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「ヴィーナス&ブレイブス」ブレイブス・レジェンドモード1周目クリア。
100年間で成立した人間関係は友情11組、結婚29組。討伐した魔物は196体でした。

予定通り、団長職は娘(四代目)に引き継ぎ。

共に伝説を作ろう!

就任挨拶の通り、本当に伝説を作ってしまいました。
それを示す、98年時点の編成画面がこちらです。赤枠で囲った攻撃力/防御補助合計にご注目ください。

編成画面

山賊亭支店の噂を使って、全員絶好調にしてみたところ、攻撃力合計がはみ出てしまいました。
このゲーム、ラスボスの体力が999なので、2回倒してまだお釣りが来る計算です。

バランス崩壊は、主に巫女(強者復活の孫+若返り+武者修行)の仕業です。
追加イベントである「武者修行」の効果は、戻ってきた修行者たちを一緒に出撃させると、修行年数に応じたボーナスが全能力に加算されるという内容でした。つまり「7(セブン)モールモースの騎兵隊」にあった「武者修行」イベントの再現だったのですね。
当分必要ないからと思って5年の修行に出して、98年に戻ってきた巫女とヴァルキリーの二人組が強力すぎて、2人だけでラスボスの1ターン撃破が確定しました。
なんせ、一切の支援効果なしでも巫女の攻撃力が「89×4」なので、手に負えません。ほとんどの魔物を単騎撃破できてしまうのでした。

最終戦に備えて80年後半からは結婚を控え、召喚精霊を5組も用意しておいたのですが、使う余地がありませんでした。

召喚精霊

召喚精霊

PS2版のクロニクルモードでもかなり強い団員を作れたけれど、PSP版はインフレ度合いがちょっと違いますね。
実は最終戦直前に「シロンの指輪」を拾ったのですが、有り難味が薄かったです(笑)。

テイルズ術技のゲストキャラは、最後にロイドと遭遇できました。
ロイドが特別好きなわけではないけれど、やはり一番思い入れがある主人公なので、最後に会えたのは嬉しかったです。
他のキャラクターは、「ここはアクラル大陸だ」と聞いて「異世界に来てしまった」と自分で悟るのに対し、ロイドは「地理の授業聞いとけばよかった」と反応をするところや、同じスピードなら二刀流の方が強いという理論が、彼らしくて笑いました。

ロイド

教えてもらえる術技は「散沙雨」。
どう言う原理なのか、我が騎士団で習得可能なキャラクターはヴァルキリーだけでした。接近戦で「突く」動作をする職種はヴァルキリーと騎士だけなので、そのためでしょうか。ロイドが「素早さ勝負」と言い出すから、サムライかと思ったのですけれどね。

もともと、「7 モールモースの騎兵隊」の「詰将棋」的な面白さを評価していた私ですが、V&B(クロニクルモードないしブレイブス・レジェンドモード)で味わえる序盤の厳しさと終盤のパワーインフレ感も結構好きです。
PSP版は、遠征中のセーブ機能やハード自体のスリープ機能など、全体的に遊びやすくなっていることもあり、延々と遊べてしまう危険度がありました。
テイルズキャラクターのゲスト出演は、大いに活用した今でも不要な追加要素だと思いますが、私の場合は元々テイルズオブシリーズが好きで、グレイセスまでは遊んでいるということもあって、彼等と会うのは楽しめました。キャラクターイラストはV&Bに合わせて統一して欲しかったと思うけれど、個々のイベント自体は双方の世界観を尊重していました。

やっていることは常に同じでも、毎回違う展開になるので、周回が楽しいモードです。
今回はここで一度電源を落としますが、また遊びたくなった時にプレイが始まるでしょう。

現在地:75年

前回の続きで、61年に「若返りの泉」発生現場へ到着。
若返りの泉を使わせた団員は、現在の能力値を維持したまま年齢だけ15歳に戻ります。
最初は、この年に全盛期が終わるレキに使用しようと思ったのですが、彼はもう3人の子供がいるので旨味がありません。そう思って改めて団員リストを眺めていたところ、ふと気付いてしまいました。

レキの息子ハース26歳(31-57)を若返らせれば、今から最終年まで戦えるんじゃないの?と……。

しかも、彼はまだ1人しか子供がいないため、次世代の確保も期待できます。
ということで、まだ成長期途中で勿体なかったのですが、40年後を考えてハースを若返らせました。

ごく自然と衰退期を迎えたレキは退団。葬儀はこれまでで一番の大人数でした(正直、最高人数でなかったのが意外)。

レキ葬儀

その後、なんと69年にも「若返りの泉」が出現。一度も遭遇しない周回もあるのに、たまに大盤振る舞いが来ますよね。
これにより、ぴったり最終年にピーク最終年が来る計算となるハースの妹ハリエット(29-46)も若返らせ、兄妹の二枚看板で戦うことが決定しました。

一方、前回「強者復活」で蘇った魔騎士ウルデヴィアは、一般募集の巫女イルマナと結婚して女児を授かりました。
その娘の能力が、こちらです。

巫女シルフィ

15歳時点で15×4(=60ダメージ)という、化け物のようなステータスです。
攻撃力以外は、母親の能力が反映されたのか控えめな数値で、妙にチグハグしています。全盛期が短いので、長く活躍できるわけではありませんが、どこまで攻撃力を伸ばすか、少し楽しみにしています。

現在、マックスに近い勢いで騎士団の能力が高まっています。しかし74年に魔騎士と聖騎士の夫婦が同時に衰退期突入したのを皮切りに、これから数年掛けて半数を子供世代と入れ替えるので、また一時的に騎士団が弱体化するかもしれません。
この繰り返しが、辛くもあり、楽しくもあり……。

テイルズ術技イベントは、ティア(ホーリーランス)アスベル(魔王炎撃波)に遭遇。
ティアといえば譜歌の印象が強く、ホーリーランスの使い手と思っていなかったので、少し意外な術技でした。

アスベル

いのまた先生デザインのキャラクターもゲスト出演していることを、我が目で確認できました。

現在地:60年到達
ふと気付けば、魔騎士ばかりの黒い騎士団になりつつあります。

ナグゾスサールとも3戦目。前回は1年早い39年に出現し、今回は2年早い58年に出現しました。
初回が22年出現と出遅れて、イベントが前後したことを気に病んでいるのでしょうか……。

今回は、PSP版追加イベント「強者復活」が立て続けに発生!
まず、現団長レナと弟レキの父親である、魔騎士ウルデヴィア・ヴォルロスが復活しました。全盛期の長さは初代団長の特質ですが、2人の成長期の長さはこの人のお陰ですので、確かに「強者復活」に相応しい功労者です。
しかもこのイベント、なんと全盛期の強さを持った15歳の新キャラとして加入するという、非常識な内容でした。

ウルデヴィア15歳

こんなすごいステータスの15歳、子供世代でもなかなか見られません。
その後加入したレキの息子ハースが、全盛期31-57というこれまた無茶苦茶な人材だったので、もうこの家系はバランスブレイカーにも程があるぞ!と思いました。
次男は全盛期24-30で、安心したくらいです。

その後、さらに発生した「強者復活」で初代聖騎士メルレーネ・メルヴァイクも復活。
ハースと結婚したので、子供にも期待大です。

これで「若返りの泉」も発生したら凄いことになるな、と考えていたら、なんと60年に湧きました。
ということで、来年はリオン地方の先端までぶらり旅が決定です。

団長家の息子ルイ(32-51)も入団。騎士という職種はイマイチですが、出産が遅かったため、団長は衰退期に突入済み。9年後の娘の入団まで待てなかったので、跡を継いでもらうことにしました。

3代目団長

母親がなかなか結婚できず、結婚後も出産しないまま死に別れるなどの苦労したのを知っているためか、早々に一般募集の忍者と結婚。忍者の子供は確保したいから構いませんが、団長が前衛職は不安が残るので、できれば聖騎士の誰かと再婚させて、最後の団長は聖騎士にしたいところですね。

現在地:45年到達

グリュパンは、アイテム「蛇の瞳」の噂が発生したので、少し無理をして足を伸ばして取って来て、石化した上にテイルズ術技を叩き込むという、戦術も戦略もない力技で、期限ギリギリに撃破しました。
そもそも蛇の瞳を装備できる前衛は幻術師だけなので、運が悪ければ一発で死ぬ幻術師に頼るという、一種の賭でした。

さらに、壊滅も4回ほど立て続けに発生。
大陸の端にいるときに、真逆の地方にLv.1バジリコックが出現し、倒しに行こうとして直前で時間切れ。さらに、そこで無理なコースを選んだ為に次々壊滅が起きるという、文字通りのドミノ現象に見舞われました。

そんなハプニングはありつつも、まずご老体に引退していただき、若手の成長を待ったことで、騎士団の強さがグッと持ち直しました。

戦歴

強くなれば、戦う魔物を厳選しなくても、期限と行軍コースを考えるだけで、後はなんとか取り返せます。

しかし、騎士団の活躍は華々しくとも、結婚と出産はなかなか思い通りにいきません。
まず最大の懸念事項である団長の結婚は、弟に先を越されました。それどころか、危うくあと12年は戦える大事な二代目聖騎士と友情を結ぶところでした。

助け合うから仲間なんじゃない

団長、良いこと言ってますけど貴方の一番の仕事は、後継を産むことですよ!

団子状態から一人ずつ引き離し、なんとか騎士と結婚させたものの、子供が産まれないまま相手が衰退期へ。その後も職種や全盛期間が釣り合わず悩んでいたのですが、とにかく結婚しないままでは困るので、再び一般募集の騎士と再婚。
なんとか、44年に息子が産まれました。間接攻撃職が団長しかいないので、娘が良かったのですが、とにかく跡継ぎにできる子供が産まれたので、ホッとしました。
一方、弟の方は非常に順調で、早々に魔騎士2人、聖騎士1人のパパになりました。こちらは二代目同士のサラブレッドなので、ただひたすらに成長が楽しみです。

さて今回、初めて顔キャラの一般募集に遭遇しました!

バスバード・バルハン

これまで何度も遊んだゲームですし、顔キャラが現れるフラグである「勇者の血は〜」の台詞を聞いた経験はあったのですが、本当に募集に現れたのは初めて見ました。非常に興奮してしまいました。
ただ残念ながらタイミングが悪くて、戦士を入れる余裕がなかったので加入はさせませんでした。

それから、テイルズキャラはコレットと遭遇。術技は「ホーリーソング」でしたが、使い道が良くわからなくて、まだ発動はしていません。

コレット

これで、発生したテイルズ術技イベントは、ガイ@TOA、レイヴン@TOV、ルーク@TOA、すず@TOP、コレット@TOS。藤島先生の作品に偏っていますが、いのまた先生の作品も入ってましたよね……?

現在地:30年到達

懸念材料だったモルガロンは、犠牲者0で倒せました!
「若い者を狙う」の性質を考えて、攻撃を受ける側と列回復する者で組み合わせ、あとは毎回ローテーションし続ける作戦で撃破。
PSP版は強化イベントが色々用意されているから、つい派手なスキルに頼っていたけれど、この「負けない」隊列を組むことこそ、V&Bのローテーションバトルの肝だと思います。まあ残念ながら、騎士団の強化を突き詰めると、ローテーションを一切しない速攻狙いになってしまうのですが。

ローテーションと職種の役割分担は、続くナグゾスサール戦でも同様に活躍。

たまたま、直前に魔騎士と魔術師の入団希望者が来たことと、この日のためにとって置いた「山賊亭支店」イベントの全員好調効果を使い、その上で6人出撃しました。
構成は、聖騎士、魔騎士、魔術師2人で構成された列回復者同士の列が二つと、自回復+防御を持つ騎士2人。本当はアーチャーも入れたかったけれど、HPが足りず、死ぬ可能性があったので「死なない」6人構成です。
延々と回し続け、HP765をチマチマと削り取りました。

当然、終わったら絶不調で真っ黒になっている団員ばかりでしたが、無理してこのタイミングで倒した事には大きな意義がありました。
というのも、このあと一般入団希望者がまったくパッとせず、全盛期を過ぎた老人成長待ちの若者ばかりになってしまったのです。強さ曲線が急降下して、盗賊団Lv.1相手に死闘する始末。
来年頭にはLv.7グリュパンの期限が来るのですが、どうしたものか……。

団長の娘と息子は、ナグゾ退治後の25年に入団しました。
まず、「稀な素質」の予言があったので期待していた長女のヴァルキリー・レナ。

レナ・カーリンド

なんと、「ピーク年齢30-46」という、非常に素晴らしい寿命。
普通に考えたら、即団長決定です。でも「長命」の予言があったのは弟の筈では?と思いつつ、弟の魔騎士・レキを迎えます。

レキ・ヴォルロス

まさかの「ピーク年齢29-51」!
30年以上戦える人材なんて、募集でも子供でも見たことがありません。本編のスルギはレキを上回る52歳衰退期ですが、22歳で加入するので騎士団に貢献できる年数は30年ピッタリ。
本当に驚きました。

ちなみに、2年後に入団した聖騎士の娘は「ピーク年齢27-33」。これでも充分活躍できる人材なので、やはり団長家の双子は異様だな、と思いました。
団長の全盛期の長さと、旦那の成長期の長さが、珍しくお互いいい方に左右したようです。

この時期になると初代団長は衰退期に入っていますので、すぐ引き継ぎすることにしました。
寿命が長い方を選ぶと自分で宣言したので、初志貫徹でレキを選ぼうと思っていました。
引退を女神に告げた、その時までは。

あなたの後を継ぐに相応しい者を選んでください

この女神の台詞が、未来を変えました。
「カーリンドの血を引く者たちのうちで」と言われた瞬間にふと、レキに引き継いだら家名が消えると思ってしまい、特別思い入れがある名でもけれど、寂しくなったのです。
アクラル大陸では、子供は「同性の親の姓」を受け継ぐので、団長が女性の場合、息子とは姓が違うのです。
ということで、急遽娘レナを選んだのでした。弱々騎士団、なんとか二人で盛り立てていって欲しいものです。

テイルズ術技イベントは、藤林すずとルークに遭遇。
このルークは2巡目です(笑)。1回のプレイで同じキャラクターに2回会うなんて、ありえるんですね。

アブソーブゲートに行って……

アブソーブゲートから落ちると、アクラル大陸に行けるらしいですよ!
すずの術技は「葉隠」で、逃走技だったので驚きました。

それから、「縁結びイベント」も発生させてみました。
結ばれる団員は選べずガッカリしましたが、告白を見守るか、邪魔するかは選べる模様。プロポーズの台詞は、本拠地で発生するパターンと同じなのですが、通常「考えさせて」と切り返すのに、即OKの返事が貰えるので面白かったです。
ちゃんと各職種分台詞があるのか、確認もしたくなって来ます。

平和ボケしていた町の住民も、少しずつ不穏な空気を感じ始めた20〜30年。
日々は翔び去るように過ぎていくのに、1年ごとの密度は高く、この先70年の長い戦いの厳しさを予感させます。