驚きました。
金曜日の夜なのに、見渡す限りが空席。土地柄から考えて、もっと下町風情が楽しめる店の方が人気なのでしょうか。
人がいないこともあって、眺めの良い窓席へ通してもらえました。隅田川やスカイツリーの夜景を楽しめます。ただし、残念ながら席から見えるスカイツリーは胴体の辺りです。頂上付近の方が綺麗な建物なので、近過ぎるのも良くない、と実感しました。

名物「ドーム型のピッツァ」は、生ハムが十分乗っていて美味。ただし、一度膨らんだものを潰している構造のせいか、冷めると普通のピザ以上に生地が固くなった気がします。
その他、どれも一品ずつ手が込んでいて、キチンと作った美味しい料理という印象。
とはいえ、金額が高め設定のため、これは「当然」という気もして、それほど好印象にはなりませんでした。アクアパッツァなども、なぜか満足度が薄かったのですよね……。
かといって、高級店を堪能したという満足度があるわけでなく、このランクの店は評価が難しいですね。
従業員は親切で質は良かったです。

ビール会社直営ならビールが豊富だろうと思っていたら、意外とビールの種類は少なめでした。色々なビールを楽しむ店ではなく、「スーパードライをいい状態で飲む」ことに特化しているようです。
ここで飲めるクラフトビール「ヴァイツェン」は、飲んだ後バナナのような味わいが残り、苦みがほとんど感じられないもの。
個人的に面白いと思ったのは、「ダブルカルチャード」という、アサヒスーパードライとカルピスのカクテル。ビールの「苦み」と「カルピス」の「もったり感」が消え失せて、ビールの「キレ」とカルピスの「爽やかさ」が残った飲料になっていました。

現在地:Chapter06・帝国への反撃(強くてニューゲーム)
シリーズ記事「FF15 物語を見直す旅」の趣旨は、2017年2月1日記事参照。

アラネア

アラネア准将、華麗に参上!

注意:ゲーム本編・映画・アニメネタバレ満載です。
現在FF15プレイ中でネタバレを気にされる方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。

レガリアにイリスを乗せ、一路カエムへ。

イリスinレガリア

途中、飛行基地を確認した一行は、ヴォラレ基地を攻めることになります。ジャレッドの敵討ち、という発言もありますが、この時点のプレイヤーはジャレッドを殺害した相手を知らないし、その相手がこの基地にいるとも限りません。
また最終的に、肝心の敵が逃げてもノクトが平然としているところを見ると、帝国軍全体への鬱憤を晴らすことが主目的で、敵討ちは言い訳という気がします。イグニスの同意も、損はないから気晴らしさせようという雰囲気があります。

以下、台詞を出現順で添削していきましょう。

ヴォラレ基地侵入前

まず侵入前の作戦タイムで、

イグニス
帝国軍の准将を 捕えよう
魔導兵だけではキリがない
情報を得るためにも 人間を相手にすべきだ

と目的が定められます。
台詞自体に問題はありませんが、事前に“帝国基地には准将が必ず配置されている”という知識をプレイヤーにも開示して欲しいです。人を相手にするという説明は頷けても、なぜ准将がいると分かるのか?と疑問に思います。
もちろん基地なのだから、指揮する人間がいることは想像がつきます。しかし階級を言い当てるというのは不思議でしょう。まさか帝国軍には最高位の将軍、師団長である准将、魔導兵の三種しかいない……とか?

次の問題台詞もイグニスで、カリゴ准将を捕らえた後、ノクトたちにイグニスが合流したときのやりとりです。

ノクティス
あの帝国軍のオッサンは?

イグニス
メルダシオの人間に引き渡したんだが
逃げられてしまったらしい

ノクティス
じゃあ もういっかいくらい会うかもな

ノクティスの反応が軽過ぎてビックリしますが、それ以上に、イグニスが一切謝罪しない点に驚かされます。
メルダシオ協会に引き渡すことについて、事前に承諾を得るシーンはありませんでした。そのため、プレイヤーにはイグニスの独断専行と受け取られてしまいます。逃走を許した直接の責任はメルダシオ協会のハンターにありますが、引き渡すという判断を下した責任について、一言あって欲しいところです。

そもそも、ノクトがグラディオたちと合流して一戦した間に、イグニスは「基地の外へカリゴを移送」→「メルダシオ協会に引き渡す」→「基地内へ戻る」→「逃げられた報告を受ける」→「ノクトたちに合流する」と行動したことになり、少し行程が多過ぎます。
逃げられた報告は、ノクトたちに合流した後にした方が良さそうです。
“メルダシオに引き渡したという台詞自体が嘘で、実は帝国のスパイであるイグニスが准将を逃がした”などとプレイヤーに勘繰らせたかったのであれば、今のままでも良いですが……。

【変更案】

ノクティス
あの帝国軍のオッサンは?

イグニス
予定通り メルダシオの人間に引き渡してきた
コル将軍の下へ送ってもらっている
(着信)
すまない ノクト
いま話していた件だが 逃げられてしまったらしい

ノクティス
じゃあ もういっかいくらい会うかもな

主な変更理由とポイントは下記の通りです。

  • 「予定通り」と入れることで、プレイヤーが知らない内にノクトとイグニスの間では同意していた、と納得させる。
  • 情報を引き出す役はコル将軍に頼んだ、ということにして「情報を得るために捕縛する」という目的に沿わせる。
  • カリゴ逃走のタイミングを遅らせることで、イグニスへの嫌疑を弱める。
  • 謝罪させる。
  • 結果、ノクトの軽い返事も、イグニスが気に病まないよう、わざと軽く反応したように見えるはず。

このカリゴに関する一連の問題、気にするのは私だけなのでしょうか。
基地攻略後ドライブを再開したとき、車中の会話で

グラディオラス
すっきりしねえな

と言い出すので、確かにカリゴには逃げられて、敵討ちも情報収集も果たせていないからな、と思ったところ、

プロンプト
ロキってヤツは
そんなじゃなかったのに

イグニス
あのときは コル将軍が
仲間にいたからな

と続き、みんなはアラネアの話をしていたのか、と驚きました。
やっぱり、名目上の目的を設定してみたけれど、実際はただの鬱憤晴らしが目的の襲撃であり、ノクトたちにとっては最後に強敵を倒せないまま終わったことの方がスッキリしなかったんでしょうなあ……。

カエム

釈然としない気持ちは、イリスとのドライブで風に吹き飛ばしてもらいながら、カエムへ到着です。


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参考記事

白河三兎著「神様は勝たせない」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
全国出場を目標とする校内唯一のスパルタ教師が率いる中学サッカー部は、予選準決勝で2対0のピンチに追い詰められる。数日前に暴露された秘密によりチームが壊れ、負けても良い気持ちになっていたのだ。辛い試合の中、1人気を吐くキャッチャー、試合を諦めたディフェンダー、拗ねた点取り屋、混乱中の司令塔等は、次第にサッカーをやりたい自分に気付いていく。

6人の語り手が、予選準決勝のピッチからする回想を中心に進むお話。
サッカー自体の面白さ、サッカーを通しての少年少女の葛藤、成長、恋、そして家族というものを感じさせる作品です。

語り手が変わるごとに、部活を揺るがした「秘密」と、進行中の「試合状況」が少しずつ明らかになるため、“数日前にチームを揺るがすなにがあったのか?”という過去のミステリーへの興味と、“試合の勝敗はどうなるのか?”という現在の戦いへの興味がどんどん掻き立てられました。結局、結末まで見届けた後、最初から読み直しもしました。
また、同じ時間軸の出来事を複数の視点で見直すため、「僕はこう考えて行動した」という本人にとっての事実が、他人から見るとまた違う印象になるところが面白かったです。

ただ、肝心の秘密に関しては、少々収まりの悪いものを感じました。広瀬と宇田川に悪意がないのは分かるし、中学生にそこまで配慮を求められないとも思うけれど、謝罪をしないまま終わるのは感じが悪かったです。
結末は爽やかにまとめているけれど、前半の青春スポ根要素強めで最後まで通した方が、私は感動できたでしょう。

現在地:Chapter06・船出の支度(強くてニューゲーム)
シリーズ記事「FF15 物語を見直す旅」の趣旨は、2017年2月1日記事参照。

トロフィー

「EPISODE グラディオラス」が配信開始。DLしましたが、遊ぶのは早くても今週末になりそうです。
ご覧の通り、DLCトロフィーが追加され、FF15全体のトロフィー取得率が84%に下がったので、思わず「おのれ、グラディオラス」と唸りました(笑)。
Chapter13の追加ルートは遊びました。グラディオ操作は、ノクトの片手剣を少し遅くした操作感で大剣を振り回せて快適です。追加シーンでアーデン(藤原啓治氏)が普通に喋っていたのはビックリしました。こちらの感想は、シリーズ記事がChapter13に辿り着いたときに合わせます。

注意:ゲーム本編・映画・アニメネタバレ満載です。
現在FF15プレイ中でネタバレを気にされる方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。

今回はまたもラジオ特集です。
Chapter06に突入して、ラジオ番組が大量更新されました。下記7番組に、2017年3月26日記事(感想#37)の「ニュース:街道封鎖の解除」を加えた計8番組が確認できます。

ワイドショー:帝国の技術

女性キャスター
ーーでは左腕は完全に義手となっている
ということなんですね?

男性コメンテーター
ええ その通り 義手自体は
治療で帝国へ戻ったとき作られたんでしょう
帝国が口にする魔導の力というのは
古代文明で使われた動力を指します
その機構が将軍の義手にも
使われていると見ています
つまりは見栄えだけのものではなく
義手に特別な力が仕込まれているということですねーー

義手に特別な力がある説は、ご覧の通りラジオのコメンテーター発祥でした。結局、根拠のない妄想だったのではないでしょうか……。もっとも、この世界の一般的な人間からしたら、あれだけ自在に動く時点で凄い能力と言えるでしょう。

ニュース:【速報】神凪生存

女性アナウンサー
ーー速報です アコルド政府の
カメリア首相はさきほど記者会見でーー
ルナフレーナ様を オルティシエにて
保護していると発表しました

カメリア
ーーええ オルティシエにいらっしゃるのは本当です
ルナフレーナ様の死亡が伝えられ
我々 アコルド市民も悲しみに暮れていました
ルナフレーナ様は少しお疲れの様子ですが
お元気にしていらっしゃいます

女性アナウンサー
ルナフレーナ様の今後について カメリア首相は
調印式の襲撃事件での扱いを踏まえ
帝国と慎重に協議すると述べています

一周目では聞き逃しましたが、重要な番組です。
ルーナのオルティシエ訪問のタイミングが、従来の予想より早かったので驚きました。かなり長い期間、オルティシエで保護されたんですね。その間、帝国相手にのらりくらりと対応したのだろうカメリア首相は有能です。

ワイドショー:六神の目覚め

女性キャスター
ーー水神の存在は やはりわれわれ
神話『創星記』でしか馴染みがありません

男性コメンテーター
それは私もそうですよ
生きてる人間 誰も水神を見たことないでしょう
ただ巨神の例がありますから
目を覚ますとしたら と想像が必要です
水神は気性が荒いことで有名ですからね
神話の上じゃ 人間が嫌いだともある

女性キャスター
カーテスの大皿の崩壊に相当する何かが
オルティシエでも起きるのでしょうかーー

六神の壁画を見ると、人間嫌いの炎神・水神、人間に好意的な氷神・雷神・巨神で真っ二つに割れているのが分かります。
それだけに、炎神だけが「裏切り者」になった経緯が気になります。

六神

トーク番組:六神への期待(2)

男性ナビゲーター
ーーダスカ地方でこれまで続いてた
局地的な大雨ですが
先日の雨を境に異常気象は収まりました
お日様が恋しかった人も一安心ですね
その後 天気は落ち着いていますーー が
落ち着いたってことはまた寝ちゃったんでしょうか
僕 次に何かあるのはオルティシエの水神?
なんて思ったりしてます 当たるかな?

不謹慎ナビゲーター再び。
「当たるかな?」と言っても、氷神は死んでいるし、剣神と炎神は居場所が分からないのだから、水神以外を予想する人はいないと思います。

ニュース:父王の剣

女性アナウンサー
ーーその剣は 調印式の襲撃事件よりも前に
和平の証として レギス陛下から賜ったもので
襲撃事件の中で得たものではないと強調しました
停戦協定が白紙に戻ったことで
レイヴス将軍の持つ剣について 一部ではーー
陛下の殺害時に奪われたものであると
見る声も聞かれていましたが
この発表によりそれらの可能性は否定されました

映画視聴組は「嘘だッ!」と否定したくなります。実際問題、レイヴスは剣をどこで手に入れたのでしょうか。レギスの遺体から手に入れたと考えるのが自然ですが、片腕を失くした直後でそこまで元気に動き回れたのか疑問です。

ニュース:基地襲撃(2)

男性アナウンサー
ーー帝国軍アラケオル基地
襲撃事件について 新しい情報です
帝国軍は レスタルムに潜伏していた男たちを捕え
すでに帝国に移送したと発表しました
死亡が報じられた 王子ノクティス様が
襲撃に関わっていたという情報についてーー
現在のところ 帝国軍は否定を続けていますーー

王子の代わりに帝国に捕まってしまった、不運な男たちが気になります。

ニュース:ルシスの状況

男性アナウンサー
ーーレイヴス将軍は ルシス国内の視察を終え
今日 レスタルムを出発しました
引き続き 国内各地の基地には
帝国のルシス駐屯軍がとどまりーー
安全上の理由による地域間の移動に対しての制限や
各地方の治安の維持に努めるとしていますーー

この番組、カエムへ出発する前のレスタルムで聞けました。
しばらくの間、レイヴスと同じ街に滞在していた事実が可笑しいです。お互い、気付かなかったのでしょうか。


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参考記事

冬アニメが一応終了。
しかし「信長の忍び」は2期に続くし、「ゼスティリア」は最終話が別途放送だし、なんだか終わった感がありません。

昭和元禄落語心中 助六再び篇(9話〜12話)

http://rakugo-shinju-anime.jp

樋口先生の「質問」で最後に凄い爆弾を投げたな、と思ったけれど、基本的には綺麗に纏まった物語でした。

11話は、八雲が急死していて驚きましたが、三人で楽しく過ごしている様子を見て、死んでいるのに「良かったね」と思えました。落語の死後世界(地獄巡り)を描いているのもなかなか面白く、特に焼けた寄席が彼方で蘇っていたのが実に粋でした。

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(21話〜24話)

http://toz-thex-anime.tales-ch.jp

まさかの、最終回ならず。MXの場合、番組表で「終」マークが着いていたのに、次回予告があって笑いました。随分変則的な番組構成です。もっとも、翌週の放送ではないということなので、放送直前に指摘して頂かないと忘れそうですよ。

細かい世界設定を理解できないまま観ているのが悪いのか、視聴中に面白いと思うことが全然なかった本作ですが、21話「いつか夢見た世界」で1期EDの光景を持って来られたのは、心に響きました。
基本的にザビーダの「いるだけ」感が酷いと思っていたら、最後に四属性合体で一応存在意義が生まれてホッとしました。OPの風神依スレイは、結局幻になりましたが……。

「原作ゲームに不満があったプレイヤー向け」に作るのは構わないけれど、深夜とは言え地上波放送で、そんなニッチな需要向けにアニメを作っていることにはビックリします。