• 2017年09月登録記事

夏アニメ終了。30分アニメ3本は、私としてはかなり頑張った本数でしたが、最後まで楽しめました。

異世界食堂

原作(小説家になろう連載版)は初期しか読んでいなかったので、最後に「そういう設定だったの?」と驚きました。個人的には、そう言った種明かしはせず、最後までいつも通りの話でも良かったように思うのですが、アニメとしては最後に締めておきたい気持ちもわかるし、この辺の加減は好みもあって難しいところですね。
いつの間にか、クロが肉声で喋るようになっているのに、ねこ屋の面々が気付かないままなのが可笑しかったです。

ナナマルサンバツ

笹島先輩の格好良さが、最後まで崩れず満足。
一方の御来屋は、ライバルとして終始立ち塞がりつつも、先輩たちよりは弱いこともキチンと描写されていたのが良かったです。アキラが例会を引っ掻き回すのは腹立たしく感じたけれど、彼に対して「真面目にクイズをやれ」と思うことで、視聴者側がクイズに真剣になっていることを明らかにしていたのかな、とも思います。

最終的に、ヒロインの声は気にならなくなったけれど、慣れたというより、単純に発言が減った為かもしれません。

なお、笹島先輩がパーフェクト正解した多答クイズ(十二使徒の名前)は、常識レベルだし、クイズガチ勢なら全員分かるだろう、と思ってしまいました。キリスト教に馴染みのない人だと、難問なのですかね。
日本聖書協会の訳に慣れているせいで、「シモン」のことは「熱心党のシモン」と付けないといけない気がしてしまう私です。

信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇

終わってしまいました。この半年、「信長の忍び」を観る、という行動が生活習慣に組み込まれていたので、来週に改めて寂しさを噛み締めることになりそう。
それにしても、どうオチを付けるのかと思っていたら「俺たちの戦いはこれからだ」締めで驚きました。

ボールルームへようこそ

天平杯に入っても、あまり動かない絵作りだったので少し心配になりました。物語は非常に面白いと思っているのだけれど、ダンスアニメとしては物足りないのですよね。
なんだかんだ言って、賀寿と仲良しになったのは嬉しいです。それにしても賀寿君、地元ではガキ大将的存在だった感じだけれど、こっちには友達できなかったのかな。東京の学校に通っていながら、あの群馬訛りで押し通すせいかもしれません。

本作はこのまま連続で2クール目突入。物語の展開に合わせて、一週早く新OP・EDがお披露目されました。先の展開が読めてしまって良かったのか……。

「All for One」キャスト感想の続き。

まず、「世紀の色男」アラミス@美弥るりか

アラミス

冷静に考えると懺悔室での受け答えも適当だし、相当酷い男なのですが、戯画化されているので笑いに転化されます。浮名を流しているけれど、マリー・ルイーズといい、モンパンシェ公爵夫人といい、女性から迫られると及び腰になるので、結構本人は淡白な性質なのでないかと思いました。

ポルトス@暁千星は、今作は役者のキャラクターに寄せて、強いけれど阿呆で面倒も引き起こす、可愛いマスコットという印象。目を引く美男子だし、毎公演上手くなるし、このままスター街道を驀進して欲しいと思います。

アトス

アトス@宇月颯は、周りの二人が調子良いタイプな分、寡黙で落ち着いた立ち振る舞いが引き立つ、大人の魅力がありました。また、さすが生粋のダンサーだけあって、立ち回りが綺麗な点も格好良いのでした。近年、活躍の場が与えられるようになって、本当に嬉しいスターの一人です。

それにしてもこの作品、実は「三銃士」要素は三銃士とダルタニアンのキャラクターだけで、全編オリジナルでも成り立つ話です。
しかし三銃士のキャラクターを借りたお陰で、3人の個性が生きたと思います。例えば「1789」でも、革命家は3人いますが、個々の役者を把握できる観客でないと、3人を見分けられませんでした。しかし「ALL for ONE」では、3人の個性で見分けることができます。

アンヌ@憧花ゆりのは、貫禄があり、お茶目でもあり、王族らしくもあり、余白のある演技で、二回観たら一番人物像が複雑に感じて面白かったです。
もともと、コメディとなれば観客を相当笑わせる役者ですし、貸切公演の挨拶でも憧花組長らしいパフォーマンスがあり、過去にはやり過ぎと思うこともあって心配していたのですが、ちゃんと役の範囲に抑えた上で舞台を盛り上げる、組長らしい演技になったなと思いました。

老獪なマザラン枢機卿@一樹千尋は、肖像画のイメージに合わせたのか、随分お痩せになった気がしました。回想シーンの若い演技が可愛らしくて、思わず肩が震えました。いつも通り、専科の名に相応しい存在感と演技でした。
ベルナルド@月城かなとは、わかりやすいライバル役で月組デビューに成功。ただ扱われ方が道化的でもあるので、格好良いというよりは、目立つというだけかな。「るろうに剣心」で演じた蒼紫のセルフパロシーンは、笑うところだと思います。役者としては、もうひと押し欲しかったです。
その点、フィリップ@紫門ゆりやはいつも回ってくるような役でも、今回はヒゲ付きにしたり、色々試行錯誤が見られました。

フィリップ

まあ、この人の弟だから、ベルナルドは歪んだ気もします。

マリー・ルイーズ@早乙女わかばは、1回目では全然気付かず、さすがに6人もいる姪の一人では、意識しないと見分けられないなと思いました。でも彼女が演じていると思って観ていれば、「満月」の踊り子だとか、色々目立つポイントはあるのですね。

ロベール@千海華蘭が、基本無表情で格好良いことは前々回に書いた通り。

ロベール

台詞も低めの声で、もともと美声だけれど更にグッと来ました。ただ、2回目の観劇時、酒場の乱闘シーンの後も一人だけ肩で息をしていたのは、演技だったのか体調が悪かったのか、少し気になりました。
千海が目を引いた分、相棒ポジションのクロード@輝月ゆうまは、今回割りを食っていた気がします。
最近、背が高い役者が増えて、千海は「小柄である」という特徴を得たように思うし、逆に輝月は埋もれるように感じたかな。その不利をひっくり返す為にも、歌う場面が欲しかったです。

ジョルジュ@風間柚乃は、100期生にして既に男役の演技ができていると思います。
ビゴー@綾月せりシモーヌ@白雪さち花には、初めて小池先生のラップ演出が活きた!と思いました(笑)。

マリア・テレサ@海乃美月は、娘役スターなのに変な役もできてしまって、芸達者ゆえに将来が帰って心配になる好演。変人王女様ではあるのだけれど、王族として自分の立場をわかっていて、許される範囲ギリギリで我儘を楽しんでいるのだと思います。だからこそ、お供の面々も、彼女を守り立てようとするのでないでしょうか。

少年ダルタニアン@彩音星凪は、なんと101期生。子供過ぎない芝居で、レイピアの扱いも綺麗でした。しかし芸名の字面だけ見て、姓と名が逆じゃないのかと思います。そして父ベルトラン@貴澄隼人は、この人に育成されれば珠城りょうみたいな肉体派になるわ!という説得力がありました(笑)。

(写真は宝塚歌劇団月組「All fot One」スチールより引用)

宝塚月組・浪漫活劇「All for One 〜ダルタニアンと太陽王〜」18:30回(e+貸切)。

今回は、予告通りキャスト感想をメインとした観劇感想をまとめる予定だったのですが……。
観劇の直前に、友人から「沙央くらま退団」のニュースを聞かされて、絶句しました。

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。 
専科
沙央 くらま

2018年2月11日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団

http://kageki.hankyu.co.jp/news/20170928_006.html

まだ月組出演中ですが、次に出演する雪組は今日が集合日(練習開始日)だったのですね。
今日、正にこれから観劇なのにこの発表!?と思いましたが、幸い楽しいお芝居なので、観劇によって笑って消化させて貰えました。

ご本人、モンパンシェ公爵夫人@沙央くらまは前回と変わりなく、元気にメゲない“年増のマドモワゼル”でした。傍迷惑な人だけれど、初恋を貫く可愛さと体当たりの行動力がキュートで、応援したくなりますよね。でも、護衛隊に「覚えてろよ」と凄むときだけ異様に格好良くてトキメキ(笑)。男を演じても女を演じても、あまり印象が変わらない役者ですが、やはりベースは男役にあるんだなと思います。
あと、胸の谷間は描いてるのだと思いますが、ある程度自前……? 妙に注目してしまいました。
e+貸切ということもあって、観客の内どのくらいの方が退団発表を知っていたのか不明ですが、パレードでの拍手も熱く、色々とありがたく感じました。

今日の客席は笑いの沸点が低めで、一幕の早い段階から笑いが多かったように思いました。
「壁ドン」のSEが前回と違って、なんだか変な反響がついてました。ドーンという大きな音が鳴るというシンプルな迫力で良かった気がするけれど、リピーターが増えてきた時期だから、つい手を入れてしまうのかな。

他のキャスト感想は、ひとまずトップコンビだけ。

ダルタニアン@珠城りょうは、ご本人が「体育会系」に見えるという役柄との親和性もあり、「真面目で頑固な田舎者」の魅力がにじみ出て、アテ書きの良さを感じました。何より「銃士隊一の使い手」「無敵のヒーロー」という謳い文句に、説得力があるのが良いです。
好き場面は、惚れた相手を問い質されて「国王陛下」と言ってしまうところ。男色と勘違いし、そっと懺悔室の仕切りを閉めるアラミスと格闘するのが笑えました。

ルイ14世(ルイーズ)@愛希れいかは、元男役の下地を活かしつつ可愛い女子感たっぷりの好演。アイデンティティは紛れもなく少女なのですが、女の格好で街に繰り出しておきながら、男として日頃振舞っている癖が出てしまうチグハグっぷりで笑わされました。

他のキャストについては、明日に続けます。

パキラハウス著「ちょっとしたものの言い方」

タイトルに惹かれて手に取りました。幾つか未知の言い回しを知ったり、解説でニヤリと笑わせて貰えました。
前半は社会人経験があれば既知の定型句が殆どでしたが、「縁談」とか「法事」とか、経験がないシチュエーションは、ちょっと勉強になりました。
「(借金返済を)催促する」など、どこが「ちょっとしたものの言い方」なのか?とツッコミたくなる部分もあります。というより、総じて実際に使えないシチュエーションの方が、筆が乗っていた気がします。私が最も筆者の力が篭っていると感じたのは、「抗議する」のシチュエーションでした。

構成は微妙に辞書風。
語に対する解説の頭出しが揃っていないため、目線が一定の動きにならず疲れました。文字が非常に小さいゴシック体であることもあり、終始読み難かったです。

本書に対する直接の感想と関係ないですが、この本が実用書と言えない最大のポイントは、読み手のペルソナ(人物像)が設定されていないことだな、と思いました。
部下から上司、対顧客、上司から部下、同等の立場のセリフが全て纏まっているので、使おうと思ってページをパッと開いても、最初に目にした語を言えば良いわけではありません。
色々なパターンに対応するとしても、例えば章ごとにペルソナを決めて、一定の立場からの発言をまとめるとしたら、もっと実用風になったのでは。
そんな風に、作りについて考えさせられました。

現在地:45年到達

グリュパンは、アイテム「蛇の瞳」の噂が発生したので、少し無理をして足を伸ばして取って来て、石化した上にテイルズ術技を叩き込むという、戦術も戦略もない力技で、期限ギリギリに撃破しました。
そもそも蛇の瞳を装備できる前衛は幻術師だけなので、運が悪ければ一発で死ぬ幻術師に頼るという、一種の賭でした。

さらに、壊滅も4回ほど立て続けに発生。
大陸の端にいるときに、真逆の地方にLv.1バジリコックが出現し、倒しに行こうとして直前で時間切れ。さらに、そこで無理なコースを選んだ為に次々壊滅が起きるという、文字通りのドミノ現象に見舞われました。

そんなハプニングはありつつも、まずご老体に引退していただき、若手の成長を待ったことで、騎士団の強さがグッと持ち直しました。

戦歴

強くなれば、戦う魔物を厳選しなくても、期限と行軍コースを考えるだけで、後はなんとか取り返せます。

しかし、騎士団の活躍は華々しくとも、結婚と出産はなかなか思い通りにいきません。
まず最大の懸念事項である団長の結婚は、弟に先を越されました。それどころか、危うくあと12年は戦える大事な二代目聖騎士と友情を結ぶところでした。

助け合うから仲間なんじゃない

団長、良いこと言ってますけど貴方の一番の仕事は、後継を産むことですよ!

団子状態から一人ずつ引き離し、なんとか騎士と結婚させたものの、子供が産まれないまま相手が衰退期へ。その後も職種や全盛期間が釣り合わず悩んでいたのですが、とにかく結婚しないままでは困るので、再び一般募集の騎士と再婚。
なんとか、44年に息子が産まれました。間接攻撃職が団長しかいないので、娘が良かったのですが、とにかく跡継ぎにできる子供が産まれたので、ホッとしました。
一方、弟の方は非常に順調で、早々に魔騎士2人、聖騎士1人のパパになりました。こちらは二代目同士のサラブレッドなので、ただひたすらに成長が楽しみです。

さて今回、初めて顔キャラの一般募集に遭遇しました!

バスバード・バルハン

これまで何度も遊んだゲームですし、顔キャラが現れるフラグである「勇者の血は〜」の台詞を聞いた経験はあったのですが、本当に募集に現れたのは初めて見ました。非常に興奮してしまいました。
ただ残念ながらタイミングが悪くて、戦士を入れる余裕がなかったので加入はさせませんでした。

それから、テイルズキャラはコレットと遭遇。術技は「ホーリーソング」でしたが、使い道が良くわからなくて、まだ発動はしていません。

コレット

これで、発生したテイルズ術技イベントは、ガイ@TOA、レイヴン@TOV、ルーク@TOA、すず@TOP、コレット@TOS。藤島先生の作品に偏っていますが、いのまた先生の作品も入ってましたよね……?