これといった目標がなくなったので、移動魔法を使わずぶらぶらしていたところ、幼馴染みのエレンと再会!
悪党に成り下がっていたエレンに襲われ、返り討ちにしてしまいました。しかも、一撃で。
このゲーム、同性の幼馴染みは面構えが悪くなるのですが、こういう結末が待っていたためなんですね。
そしてこの直後に、なんとこのシステムメッセージが出ました!
まだ44才なのに! 60才を過ぎてなお現役だったルドルフと比べると、短命過ぎます。相当の労力を注ぎ込んで強化した仲間でしたし、ロードスの装備はユニークアイテムだったので、反射的にロードし直しました。
……エレンを殺した過去も、なかったことになりました。まぁ、どこかで真っ当に生きていると思い込めるから良いか!
さて、取り敢えず「リセット」という禁断の術でロードスは生き返りました。しかし、寿命であるならどう足掻いても彼を仲間として使い続けることはできません。
勿論、街移動は魔法を使い、MP回復はアイテムを使うという方法で日数を経過させないようにして、寿命が来ないようにする方法もあるでしょう。しかし、ストレスが溜まりそうなプレイはしたくありません。
そこで、ロードスを“結婚引退”させることにしました。
自宅を買うと、その場でパーティ内の異性に結婚を申し込めます。レイアからの申し出に、ロードスはあっさりと同意して結婚。何の断りもなく主夫を始めたのでした。
ちなみに、ジェーンが「ほんの気持ちなんだけど」とお祝い金をくれたのですが、本当に「気持ち」(400G)だったので笑いました。
3人パーティになったレイア一行は、これといって行き先がないため、アンゴルモア退治で力を貸してくれた精霊たちに御礼参りすることに。
早速、リンクゲートを通り抜けて精霊界へ赴きます。
精霊の姿は見えず、特にイベントは用意されていない模様。ところが、精霊のシモベは残っており、「襲う」コマンドも表示されました。
そう言えば、各地の酒場には「精霊に逆らってはいけない」と諭す冒険者がいました。
……誘惑に負けて、襲ってみます!
ノームのシモベを倒したところ、連鎖的に精霊が消失し、地の魔法、地の神殿も消えました。
時々出逢えるリハク老が「ためになる言葉」を教えてくれるのですが、地の神殿の消失を確認した後に出逢ったときの教えが、正にこのことでした。ちょっと遅かったわ。
やらかしてしまった勢いで全精霊を消失させたところ、そのまま世界滅亡に続くエンディングへ至りました。
何も知らずに暮らしていた人々の生活ごと、世界が闇に飲まれていく……。吟遊詩人クレアが最後に送ってくれる詩は、非難しているわけでもなく、ただ事実を語っているのですが、プレイヤーとして少し心が痛みました。
ほんの一週間ほど前に救国の英雄となっていながら、その力を思うままに振るい過ぎて世界を滅亡させるという、とんでもない結末を迎えて、初プレイを終了とします。