• 2009年08月31日登録記事

間もなくカサブランカ製作発表会。
ポスター等が公開されると配役が明白になる可能性があるため、麻生が舞台版「カサブランカ」を宙組で作るとしたら、こんな風に配役し演出したいと言うところを、妄想で済む内に語ってみたいと思います。
なお、予想と言ってますが、たぶん、9割くらい外れると思います。

発表済要素は下記の通り。
出演者:http://kageki.hankyu.co.jp/revue/151/perform.html
リック 大空祐飛
イルザ 野々すみ花

以上を踏まえ、麻生が自分で観たい配役は、下記の通り。

ルノー(カサブランカの警察署長) 蘭寿とむ
ラズロ(レジスタンス。イルザの夫) 悠未ひろ
サム(リックの店のピアニスト) 北翔海莉

署長を二番手役にして、蘭寿とむを宛てたいです。この手のチョイ悪で憎めない男性を演じる事は、今しか出来ないので、敢えて推します。実際、一番美味しい役だと思います。
現実は、9割9分の確率でラズロが蘭寿だと思いますが、妄想なので悠未ひろにします。規格外に大きい身長が、この場合は良い味になるのではないでしょうか。三番手・北翔海莉を差し置いて良いのだろうか、とも思いましたが、サムは歌巧者に演って欲しいので、この二人の比重は逆転させる方向で、このように配置します。

シュトラッサー(ドイツ軍少佐) 寿つかさ
ウーガーテ(出国ビザの売人) 磯野千尋
フェラーリ(闇マーケットのボス) 十輝いりす

少佐はDVDを観ていて、組長だ!と思ったので、唯一の「当てるつもり」予想です。
ウーガーテは「印象づけが必要」「序盤で退場する小悪党」と言う点から、専科を投入するポイントと考えます。
フェラーリは、申し訳ないけれど消去法です。

イヴォンヌ(リックのガールフレンド) 純矢ちとせ
ブルガリア人の夫婦 鳳翔大&花影アリス

娘役二番手の役はイヴォンヌになりそうですが、楚々とした花影アリスが観たいので、ブルガリア人夫婦に宛てます。
夫は年齢、美貌、ヘタレイメージ(笑)で鳳翔大が適役と判断。個人的に一押し配役です。
問題のイヴォンヌは、男役経験ありの娘役向きかなと思い、配慮しました。

●リックの店の店員チーム
カール(リックの店のウェイター) 萬あきら
ギター弾きの女 鈴奈沙也
ルーレット係 蓮水ゆうや
イヴォンヌに片思いしている男 春風弥里

かなり楽しそうなチーム。2.5から3の線が多いですが、ルーレット係にはシャープな格好よさが欲しいので、蓮水を希望。
その他、若手男役をある程度ここに投入します。萬氏&副組長が手綱を握りつつ、歌って踊って盛り上げる勢いに期待したいです。

●レジスタンスチーム
ラズロに指輪を見せる男 凪七瑠海

適当な役が必要かなと思ったので……映画序盤に登場するこの役を膨らませて、「エリザベート」のエルマー達の様なグループを作ります。
私の妄想脚本の一幕ラストは、リックの店が閉鎖される場面になります。事前に国歌斉唱があり、急展開でこれからどうなるのかと興味を引いて休憩、と言う構成ですね。
しかし、これだと二幕の展開が淡々としてしまい、大人数も動かせないので、二幕にラズロ中心のレジスタンス集会シーンを挿入します。

映画原作だと、役が少なくて割り振りが悩ましいかと思ったのですが、私が把握してる宙組生は博多で観た半数だけなので、意外と十分でした。後はビザを手に入れた老夫婦や、第三帝国の兵士とか考えられますが……。勿論、実際はもの凄く足りていないので、どんなアレンジが入るのか、実際の配役を楽しみにしてます。
演出は、芝居のメインの場となる「リックの店」を、盆を回して基本の店内・賭博場・オーナー室を行き来する感じだろうとか、小池先生演出なので映像を使用し、冒頭に周辺地域地図を出して状勢説明、ラストに飛行機の飛翔シーン、の2点があるだろう等と考えてます。