• 2017年06月21日登録記事

現在地:1098年
破滅の預言まで、あと1年。

伝染病・黒の霧の被害で、人類が急速に疲弊し、闇が広がる時代。

狂気の時代

9章終盤に「ネルゴーの教祖が変わった」という話を聞けるので、恐らくこの頃から用意されていた仕掛けなのでしょう。周到且つ、人間を知り尽くした黒の災だからこそ成功した戦法だと言えます。
久しぶりに1099年の預言を聞いて、黒の災の導く通りの展開だと戦慄しました。

そんな10章「狂気の時代」を象徴するキャラクターが、“狂犬”イゴール・ナヴァロだと思います。
……昔からそんな気はしていたのですが、今回の再プレイで、V&Bで一番好きなキャラクターはイゴールだと認めることにしました。一番好きなイベントはウォルラス関連なんですけれど、彼の良さはブラッドとの関わりや三代に渡る師弟関係の底上げが大きいです。単独のキャラクターとしては、イゴールの狂気と真っ当さと、加えてネットで「チワワ」と揶揄されるネタ的な弱さに軍配が上がりました。

ちょっと危うく、謎めいた部分が魅力的だと昔から思って来ました

単なるファンボーイ状態のレッドを笑えません(苦笑)。

当然、レッドも好きです。
10章はすごく心理的に追い詰められる辛い期間ですが、イゴール関連の話題が出てくる楽しさと、レッドの明るさで救われるなと思います。

ちなみに、接見イベントのタイトルに出てくる日本語訳「狂犬の暗殺者」は誤字ですよね?
他のシーンでは「狂気の暗殺者」もしくは「狂犬」で統一されているのに、これだと「狂犬を暗殺する人」みたいに感じます。

暗い話ばかりだけれど、9章に比べるとイベントも適度に散りばめられていて、終盤戦の盛り上がりを感じます。

私と戦おうなど10年早い

本当に、あと10年で経ったら戦えよ?

騎士団運営は予想通り難航。
ただでさえ男子が少ないのに、まだ子供が欲しい段階で子供世代の侍と祈祷師が友情関係になってしまって頭を抱えました。この時は仕方なく、侍を解雇して対処。
他にも、最終年まで連れて行ける子供の数が足りなくて、90年代に入ってから慌てて出産ラッシュを起こさせたり、職種が偏っているのでピーク年齢と関係なく兄弟で入れ替えることになったり、悔しい箇所が何度もありました。
騎士団で一人だけになってしまった巫女は、残念ながら最終年に間に合わない計算だったので、入団直後に結婚&出産を狙ってみたところ、なんと93〜95年に毎年巫女を産みました。加えて忍者が3人ほど来る予定で、そんなに前衛職ばかり来ても、それはそれで困るのですが……。

なお、前回書いたステルクの息子は、1091年に36歳すなわち1113年まで現役で戦える人材として登場。
惜しい……!
でも多分、最終戦も連れて行けるんじゃないかと思います。まだ成長期を7年残した段階で、全盛期の父親の素早さを超しました。