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昨日観たものは夢の話でしたが、現実においては大河ドラマ「平清盛」第29回 滋子の婚礼(再放送)を観ました。
今年初めての大河ドラマ視聴です。
既に半年も経過した時点で突然観た理由は、現在、源平合戦を題材にした「遙かなる時空の中で3」を遊んでいるから……ではありません(笑)。
後白河院の姉、上西門院統子役で愛原実花嬢が出演していることを、今頃知ったためです。
私は彼女の台詞回しが好きで、決して美人ではないけれど、声だけでも王朝絵巻物に相応しい品があると思います。……ちょっと贔屓目かな。
逆に、今回の話の中心である滋子は、台詞も性格もかなり現代的な味付けの女性でしたね。癖っ毛をヘビとからかう女官に、カエル顔と言い返した場面は面白かったです。
ちなみに、放映開始当時に話題となった「汚し」ですが、コントラストを強めたところに「ぼやけ」を掛けているような、不思議な質感の画像処理が施されているなと感じました。
私は、時代劇に関してはフィルム撮影の味が必要だと思っておりますので、デジタルを使いつつ味を残す方法を模索する姿勢は、大いに応援したい気持ちがあります。が、この「平清盛」の質感は、残念ながら私の好みではありませんでした。