パーティ内の目に見えない火花が恐ろしいドルアーガ10話「夏の終わりに」。
今回でパズズが倒されなかった以上、この先の対ドルアーガ戦中にも、人間同士の刺しつ刺されつが起こる可能性がありますね。どちらにせよ、ここまでお互いの利益を押し出してしまったら誰も仲良しパーティではいられないか。本当に、ピクニックは終わってしまったのですね。
その上、今回もまだ裏切りがありませんでした。最終話で3回、と言う冗談が現実味を帯びてきました。
ファティナのニーバ非難は、8話の愛しくて仕方ない表情からは想像出来なかったので地味にショックでした。その上、宥めるニーバが大変ダークサイド。もっとも、こちらは目的のために手段を選ばない人だから、遂にやったという感です。
とは言え、その後のウトゥとのやり取りはとても良かったです。良い仲間関係ですね。ニーバが最後にジルとの会話を自嘲するのも、自分のパーティに対する信頼感のように感じました。
メルトは言っている事は間違ってないのですけれど、相変わらずなので「空気が読めないってこういう事か!」と勉強になります(笑)。
などと言いつつ、私は最後までにあと1回はあるだろうメルト活躍シーンを心待ちにしています。そう言う意味ではドルアーガ戦には期待大です。
パズズ戦はアクションが楽しかったです。ニーバが最後に出したホーミングミサイルは、弓ではなく手甲辺りに仕込んでいたような感じでしたが、あれは隠し球だったのではないのかな。あの絶壁で撃った弓は回収できないだろうし、彼としては結構な痛手だったかも。
毎話風呂シーンを入れる規定が本気で厳しくなってますね。今回はまだ何とか出来た感があるけれど、大詰めの次回・次々回はどうするんでしょうか。
サキュバスとカイが同じテーブルに付いて、まるで食事しつつゲームでもしているような風であることや、「天空の宮」の意味不明な人数制限など、考えても答えが出そうにない事は取り敢えず次回以降の謎解きに期待します。
- 2008年06月07日登録記事