• 2017年06月08日登録記事

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PSP版「ヴィーナス&ブレイブス」現在地:1026年
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室内楽による765の調べ」(2014年12月13日記事参照)の際に明かされた開発秘話のせいで、空が映るたびに思わずニヤッとします(笑)。
でも効果的ですよね。冒頭のやりとり後も空が映りますが、台詞に合わせた動きや表情をプレイヤーが自然と想像して、感動できます。

PSP版はほぼPS2版と変わらない感触ですが、騎士団のメンバーを入れ替えたタイミングで、好調・不調の効果が消えることがある点が気になっています。バグかな? 好調効果を使いたい時は、ちょっと気を付けないといけませんね。
また、ゲシュタルトボードの判定が少し変わったのか、単純に騎士団が弱いせいか、人間関係がなかなか動かせなくて最初は苦戦しました。
ただ、個人的に騎士団運営の要としている祈祷師が早期に加入してくれて、子供も産めたので満足しています。早く入団しないかなぁ。
その他のレア職種の出現率も割といい感じで、既に聖騎士以外は登場。特に有り難かったのが魔騎士ヴァナディルス・ウェリングレン氏。フリーが在団しているのに「騎士団で一番強い人物」の座を得るという、すごい偉業の持ち主です。当然、万難排して魔女と結婚させたのですが、なんと娘1人しか生まれませんでした。そして、彼の血筋を残そうと、しつこく90日遠征を繰り返したせいで、1024年にベビーラッシュが来るという副産物も残していきました。まあ、この時の赤ん坊が加入するのは王都到着後なので、困らないと思いますが……。

以下、実質的に2周目プレイのため、ネタバレを含みます

世代交代を描く物語だから、一気に遊ぶともったいないと思っています。が、序盤は予言の頻度が高くイベント数も多いため、止め時が見つからず、どんどん進めてしまいました。
ウォルラスの教えをフリーが受け継ぎ、またレオへと繋いでいく三代の師弟関係、本当に大好きですし、心が締め付けられます。
その後、騎士団全体の「教え」になっていくのはわかるけれど、1026年加入の彼に弟子として個別に受け継いでいって欲しかったなぁ……とは思います。

その彼、リリーの息子の名前は「アッシュ」にしました。公式は「アレフ」だし、ネタ枠は「ゲフャッハー」があるから、割と選ばれない名前じゃないかと思ってます。ちなみにPS2版では「エイド」にしていました。相変わらず少数派(笑)。
この名前を貰うことになる彼は、二人の特徴がよく出ていて「息子だ!」と一目でわかるキャラクターですが、PVやOPでは存在が完全に隠されているため、登場した時の驚きは強かったです。時の流れと人のつながりを感じる、嬉しいイベントです。

それから、この時代のツンツンしてるアリア様が好きです。
「笑顔の方がいい」と言われたから、次の時はわざわざ笑顔で登場したのに、「いいことがあったのか?」と聞かれて不機嫌になるところが、特にお気に入りです。可愛い人だと思います。
初プレイ時は、王都前後で大きく変わったキャラクターだと思っていたけれど、やり直してみると意外に、最初から優しいところもあり、実は頑張って厳格に振舞っていたのかもと思えてきます。