TVアニメ「アルスラーン戦記」21話「別れの詩」
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エンドカードは中村光先生。
立川の安アパートに住んでるダリューンとナルサス。一瞬で笑いを取っていくスタイルがさすがです。
今週も微妙にオリジナル展開。先週のオリジナル展開は良かったのに、また株が下がりました。このまま、残りの話もオリジナル展開で一気に王都奪還しそうな気がして震えています。
ギーヴ離脱は、なぜか殿下も了承済みの小芝居仕立てになっていました。
完全な茶番だったので、1人だけ台本を貰っていないらしいキシュワードが可哀想になりました。殿下も、この策に唯々諾々と従ってしまう辺り、ナルサスの傀儡化しているように見えて残念です。視聴者には直ぐネタバラししても、諸侯からは、王都陥落時からの従者を冷酷に切り捨てたように見えるだろうし、一度そういう姿勢を見せた殿下が別の機会に本来の優しさを見せても、不審に思わないでしょうか。
そもそもギーヴは煽るセリフとは言え、全体的に正論を述べていたので、アルスラーンが一方的に追放を命ずるのは変だったのでは。ザヴァーラントとイスファーンの方が「追放までは求めていなかった」とたじろいで見えました。
ファランギースに、ギーヴを憎からず想っていそうな雰囲気が追加されていたのは、なかなか面白い演出だと感じたのですけれど……。
で、そうまでして引き入れたザヴァーラントとイスファーンが、早速無能描写されてガッカリです。
まぁ、たまにはパルス軍もやられてあげないと、ナルサスが軍略無双するだけの展開になるから仕方ないのかな。
ちなみに、クバードに関してザンデが要らぬ手を回してしまいましたが、先々週に引き続き、彼は銀仮面卿の部下が増えるのを阻止しようとしているように見えました(苦笑)。