• 2017年06月20日登録記事

現在地:Chapter09終了(強くてニューゲーム)
シリーズ記事「FF15 物語を見直す旅」の趣旨は、2017年2月1日記事参照。

水中のルーナ

注意:ゲーム本編・映画・アニメネタバレ満載です。
現在FF15プレイ中でネタバレを気にされる方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。

ようやく、儀式に辿り着きました。

リヴァイアサンとルーナ

儀式中の台詞で取り上げたいものはありません。
もちろん、リヴァイアサンは真意がよく分からないし、アーデンとルーナの応酬も結局なにを意味していたのか謎です。
しかしここでの台詞は、よく分からなくても問題がない、雰囲気で押し通す箇所だと思うので、特に変更案は出しません。

儀式後、ノクティスは寝台で目覚めます。
その目覚めを、失明したイグニスが待っていました。

大規模な戦闘だった 仕方ないさ

ノクティス
ケガしたのか?

イグニス
大規模な戦闘だった 仕方ないさ

非常にあっさりした回答は、自己評価の低いイグニスらしさがあります。
しかし本当に「仕方ないさ」で済まされてしまうことに、この展開への不評の原因があると思います。
FF15は基本的にノクティス視点で進むため、描かないという理屈はわかります。しかし顛末がわからないせいで「どういう次第で?」と余計に気になってしまい、結果、プレイヤーのストレスになるのです。
未公開の「EPISODEイグニス」用にわざと語らなかった可能性もありますが、追加DLCにしても、不満を感じさせない程度の情報を与えた上で、「このシーンを具体的に遊べる」という形にすれば良かったはずです。

現状、イグニスがどんな理由で負傷したのか分からないため、変更案を作るのは難しいですが、まず、イグニスが自身の負傷状況をペラペラ喋るとは思えないので、他の2人から語らせるのがいいでしょう。
例えば、「民間人を庇って〜」などと説明しかけたところに、イグニスが本来の台詞を被せる、というやり方が考えられます。
こうすれば、イグニスらしさを失うことなく、プレイヤーに情報を与えられます。そして想像の材料となる一片の情報があれば、実際は現シナリオ同様なにも語っていなくても、「わかった、深くは語るな」としたり顔をしてやれるのです。

また最低限、Chapter10へ進んで数ヶ月の時間を経過させる前に、失明した状態で今後の旅はどうするつもりなのかは触れるべきでしょう。

波止場

それにしても、ルーナを失って呆然としているノクトとプレイヤーに追い打ちをかける展開、なかなか挑戦的です。テンションが下がったプレイヤーも一定数いると思います。
その上、次に待っているのがChapter10ですからね……。2周目は、嫌な思いをすると分かっているので、余計に気が重くなりました。


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