• 2008年06月登録記事

強化月間と言いながら、結果として2話しかアップできず悔しいです。
期待して下さった方々にも申し訳ありませんでした。
肝心の執筆は、四週中は体調崩して欠勤してしまい、回復したと思ったら最後の土日はラタトスクに費やし、今日は月末最終日なので残業してへろへろで、しかも今日〆切のものを仕上げるのに必死だったので全然進んでません……。
しかし37話はあとは会話の間を埋めるような作業的執筆部分を残すだけなので、集中して書き上げてしまうよう、頑張ります。


ロイドは剣を抜いたが、空中で捉えられるのは運の悪い数匹だけだ。思い直し、彼は片手で剣でなく灯籠を取り上げ、蓋を外して頭上に掲げた。溶岩と同居していても、やはり炎は恐ろしいのか、蝙蝠は慌てて一行の手の届かぬ辺りへ飛び退いていった。


頭は良くなくても、機転は効くんだぞ、と表現したくてこんな感じに。
しかし最終封印のロイドは、レネゲードの電撃銃を使ったり、ソーサラーリングで戦ったり、剣士というには邪道? でも私はTOPのクレスが、剣だけでなく斧や槍を装備できるのが凄く好きだったので、ついついロイドにも色々使わせてしまいます。
まぁ、せっかく新調した装備ですから、この後のクトゥグハ戦では剣二本で頑張って立ち向かってもらいますよ。

謎解きに詰まってあまり進みませんでした……。
ダンジョン構造が厳しいです。4つ目のダンジョンにしてあの動く床操作は、難易度高過ぎませんか。もしかして、フィールドがない分、ダンジョンを長くしてるのかしら。

進行状況は、第三章中。
餌を入手したので、これから旧トリエット跡を攻略するところです。この先はネタバレにご注意ください。

まず二章の分から。
ハコネシア峠で、マナの守護塔の鏡と言う単語が出てきたので守護塔跡にちょっとだけ戻ってみたのですが、特になにもありませんでした。それとも、見落とした?
パルマコスタでのイベントは、エミルが別人であることを強調されましたね。母親に似てないと言われていたけれど、きっと父親にも似てないに違いない。これで、膝を打つような違うオチに落ち着いたら面白いのですが。
「サドの人」呼ばわりは最高。アリスは好きです。ポリゴンが童顔で可愛いし、テイルズ的敵キャラ造形として優秀だと思います。
あとは、クララさん(ドア夫人)が美人でニマニマすると同時に、ドア総督はこの人に心底惚れていたんだろうなぁと思うと切なくなりました。早く最終封印でもパルマコスタに辿り着きたいです。

さて、二章後半の見所は、ゼロス登場ですよね! イセリアに行くと言う話題になった時から、次の登場はセイジ姉弟かと思っていたので、正直吹きました。
エミルが ( ゚д゚) な顔になっていたりして、スタッフのゼロスに対する認識が見えて面白かったです。ゼロスに抱えられたマルタが、微妙に身体を遠ざけようとしているのも良い。
その後の変わり身も、ゼロスからロイドへの愛が感じられて良かったなぁ。仕上げ前のゼロス題SSがあるのに、アップし難くなっちゃいました。

三章。
イセリアに流れ着いたのは確実と見てましたが、ダイクさんとノイシュが登場したのには驚きました。ポリゴンに変化が感じられず、なんとも懐かしい気持ちに。
再生後の世界では、人間牧場とエクスフィアの関係は広く知られているのですね。
村長が村長のままだった上に、変わっていなくて良かったです。でもマトモになっていた。今回、村長だとか町長だとかの指導者が、確固たる視点を持っていて良いですね。
満を持して加入のリフィル先生は、さすがに大人。冷静な中立の主張は、コレットとは別の形で新キャラと旧キャラを巧く結んでくれますね。そう言えばこういうキャラだったな、と少し反省しました。
教室の絵はプロモ段階でも良いと思っていたけれど、じっくり見せて欲しい出来でした。本当に子供がクレヨンで描いたような絵。
先日書いたばかりのトリエット跡入口があんな事になっていたり、先生が相変わらず遺跡モード発動で素敵だったり、ジーニアスがひょっこり出てきて姉弟揃ったりと、ようやく楽しいテンポになってきました。さて、ロイドとは直接会えるのでしょうか。
それにしても、テネブラエって、全部知っていながら黙ってるような雰囲気がありますよね。これで食事も楽しみ出すと、獣神官ゼロスっぽくなりそう。

今日進んだ中で気になる点は、以下の二点。
ロイドが助けに行った友人とは誰のことだろう。新キャラなのか、旧キャラか。
ラタトスク憑依時間が通常時にも影響して、しかもそれを覚えていないような様子もあるのは、危険サインですよね。

あと、別の意味で気になる事ですけれど、前作をプレイしてると細かい所で楽しめる反面、主人公たちの無知さにムッとしてしまうのはちょっと気になります。逆に、前作をプレイしていなければ主人公の言い分もだいぶ理解できると思うのですが。こういう感情の動きは自分の好みだと思っていたのですが、ゲームで、自分が操作する主人公だと言う点が、受け入れ難いのかも。
今回の展開で少しエミルたちも成長したようなので、今後に期待。でもコレットと友達になった後でもコレだったのだから、未だ数回くらい浮き沈みはあるのかな。

仲間モンスターが一気に増えたので、育て甲斐の感じられないインプを外すことにしました。代わりに見た目が似ているマンドラゴラを入れてみましたが、次のチェンジをするとアルラウネになってしまうようですね。闇属性は充分間に合ってるので検討中。水から火とか、極端な変化があるんですよね。元の属性のままではいられないのか。
あと、旧キャラのスキルは最初からON状態で加入して欲しいです。うっかり「スピードスペル」を付けていない状態でジーニアスを加入させるのは危険でした。

開始しました、ラタトスクの騎士。
進行状況は、第二章中。これからハコネシア峠に行くところです。この先はネタバレにご注意ください。

ユアンさまが出ましたー!
今回も「それなりに重要なサブキャラ」として出張ってくれそうな雰囲気です。テネブラエが視えている演出も良かったですが、と言う事は、まだ天使状態なのかしら?
今の所、キャラで好感が持てたのは言ってる事が頷けるリヒターと、予想外に格好いい声していたホーク。アリスも動きと声が凄く良かったです。ドSキャラはああでなくては!
それと、テネブラエは事前には想像もしていなかった「お茶目なおじさま系」だったので最高評価を付けます。

最初に衝撃から語ってしまいましたが、OP時点に話を戻します。
アニメは、TOSのOPにもあった懐かしい森のカットがありましたね。そう言えば前作のあの森の中を疾走する生き物はなんだったのか、結局明確な回答がないままになっています。
タイトル表示画面は、歴代一綺麗ではないかなと感動。ちなみに一番衝撃を受けたのはSFC時のファンタジアで、一番好みなのはアビスでした。
プロローグは、断片過ぎてちょっとよく分からない感じです。取り敢えずマルタの前に現れた「エミル」は、別人だと勝手に確信しました。では誰かと言われると、不明なのですが。
序盤の展開は、イベントが小刻みに頻出してテンポが悪いような気がしました。自分で会話タイミングを切り上げたい人なので、全部吹き出しの会話で良いんだけれどなぁ。多用される回想カットも、別にいらないのでは。
時々出現する選択肢は、なにか影響があるのでしょうか。契約を結ぶ所は敢えて「契約しない」を一回選んでみましたけれど、やはり契約するを選ばない限り先に行けないループ選択でした。他は直後のイベントに影響してるのかなぁ。取り敢えず奇を衒わず「誓わない」「リヒターを止める」で進めました。
ロイドに関しては、取り敢えずコアを奪いにきたロイドは本人のような気がするんですけれど、あまり考えない事にします。
ちなみに、早速「魔を狩る人」と言う言葉が出てきてドキドキ。ノイシュはどうしてるのでしょうか。
それにしてもルインの人々の反応やらパルマコスタの事だとか、痛々しいお話だなぁと思います。実は、突き飛ばされて棚にぶつかるコレットに「モーションキャプチャー萌え!」と叫んだのは秘密です。
そう言えば、レベルキャップの弊害と言うのでしょうか。加入したコレットが「エンジェルフェザー」を覚えていない事には失笑しました。さっき使っていたよね!

戦闘時のリモコン操作は、思ったより平気です。やはり何事も慣れですね。
ただ、メニューを開く操作だけは、ボタンが離れているので難しいです。混戦で慌ててる時にうまく開けず、焦りました。
チュートリアルは、テキスト表示が長過ぎて微妙。アビスのチュートリアルの方が上手でした。
弱気エミルの操作はのろのろし過ぎて、こんなモッサリ感が続くのは勘弁してと思ったけれど、契約後はマトモな動きだったので安心。ただ、攻撃後の隙(硬直)が大きくて、スピード感はあまりないです。プロモでの印象とはだいぶ違いますね。
私が下手なのか、難しいのか。物は試しで受けたクエストで全滅したのでロード。あと、最初のダンジョンでボーッとしていたら、エミルが死んだ瞬間ゲームオーバーになって吹きました。人間がいないと戦闘不能と言うシステムだと、どうしても人間優先でパーティを組んでしまうから良くないと思うけれどなぁ。せめてアイテムはモンスターでも使える様にして欲しかったです。
AIがあまり賢くないですよね。2D戦闘のAIと同じものは、3D戦闘には搭載できないのでしょうか。AIへの不満は、作戦が細かく決められない事が影響している様にも思います。
コレットを先頭キャラ設定できないことにもイライラしました。あくまで「お助けキャラ」であって、PCではないと言う表現なのでしょうけれど、戦闘中にはキャラ変更できるのだから、融通効かせて欲しいです。

ダンジョンはまだ2個目+クエストで1つ制覇した段階ですけれど、既に飽き気味。
音合わせのところで、「一度ミスった場合は、状況をクリアしてから鳴らし直さないとダメ」と言う事に気付かず、何度鳴らしても正解にならないのでおかしいなぁと行き詰まってました。
クエストで行った氷の洞窟も、予想外に広くて道に迷いました。

今日分かったのは、モンスターを育てる事に没頭すると、時間が大量に消費されること。どうせ一周ではやり込めないのだろうし、まずは物語を進めたいので、泣く泣くある程度諦めることにします。
まだ属性技が余りないため、自分でグリッドを揃えるのは至難なのですが、時折出るフィーバータイムを活用して、練習用の2体の他に6体仲魔にしました。でも一番使い勝手が良くて可愛がってるのは、ブラックウルフのフール君(練習用ではなく、その後に仲魔にしたウルフから進化。練習用の分は名前が可愛くないので控え)。「ファーストエイド」を覚えさせているのと、動きが素早いので一軍です。いち早くラピードと旅してる気分ですね(笑)。
今の所、期待はずれだったのはベアです。壁役に良いと思ったら、足が遅過ぎて役に立たない。あとスライムは、仲魔になっていても出す気がしません。インプは「最初に仲間になる成長が遅い奴は最後に化ける」法則を信じるべきか、見切りをつけるかで悩んでます。
それから、契約まで漕ぎ着けても「逃げ出してしまった」になるのが謎。あれは何が原因なのか。ただの確率? 折角マンティコアを仲間に出来ると思ったのに、逃げられた時はショックでした。
モンスター育成ゲームとしてはかなり成功してると思います。

取り敢えず現時点での勝手な予想。
・リヒターはハーフエルフ
 「人間」と言う言い方がいかにもな誘導。
・マルタのパパはブルート総帥
 違ったら謝ります。
あと、白服エミルは別人、も勝手予想でしたね。その他は特に予想してません。

以下、この段階で述べるのも不適切かと思いましたが、黙っているのも不快なので不満を書きます。
エミルの内気設定は、度が過ぎてるように思います。
これから成長して良いキャラになる、と言う伸び幅の為に敢えて演出しているのでしょうが、これがゲームでなくてアニメだったら視聴打ち切りにする段階です。
個人的な印象ですが、最初に不快だったのはルインで町人に話し掛けるとひたすら鬱にされたことと、叔父叔母から虐待を受けているような表現があったこと。人間の弱さは物語のスパイスの一つだけれど、いじめる話も、いじめられる話も、私は嫌いです(でもルインの村長はなかなかの人格者だと思います)。
また、豹変エミルがマーグナーを殴るシーンも不愉快でした。CERO・B評価はこの部分に関する要素があると思いますが、Cでも良い。
今後の展開で良いカタルシスに結び付くのでないと、こういう要素があるゲームは人に奨められないぞ、と思う次第です。

今日という日を、皆さまはどのように迎えられたでしょうか。
私は、地元駅にラタトスクの横型ポスターが出現していて、朝一から驚かされました。

と言うわけで、遂に発売日!
買ってきました、テイルズオブシンフォニア公式シナリオブックを!

テイルズオブシンフォニア公式シナリオブック

……いきなり肩透しで申し訳ありません。
まだソフトの方は開けて説明書を読んだだけです。平日は、遊びたくてもなかなか遊べませんよね。
ちなみに、その説明書も、最初の3分くらいは真面目に読んだけれど、どうせチュートリアルがあるだろう、と勝手に決めつけたので斜め読みです。ただ「エミル、マルタ以外のキャラクターの称号は、この操作で変えることができません」という一文は、最終戦に参加できる人間キャラがこの二人以外いない事を示しているように見えて、やや不安要素。

取り敢えずシナリオブックで復習堪能中ですが、このシナリオブック、ト書きが付いてるのが良いですね。
私が所有している同系統の本と言うと、「ゼノギアスメモリアルアルバム」と「FF8メモリアルアルバム」の2種。これ、どっちも台詞しか書いてないんです。
動きが分からないので、物語を堪能するには少し物足りなかったのですが、このシナリオブックなら問題無し。最終封印の話プロット制作にも、今後大きく役立ってくれそうです。
尚、スキットまで含めて、前述の2冊とほぼ同じ厚さ。PS後期以降の「大作RPG」と呼ばれるゲームのシナリオボリュームは、基本40時間が目安だから、同じ程度になるのは当然なのかな。

6月中にはアップしたいと思ってますが、ラタトスク発売後の執筆スピードにはまったく期待できないわけでして…。


 手持ち無沙汰な様子で、ジーニアスは提げた灯籠を大きく揺らした。壁に映る影は、一行へ襲い掛かるように天井まで立ち上がる。少女が上げた悲鳴は、蹌踉めいた拍子にロイドの背中に吸い込まれた。
 常ならば弟の悪戯を嗜めるリフィルは、遺跡の壁や床に一々感嘆して視線を彷徨わせている。代わりにロイドがジーニアスを小突き、コレットの仇を取った。


こんなほのぼので良いのだろうかと自問しつつ、旅の真実を知るまでのイセリアの幼馴染3人組は、こんな調子でお送りする予定です。
そうやって考えると、長閑な期間は限られていますので、大切に描写してあげたいなぁと思います。
……勿論、幸せを演出するほどコレットの悲劇性が高まる、と言う計算もあるのですが。