まとまらないまま9話感想を素っ飛ばしてしまったので、2話分まとめて。
このところ、GONZOアニメ部門の削減に伴ってか、1期や2期前半に比べるとちょっと作画に波が出て来てますよね。あと、2期は全体的に女性陣がぷっくらした感じなんですが、あの台詞を言わせるなら、カーヤは痩せて見えるキャラデザインにするべきだったと思うのですよ。
8話「二人はかつて」は全体的に演出が今ひとつでした。コンテの問題ですかね。9話でも感じたことですが、戦闘の動きがもっさりしてるんですよね。
ただ、それ以外でも8話はニーバがジルにした「頭ゴツン」だとか、二人で敵から逃げながら会話してる構図、死亡時のアクラ&カイを掴まえていた兵士が棒立ちだったとか、折角の佳境なのに、物語と関係ない所で気になる事が一杯。取り敢えず、グレミカ配下兵士の反応の鈍さは、洗脳兵士なのかな〜と一応自分の中で理由を付けてみました。
話自体は楽しく見ているのですが……あ、でも兄弟の再会があっさりで拍子抜けしました。やっぱりニーバもジルも、お互いに甘いんですよね。
9話「夢の終わりに」は、CMが入った所で、ようやくAパートが終わった所だった事に気付くくらい密度が濃くて、相変わらず戦闘描写は微妙だったけど気になりませんでした。
何より、アバンからヘナロが格好よかった。これまでも兆候はあったけれど、こうして本性を現されてみると、あの駄目っ娘ぶりが演技ってのが凄いですよね。
一番幼いクーパが重傷! 酷い! と思ったらさすがに放置はしませんでしたね。
むしろ、カーヤの服が破れたままだった事の方が酷い。
遂にギルがダークサイドに堕ちてしまい、往年のToDファンはどういう心境でしょうね。関氏の黒ギルは格好良いけれど、ギル&カイの結末としては救いがなくて悲しいです。
アミナ様は、豪華キャストなのにあっさりお亡くなりに。斬られると分かっていても、あそこまで強い王を求めたのは愛国心なのでしょか。マーフ宰相もアミナも、深く描写すれば味が出そうだったんですが、まぁお話の主眼は塔内と言うことでアッサリなんでしょうね。
もう地上も塔も直接対決しかやることは残ってませんが、残り3話黒ギル対決なのか、まだどんでん返しがあるのか。個人的にはサキュバスがどんな行動を取るのか、気になってます。