• 2017年03月14日登録記事

3DSのタワーディフェンスゲーム「お宝ディフェンダー 〜ファラオの秘宝〜」体験版を遊びました。
https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000042099

お宝ディフェンダー

秀逸なタワーディフェンスです。

プレイヤーはピラミッドに眠るファラオの霊となり、宝物に向かって歩く盗賊たちを罠にはめて退治します。
体験版は10ステージ分も遊べて、かなりのボリューム感。序盤ステージはチュートリアル付きで進むので、構えず遊べます。
クリアするだけなら多少ミスしてもOKですが、守った宝物の数がステージセレクト画面にスカルの数で記録されるため、体験版なのにちょっと熱を入れてプレイしてしまいました。

ステージセレクト

※体験版のセーブデータは、製品版に引き継げません。

タワーディフェンスといいつつ、罠は各ステージに最初から固定設置されていて、任意に設置したりする構造にはなっていません。そのため、プレイヤーがすることは盗賊の動きをよく見て、良いタイミングで罠を起動するだけという非常に単純な作りですが、効率的な起動の順を考えるパズルっぽさと、巧くタイミングを合わせて複数の盗賊を一網打尽にしたときの爽快さは、かなり中毒性があります。

お宝ディフェンダープレイ画面

※流血表現はオン/オフ設定可能。

下画面でしか罠を起動できないのに、最大2画面使う仕様は、目配りと素早い決断&操作を要求してきますが、それが快感になっていくのが面白いところ。
これは、次第に難度を上げていくマップ構成の巧みさによるものだと思います。
足の速い盗賊にすり抜けられて焦っている内に、後続の盗賊を罠にかけ忘れたり、とドタバタすることもありますが、工夫次第でリカバリーもできるため、ステージクリアするだけならなんとかなりそう、と思わせてくれるのはいい具合です。
ただ、体験版では登場しない、床トラップや天井トラップで倒せない盗賊(タフ)が登場したら、難易度が跳ね上がりそうかな……。

強いて難点を言うとすれば、New 3DS LLですら画面が小さく感じる情報量なので、画面を見ていて疲れることでしょうか。弓矢トラップと槍トラップは見分け難いのに効果範囲が違うので、各マップの配置を覚えるまで少し辛く感じました。

しかし体験版としては文句なしの面白さ。
製品定価も300円と非常に安価なので、これは機会があれば買うものリストに入れておこうと思います。