• 2009年08月登録記事

間もなくカサブランカ製作発表会。
ポスター等が公開されると配役が明白になる可能性があるため、麻生が舞台版「カサブランカ」を宙組で作るとしたら、こんな風に配役し演出したいと言うところを、妄想で済む内に語ってみたいと思います。
なお、予想と言ってますが、たぶん、9割くらい外れると思います。

発表済要素は下記の通り。
出演者:http://kageki.hankyu.co.jp/revue/151/perform.html
リック 大空祐飛
イルザ 野々すみ花

以上を踏まえ、麻生が自分で観たい配役は、下記の通り。

ルノー(カサブランカの警察署長) 蘭寿とむ
ラズロ(レジスタンス。イルザの夫) 悠未ひろ
サム(リックの店のピアニスト) 北翔海莉

署長を二番手役にして、蘭寿とむを宛てたいです。この手のチョイ悪で憎めない男性を演じる事は、今しか出来ないので、敢えて推します。実際、一番美味しい役だと思います。
現実は、9割9分の確率でラズロが蘭寿だと思いますが、妄想なので悠未ひろにします。規格外に大きい身長が、この場合は良い味になるのではないでしょうか。三番手・北翔海莉を差し置いて良いのだろうか、とも思いましたが、サムは歌巧者に演って欲しいので、この二人の比重は逆転させる方向で、このように配置します。

シュトラッサー(ドイツ軍少佐) 寿つかさ
ウーガーテ(出国ビザの売人) 磯野千尋
フェラーリ(闇マーケットのボス) 十輝いりす

少佐はDVDを観ていて、組長だ!と思ったので、唯一の「当てるつもり」予想です。
ウーガーテは「印象づけが必要」「序盤で退場する小悪党」と言う点から、専科を投入するポイントと考えます。
フェラーリは、申し訳ないけれど消去法です。

イヴォンヌ(リックのガールフレンド) 純矢ちとせ
ブルガリア人の夫婦 鳳翔大&花影アリス

娘役二番手の役はイヴォンヌになりそうですが、楚々とした花影アリスが観たいので、ブルガリア人夫婦に宛てます。
夫は年齢、美貌、ヘタレイメージ(笑)で鳳翔大が適役と判断。個人的に一押し配役です。
問題のイヴォンヌは、男役経験ありの娘役向きかなと思い、配慮しました。

●リックの店の店員チーム
カール(リックの店のウェイター) 萬あきら
ギター弾きの女 鈴奈沙也
ルーレット係 蓮水ゆうや
イヴォンヌに片思いしている男 春風弥里

かなり楽しそうなチーム。2.5から3の線が多いですが、ルーレット係にはシャープな格好よさが欲しいので、蓮水を希望。
その他、若手男役をある程度ここに投入します。萬氏&副組長が手綱を握りつつ、歌って踊って盛り上げる勢いに期待したいです。

●レジスタンスチーム
ラズロに指輪を見せる男 凪七瑠海

適当な役が必要かなと思ったので……映画序盤に登場するこの役を膨らませて、「エリザベート」のエルマー達の様なグループを作ります。
私の妄想脚本の一幕ラストは、リックの店が閉鎖される場面になります。事前に国歌斉唱があり、急展開でこれからどうなるのかと興味を引いて休憩、と言う構成ですね。
しかし、これだと二幕の展開が淡々としてしまい、大人数も動かせないので、二幕にラズロ中心のレジスタンス集会シーンを挿入します。

映画原作だと、役が少なくて割り振りが悩ましいかと思ったのですが、私が把握してる宙組生は博多で観た半数だけなので、意外と十分でした。後はビザを手に入れた老夫婦や、第三帝国の兵士とか考えられますが……。勿論、実際はもの凄く足りていないので、どんなアレンジが入るのか、実際の配役を楽しみにしてます。
演出は、芝居のメインの場となる「リックの店」を、盆を回して基本の店内・賭博場・オーナー室を行き来する感じだろうとか、小池先生演出なので映像を使用し、冒頭に周辺地域地図を出して状勢説明、ラストに飛行機の飛翔シーン、の2点があるだろう等と考えてます。

52年302日まで。
今回は、衰退期の隊員を抱えつつ、少しずつやってくる子供たちと入れ替えて行く運営期間でした。
まだ一人、ジェリカが残ってるのかな。

まず、前回最後に湧いた若返りの泉へ直行。
衰退期に入ってしまったハルカ含め、候補を5人ほど上げて泉を前に長考。
アルトとしては、ハルカを若返らせたいだろうし、実際ピークを過ぎたとは言えまだ若手に負けない彼女の能力値を考えれば、もう一度15歳にする価値はあったのですが、結局全体の事を考えて、まだ若返ると言う程年取ってませんけど、現在騎士団最強であるメレを選択しました。
妻を選ばない方がドラマ性があるよね、とSSに生かすつもりもあったので(笑)。

子供たちの入団は以下の通りです。
48年 魔女イシス(25-29)が入団。ヤナと入替。
50年 騎士ネロ(23-32)が入団。ビルガルと入替。
51年 祈祷師レイクバナ(22-25)が入団。ダッポルと入替。
他に志願者からヴァルキリーを入団させ、アルヴィレクと入れ替えました。

イシスは奥手。志願者魔術師のサラサリムと少しずつデートを重ねますが、思い切ってプロポーズした後からはギクシャクしてしまい、二度も喧嘩をする羽目に。そんな3年越しのお付き合いの末、52年302日に結婚。
ネロは、入団すると直ぐメノアに告白、52年46日に結婚。ネロの兄エスコバルがメノアの姉メレと結婚しているので、兄弟姉妹が揃って結婚と言うのも面白いですね。違いとしては、兄姉の時はメレから告白した点でしょうか。
入団以来人間関係から取り残されたまま、一人前衛の主力を勤めたユフィは、レイクバナが現れると急速接近。ユフィから告白し、52年302日に無事結婚。この日のカップル2組ではイシスとレイクバナが姉弟。今回のプレイ期間に出来たカップルは色々関係性が面白いですね。
アルヴィレクと別れたセリアは、弓手仲間のエルヴィルドといい雰囲気ですが、何故か人間関係は発展せず。前夫を想うセリアに遠慮しているのでしょうか。

そんなこんなで出来た人間関係の末、出産は下記の通り。
49年 聖騎士マリア・メルヴァイク(エスコバルとメレの第1子)
52年 騎士マール・ウェンガッタ(ネロとメノアの第1子)
いつも家系で名付け方を決めてるのですが、間違って、二家系ともマ行で付けちゃいましたよ! ああ、失敗した。
カップルは多いのですが、前回の出産ラッシュがあるため、子供が産まれ難くなってるようです。巫女は産まれないまま終わってしまったので、祈祷師と忍者が一人ずつ産まれれば御の字、期間に余裕がある他のカップルは暫し待て、と願います。

ハルカは、ピーク年齢34歳を過ぎた後なんと40歳でようやく志願者の新人と入れ替え。
能力値もなかなか衰えないし、中衛補助(隊長)が人間関係確定していないと、巧く御見合いさせにくいので残していたのですが、若返りもさせないのにこんなに引きずり回してしまうとは、申し訳ない事をしました。


 騎士団の共同墓地を歩いていたアルトは、ある墓の前で足を止めた。
「母さんは、この人を若返らせようと思ったんだ」
 彼の母とは、ハルカも良く知る、騎士団の初代隊長である。
 入団した当初、既に成人した子供がいるとは思えぬ若さに驚いたものだが、それが伝説にだけ聞く「若返りの泉」の効力によるものだと知り、また驚いたものだ。
 だが、若返りの泉は夢物語でなかった。その力を、ハルカもアルトも先年目の当たりにしている。
 墓の下に眠る人物、剣士アギの事も、人伝であるが知っている。親しかった友人サニミの父で、隊に長く仕えたが、退団後は急逝したと聞いていた。
 碑文には、こうある。
 ──彼は戦いの中で愛する者を失った。その悲しみは死ぬまで癒えることがなかった──
 それゆえ、初代隊長は彼を指名する事を止めた。そして代わりに、自分がもう一代の間戦い続ける事を選んだ。采配を誤り、彼の愛する人を殺した罪を償うために。
 たぶん、彼を愛していたから。
 不意にアルトは振り返り、大声で言った。
「ボクも、ハルカを選びたかった!」
 それは今まで聞いた事のない、血を吐くような叫びだった。
「選びたくて、選びたくて……選べなかった……」
 アルトはまだ若いけれど、ハルカがそれ以上に若返ってしまえば、結局遺すことになる。
 老いたハルカは、もう真っ直ぐに伸ばせない腕を差し伸べて、彼女の男の子を抱き締めた。


47年164日に堂々到達。
書き方変えて、時系列通りダラダラ書くのでなく同じ要素はまとめる感じにして、SSも挟んで……としていたら余計に長くなりました。


「僕は魔法使いだけどね、剣とかを馬鹿にしたりはしないから、安心してよ」
 クラナは隊長就任式で聞いたその言葉を反芻し、肉の薄い肩を竦めた。
 義弟は、決して悪意を持ってそう言ったのではない。同じ騎士団に在りながら、一隊員として剣のみで暮らす異父兄を慮って言ったのだ。
 ただ、気遣いの方法が完全に誤っている。
 兄弟と血の繋がらない関係を持つ彼女の目からすれば、弟の不用意な発言の真意も、夫がその言葉を受けて感じた思いも、硝子張りの瓶を覗くより簡単に見て取れる。
 寡黙な夫は、背を向けたまま次の遠征に向け刀を磨いている。クラナは背を合わせて座り、それに従った。
 妻としてより、不器用な剣の道を進む同志として。


と言うわけで、隊長の兄夫婦・侍アオイ&忍者クラナが揃って絶好調で剣の力を見せつけてくれました。
この遠征により、安全値マイナスから驚きの99まで回復。更に下記2組の夫婦が誕生しました。
・剣闘士(ビルガル・ミルラナス)と忍者(ヤナ・ミゼーリン)
・幻術師(ダッポル・ソウジン)と巫女(ジェリカ・キンディス)
成立するカップルがあれば、終わるカップルもあり。ヴァルアを新人アーチャーと入れ替えました。弓手同士の結婚で期待していたのですが、子供のないまま終わってしまいました。夫アルヴィレクは、まだピークまで間があるのでもう少し隊に貢献してもらいます。

隊の入れ替わりも順調で、40年にセリア(26-30)、41年にメレ(30-30)が入団。
それぞれメロとサニミと入れ替え、第三世代が主力になる年代になってきたようです。

そんな中、遅れて来た「第二世代」なアルト隊長は、少しずつ魔女ハルカに近付き、自分からは全く動いてくれない彼女にそっと寄り添う形で結婚しました。
更にヴァルキリーのセリアが、妻と別れたアルヴィレクに告白し、無事結婚。なんと私のこれまでのプレイで最多となる、6組カップルが成立しました。

モルガロンを倒しに行ったついでに、祈祷師のピークが近いのでナグゾルサールを討伐。なんと、祈祷師テンペを前衛1人で置き、後ろに弓隊を三人、と言うとんでもない作戦でしたが、生命力奪取の後に一度ローテして先頭に戻ったところで〆。アイテムなしの素早さ25.3と言う、第二世代祈祷師としては非常に優秀な彼の御陰で、列回復や補助防御が数える程しかなくてもナグゾ様に勝てるのだとちゃんと証明出来ました。
これ以降、魔物の湧き方もだいぶ落ち着いて、一度は魔物がまったくいない時も。

平穏な41年以降は、短期遠征を行ったため出産ラッシュになり、全部で下記の通り子供が産まれました。
41年
 侍ツルギ・ゼンメイ(アオイとクラナの第一子)
 幻術師ノロップ・ソウジン(ダッポルとジェリカの第一子)
42年
 魔術師アロン・シャンルン(アルトとハルカの第一子)
 忍者カタナ・シャルジュ(アオイとクラナの第2子)
 幻術師ポロン・ソウジン(ダッポルとジェリカの第2子)
 忍者ラクシュ・シゼーリン(ビルガルムとヤナの第一子)
44年
 剣闘士ライオット・ミルラナス(ビルガルムとヤナの第2子)
45年
 魔女アイ・セキグチ(アルトとハルカの第2子)
46年
 ヴァルキリーローズ・ウェンガッタ(アルヴィレクとセリアの第1子)
47年
 アーチャーステファーノ・ヒジャ(アルヴィレクとセリアの第2子)
このまま巫女の娘が産まれず幻術師だけだったらショック……。

産まれれば入団してくるわけで、引き続き第三世代が入団希望で登場。
44年はエスコバル(24-31)、ユフィ(20-28)をアオイ&クラナ夫婦と入れ替え。
クラナは先にピークに達し、アオイはあと一年猶予があったため、本来ならば既にピークを迎えたテンペと入れ替えるつもりだったのですが、老いたとは言え石化の術さえ渡るテンペは、今新人教育の為に隊に必要と考え、夫婦で隊を抜けて頂きました。


「えええ! 兄さん、本気なの?」
 老祈祷師の代わりに騎士団を抜ける、と言うその言葉が本心であったと知り、アルトは慌てた。年の離れた異父兄は、確かに老いの兆しが見え最近は遠征後に疲労で寝込むことがあったが、まだ剣の技は冴え続けている時期でないか。
「確かに年の順からいけばテンペ殿が先だが、あの御人の術の鋭さは失せておらん。まだ騎士団の力となろう」
 肉体に依存する剣の力と異なり、魔術の力は、老いても直ぐに失せるものでない。特に今年採用した新人たちに経験を積ませようとすると、石化の術は大いに役立つだろうことはアルトも分かっていた。
 しかし、呪の類を嫌う兄が同じ意見だとは想像出来ないことだった。
「もしかして、あのこと、まだ気にしてる?」
 アルトは、両手の指を組み合わせたと思えば外し、忙しなく視線を左右に走らせた。
 落ち着きのない弟を、鷹のような眼差しがじっと見据えている。
「ほら、ぼくの就任式の……義姉さんから聞いたんだけど」
「そんな昔のことは忘れた」
 思わぬ言葉で遮られ、アルトは口の開いた間抜けた顔で兄を見上げた。
 この兄には、忘れたなど精神の弛みと断じて認めないようなところがあった。それがこんな風に認めて言うものだろうか。それに、あれほど気にしていたことを忘れてしまえるものだろうか。
 ──不意に、アルトは気付いた。たぶん彼は、許すと言っているのだ。もう覚えていないのだから、気にしないで良いと。
「お主は隊長だ。情に流されずよりよき道を選べ!」
 それは同じ母から継いだ言葉である。
 だから、アルトは緩んだ視界を閉じ、頭を下げた。
「今まで、有難うございました!」


その後45年入団希望のメノア(26-33)とテンペをようやく入れ替え。同日にやってきたミレイ(17-25)は、ピーク期の微妙さが、志願者で採用した魔術師より劣るので入団はさせませんでした。
新人たちも順調に人間関係を築き、騎士同士話が弾むのかメレがエスコバルに告白、47年には無事結婚。
さらに、この47年に若返りの噂が発生!
さて、これは大至急回収するとして。誰を対象にすべきかと悩みつつ本日はここまでです。

念のためお断り。
PS3版の発売も近いので(と言いつつ発売日を知らないのですが)、当面、XBOX360版のみの取り扱いであることをページトップに明記しました。

PS3が値下げ、色々変更されてるので少なくとも一周は新鮮に楽しめそう、待望のラピード衣装替えは全部揃えたい、パーティ先頭で走り回りたい、など買っても良い要素が多々出ているので、通常なら発売日買いしてるところです。
しかし今年は、データ収集してる余裕がポケットの中に見当たらないので、手を出さない方が無難かな、と思っています。

仕事絡みの話は基本的に書かないようにしているのですが、思う所があったので少しだけ書きます。

テクニカルライティングに携わって半年。
最近、仕事では軽快に文章を書いていますが、小説を書こうとテキストファイルを広げても、白紙のまま数時間過ぎてしまいます。
技術文書が求めているものは「解説」なので、事実をわかりやすく伝える事に主眼を置いて書きますが、私の小説は「雰囲気小説」なので、わかりやすく書くこととは無関係、否、むしろ対極と言っても過言でないのです。つまり文章を書くと言う共通点はあれど、仕事であるテクニカルライティングの技術を磨く程、趣味の小説書きから遠離っているのではないか? と今頃気付き、暫し愕然としました。
日々文章を書いているからと大丈夫なつもりでしたが、本格的に小説を書く脳を使わないと、すっかり錆び付いているのでは……?
取り敢えず、V&Bプレイ記録を小説にするところからリハビリを始めましょうか。