PSゲームアーカイブス「ファイナルファンタジータクティクス」を始めました。
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松野信者なのに、初めてのプレイです。
発売当時は「タクティクスオウガ」との関係性が分からず、潔癖症の嫌悪感で避けていました。避ける必要がないと分かった後も、「FFT」を遊んだら未プレイの松野ゲームはなくなってしまうと言う理由で置いてありました。しかし、後生大事に取っておいても仕方ないですし、古代イヴァリースの旅(FF12)も終盤というタイミングで、大崩壊後のイヴァリース(FFT)を歩んでみることにしました。
現在地は、Chapter1終了まで。
SRPGは一戦闘が長くなりがちなゲームですが、FFTは出撃メンバーが5人と少なく、マップも狭いのでサクサク進めます。
そのため、Chapter1のクリアも意外と早かったです。
勿論、話の引きが非常に上手くて、先が気になって進めてしまうという要素も大きいです。
最も厳しい戦いだったのは、「風車小屋」のウィーグラフ戦です。
編成と戦術を練り、3回目の挑戦で勝てました。瀕死に追い込んでイベントが進んだ瞬間は、本当に嬉しかったです!
確定ヒットの黒魔法を使うことにしたのと、ゲスト参戦のディリータに防具を揃えてやり、戦力(囮)として活用したのが功を奏しました。
しかし即死効果付きの剣技が非常に恐ろしく、ラムザとシーフが「北斗骨砕打」の即死効果で一撃死した時は唖然としました。きっとあるのだろう再戦も、苦戦する予感があります。
ウィーグラフ自身については、理想家肌で、ラムザがもう一人いる印象を受けました。革命家らしいといえば、そうなのかな。しかし彼を補佐すべき妹はテロリスト思想だし、それ以外の部下は「生きること」が最重要であり、一人で空回りしている感があります。
そもそも妹の仇討ちに走る時点で、リーダーとしては評価できません。
兄妹関係が多く、且つ全員シスコン(笑)なので、FFTは兄妹の物語なんだなと思いました。「タクティクスオウガ」は姉弟の物語で、「FF12」は兄弟の物語だから、敢えて偏った家族関係にしているのかしら。
ちなみに「ベイグラントストーリー」も登場人物の数に対して兄弟のみ3組と多いけれど、それぞれの関係が特に対比されたりはしていないから、この系譜とはズレますね。
ゲストキャラは基本放置で床ペロさせている状態だったので、アルガスの名台詞「家畜に神はいない!」を聞けませんでした。
確かに彼は暴言が多いし、捕虜への尋問の仕方などは目に余るけれど、言ってることは貴族常識から考えれば真っ当に思います。
貴族の中で蔑まれている身であり、かといって貴族である以上平民とも交われず、孤立していたアルガスだからこそ貴族と平民の差に拘るのは理解できるし、基本的に彼の発言には嘘がなかったと思うのです。
対するラムザはある意味甘ちゃんの常識外れで、まともに言い返せていないのが印象的でした。
ちなみに、碌に説明書を読まずに始めて、よく分からなかったところだけチュートリアルを確認するという方法で遊んでいます。既に育成を失敗している気もしますが、初回プレイゆえの試行錯誤と思って、それも楽しみます。