友人宅で、Nintendo Switch「1-2-Switch」(ワンツースイッチ)を遊んで来ました!
https://www.nintendo.co.jp/switch/aacca/
まず、Switch本体の印象。
想像以上に小さく感じました。最近はタブレットも大型化しているから、小さく感じたのだと思います。
同時に、ジョイコン(本体付属コントローラー)も予想よりふた回りほど小さくて驚きました。「1-2-Switch」に限って言えば、ほとんどは握った状態で遊ぶものなので、小さくても構わないのだけれど、コントローラーとして使うには頼りない印象です。遊んでいれば慣れそうですが、L/Rボタンの配置など、微妙に違和感がありました。
グリップの取り付けや取り外しは、Wiiリモコンなどと比べるとストレスなく、特に面倒には感じませんでした。
さて、肝心の任天堂ロンチタイトル「1-2-Switch」は、28種のミニゲーム集。
合計6人で遊んでみましたが、パーティーゲームとして秀逸な一本です。
「ピンポン」「真剣白刃取り」「ソードファイト」などは、そのゲームが持っている面白さを再現しているだけなので、“Nintendo Switchで遊ばなくてもいいじゃないか”とも言えますが、場所や器具の必要がないという点で、十分価値があると思います。
とは言え、28種類もあるので、全ゲームが面白いとは言えません。
「Soda」は面白みがわからなくて全員無言になりました。「ライアーダイス」はプレイヤー間の相性に左右される上、動きがないので周囲がつまらないゲームです。「大食いコンテスト」は盛り上がらないだけでなく、プレイする側も口を開閉する様を見られる羞恥が辛かったです。
面白さと関係なく、「ボクシング」「旗揚げ」などの音声指示ゲームは、周りが盛り上がると指示が聞こえにくくなるので、少々遊び難かったです。
何を判定しているのかピンと来ない「魔法使い」なども、遊びにくい部類でした。
私はジョイコンのHD振動を活用した「カウントボール」に期待していたのですが、これも最初はデジタルな振動にしか感じられず、触感として認識するには慣れが必要だと思いました。
逆に「ジョイコン回し」は地味に盛り上がりました。プレイ途中、回転椅子を使えば360度以上回せることを自分たちで発見したのですが、それをゲーム中のTipsでも語ってしまうのは、いかがなものかなぁ。残念でした。
Switch本体を赤ん坊に見立てて寝かしつける「赤ちゃん」は狂気を感じますが、話の種にはなります。
「大食いコンテスト」は一人だけが恥ずかしいので不評でしたが、「ランウェイ」「フリーダンス」は同時にプレイしている二人が恥ずかしい思いをするし、動きが大きいので盛り上がりました。「ランウェイ」や「ビーチフラッグ」を遊んで気付いたのですが、パーティゲームではリプレイ要素が意外と重要かもしれません。
なお、購入直後は遊べるゲーム数が限られているらしいですが、遊ぶ順番など考えずに気になったタイトルから始めて差し支えなかったので、最初からすべて解放してもいいのでは、と思います。
各ミニゲームのタイトル画面に、プレイに必要なテンションが唐辛子の数で示されている、という要素は面白いと思ったのですが、いまいち基準がわかりませんでした。
あまり褒めてない論調ですが、しかし多人数で遊ぶと非常に盛り上がることは間違いありません。友達と集まることが多い家庭であれば、購入したい一本でした。