現在地：Chapter 01「旅立ち」 メインクエスト「秘密の対価」
今回からは、メインクエスト進行に沿ってざっくりとした感想を述べる形で、プレイ日記を綴っていきます。
現在FF15プレイ中でネタバレを気にされる方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。
感想内には、映画・アニメのネタバレも含まれます。
現在のお気楽道中な空気が惜しくて、ひたすらモブハントに勤しんでいます。一度に複数受注できないのは、マップ処理の都合かと思うけれど、改善して欲しいです。
戦闘は難易度ノーマル、アクティブモード。
ジャストガードのアビリティを獲得したのに、ガードのタイミングが掴めず、結局「ガードボタン押しっぱなし」→「パリィ」が安定という、かなり下手な部類のプレイヤーだと思いますが、多対多の乱戦で起こるゴチャゴチャ感は楽しんでいます。
参考記事
オープニング
物語の冒頭は、首都インソムニアを出立する際の親子のやり取り。
この先の覚悟が決まっている父の悲壮感と、何も知らない息子の軽さの噛み合なさに、映画「キングスグレイブ」を思い出しつつグッと来ました。ノクトが珍しく柔らかい表情を見せるのも、本当に父親が好きなんだなと思い知らされた感じがあります。
ちなみに、映画視聴組としては、この現場にドラットー隊長がいるのを見て「その男は裏切り者ですよ！」と声を大にして言いたくなりました。ただ、ゲーム中でノクトがその事実を知る日が来るのでしょうか。私は、ドラットーは映画時点で死んだと信じたいので、ゲーム本編にグラウカ将軍が登場しても中身は別人であって欲しいのです。
ハンマーヘッド
出立の後で、早くも立ち往生している王子一行に、思わず苦笑。
ノクトの運転が悪かったような話がされますが、この辺り、説明が一切ないまま物語が始まるので、前情報を一切仕入れていないユーザーにはやや不親切かな、と思いました。
あと「車を押して進む（R2）」の指示に気付かず、１分ほどL3を傾けていました。同じことをやった人、他にもいると思うんですが……
貧乏王子の生活費稼ぎ
物語の前振りを最小に削ぎ落としている分、もうこの辺からリード地方を好きなだけ回れるのは嬉しかったです。
なぜ王子なのに金がないのか、イグニスがその辺を管理していないとも思えず不思議だったのですが、この辺の流れは「世間で揉まれろ」というシドから友人の息子へのお節介なのかな、と感じて納得。
王の盾であるグラディオにしても、首都育ちだから実戦経験は浅いのですね。首都で平和な一定水準以上の暮らしをしていたメンバーが、怖くもあるけれど広大で自由な「外」を満喫している感は、プレイヤーの環境とも重なって感情移入しやすい気がしました。
はじめての車旅
ノクトが隣国へ向かうのは政略結婚のためである、という話が出てくるのがこの辺。
車中の会話なので、普通に聞き逃しそうですが、この自然なやり取りで状況を少しずつ飲み込ませていく手法は面白いなと思います。
ラジオで聞ける「ノクティス王子は品行方正、成績優秀」という情報には、「どこのノクティス王子？」とニヤニヤしました。情報とは、こうして公式に伝えたい物だけが伝達されていくのだなぁ。
道中、黒犬のアンブラがルーナからの手帳を運んで来るというイベントもありました。
どうやってこんな場所まで追って来るのか分かりませんが、名犬です。といっても、アニメで登場した兄弟犬プライナも、謎の移動をしていたから、普通の犬ではないのでしょうね。
やり取りがなぜ単なる手紙でなく手帳なのか、と不思議にも思いますが、手帳ではなく「交換日記」と思えば、ちょっと甘酸っぱい気持ちになりました。
秘密の対価
延々と平原を彷徨いた後、ようやく向かった船着き場で、アーデンと遭遇。頭のてっぺんから爪先まで、ここまで完璧に胡散臭い人物も珍しいと思います。というか、調印式はこの翌日くらいの話なのに、彼がこんな場所にいる暇があるのか疑問です。
新聞記者からお忍びスクープを非公開にする代わりに、宝石を取って来るという取引を持ち掛けられて、さっとクリア。
宝石を取った帰り道、巨大鳥を目覚めさせてしまった瞬間、こんな敵に勝てるわけない！と咄嗟に、崖から滑り落ちて退避。単なるイベントだったのに慌ててしまい、危地に残した仲間たちの姿を見上げて申し訳ない気持ちになりました。
船に乗れることになりましたが、とりあえずやり残したことがないよう、現時点で探索を進めているところです。
先に進めようと思わない＝序盤の物語に吸引力がない、というのが正直なところかも知れません。その辺も、FF12っぽいと言えば、そうかも知れません。