• 2008年06月03日登録記事

最終封印35話の変化話2回目。
昨日の日誌段階でも相当ですが、今日お話しする変化具合を読まれると「なんて適当な書き方をしているんだ」と呆れ果てられているのではないでしょうか。私もそう思います。

さて、まだ細かい所が詰まってませんが、話プロットが上がったこの時点で取り敢えず書き出します。
冒頭のロイドが暑くて眠くてたまらないと言う辺りは、比較的スムーズに早い段階で出来上がった下りです。書いている内に、眠りでこけそうなロイドを見かねて、コレットがプロットと無関係に自発的に声を掛けました。


「ね、ロイド。やっぱり交代しよ?」
もう一つの声は、まるで旅人を労る小雨のように頭上から聞こえた。


動いてしまったものは、取り敢えずプロットから大幅に外れない限り許容するつもりなので、なんとなく状況を考えていきます。ちなみに最初に書いたのはこんな感じでした。


振り仰いだコレットは、ノイシュの背に身体を預け白い靴を揺らしていた。
「平気だって。コレットこそ、まだ足痛むんじゃないのか」
それは旅立ちの為に揃えた靴であったが、長い道程を歩く若き神子に合わせて踵を低く誂えている。当初一行と共に砂上を歩いていたコレットだが、足裏を焼かれた彼女の異変は大人達に気付かれ、


と、ここまで書いてアウト。そんな装備ではこの前後の旅路に問題が有るだろう、と言う事で、体力のない子供たち(コレットとジーニアス)が交代でノイシュに乗っていることに変更しました。

ロイドが鼻水を付けられて服で拭い、ジーニアスに突っ込まれると言うエピソードは当初ノイシュで考えていました。が、個人的にノイシュが鼻水や涎を垂らしてるのはどうかなと躊躇ったのと、ロイドは共に育っているのだから、もしその危険性があるなら最初から鼻付近は避けるのでないかな、と予想。一旦白紙に戻しました。

その後、トリエットから旧トリエット跡までの距離の表現として、今回登場したオリジナル要素「竜」が小道具として浮かび上がりました。
ノイシュが5人同時に背に乗せられるなら、移動距離の問題は解決するのですが、それではギャグになってしまうので、乗り物として竜が候補にあがりました。

  • トリエットにはノイシュが泊まれる大きさの舎がある。
    TOSでは馬を見掛けない為、竜舎だと考えられる。
  • ノヴァの竜車は世界中を周っていて、図鑑イベントの事からトリエット付近を通った事もあると考えられる。
    つまり竜は砂漠の上を歩ける。

上記の点から、砂漠の移動で竜を使ってもおかしくない、と考え、この時点で一旦冒頭部分を竜を入れた文章に変更。更に、前述のエピソードも、竜に置き換えて取り入れ直しました。
……がしかし、この時点では巧く竜が物語の展開に溶け込みませんでした。そこで、竜を出すのは大型動物が好きな自己満足にしかならないのでは、と考え直し。なんと、一回また竜が出て来ないバージョンに書き直したのでした。

竜が再度登場したのは、実に更新3日前の事です。
勿論、一度取り止めた竜の存在を復活させたのには理由があります。前回よりも、「竜」と言う小道具を使ったエピソードを思い付いたためでした。
……と言うのは、36話前半に関する事なので、詳しい事は36話が出来上がってから是非ご確認下さい。
一応、35話だけでも、竜がいることで戦闘から逃げ出すノイシュと自然な対比になる、と言う効果も狙っています。狙いだけなら他にもありますが、細かいので割愛します。
とにかく色々思惑だけはあり、竜は無事、最終封印に登場することが出来たのでした。

前半が二転三転している内に、後半の戦闘以降のやり取りもごっそり変わってます。長くなったので、後半の変化具合はまた明日お話し致しましょう。