現在地:ゲームクリア(前編)
PVで観ていたシーンに、ようやく辿り着きました。
現在FF15プレイ中でネタバレを気にされる方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。
感想内には、映画・アニメのネタバレも含まれます。
クリア認定証によると、LEVEL66。プレイ時間は55時間12分21秒。
「終わりよければすべてよし」の真逆のゲームデザインで、非常に惜しい事になっていました。
おススメできるゲームかと問われたら、たぶん黙ります。しかし魅力があるゲームなのは間違いなく、「加点方式なら120点、減点方式なら-80点」という評価が妥当なところかと思います。
参考記事
ルシス王の孤独な戦い
悪評高いChapter13。長く暗いダンジョン、仲間なし、限られた攻撃手段、ホラーな雰囲気と、プレイヤーの精神を全力で削る、最悪のクエストでした。
段々、ノクトが独り言を零し始めるのも、孤独に圧し潰されそうな気持ちを平常心に戻すためなのでないかな。
クエストが終わったときは「これで孤独な戦いは終わりか」と思って、心底ホッとしました。しかし直後、階下に落とされて「あんなに頑張ったのに!?」と突っ伏す羽目に。ガッデム!
ジグナタス要塞攻略
死んだレイヴスから父王の剣を受け継ぎ、ようやくまともな攻撃手段を手に入れて一安心。
シガイはゾンビだと思えば良いのでしょうか……。結局は敵兵なので、もとが人間だろうと機械だろうと、倒すことに良心の呵責を覚える必要はないだろう、と思いました。
会議室には液晶モニタがあるのに、施設内のテレビはブラウン管で扇風機は古臭い辺りに、帝国の予算も厳しそうな雰囲気を感じました。そんなんだから、軍の残業代も出なかったのか。
再会、そして奪還
待ち望んだ再会で、Chapter10の頃に散々文句言ったグラディオの嫌味も、もう懐かしく感じるくらい嬉しかったです。
そして、健気なプロンプトに泣かされました。
プロンプトが帝国人なのは、ヴェルサス時代から推察されていましたが、割とあっさり受け止める王子たちの絆が良かったと思います。
そして、ずっと存在は知らされていたけれど、初めてFF15版クリスタルを目の当たりに。
美しいけれど恐ろしい雰囲気を感じていたら、なんと、ノクトがクリスタルの中に飲み込まれてしまう事態に。ごく普通に、クリスタルから力が解放されて……という光景を想像していたので、どんな罠だ!と思いました。
アーデンとバハムートから過去のいきさつが説明されましたが、ちょっとよく分からない部分があって、アーデンが「病人を助けて、ルシス王に殺された男」なの? でもアーデン自身もルシス王家の人間なのですよね? そして、クリスタルの力の発動条件も、納得がいきませんでした。
夜に包まれた世界
3kmも、シガイで溢れた世界を徒歩で歩くのか!?と絶望したところに、車で通りかかったタルコットは私の救世主でした。
ここで、成長したタルコットを出すという選択も、なかなかニクい演出だと思います。
ノクトやタルコットに比べると、仲間たちの変化はささやかなレベルでしたね。
「話したいことがある」と言っておきながら、そんなシーンはなく「ハンマーヘッドを出ると、最後の戦いが始まります」というシステムメッセージが表示される点には、思わず突っ込みました。
たぶん描写がなかっただけで、元・タッカの店で4人で話したんですよね? せめて間を入れるとかして、想像をさせる演出をして欲しいものです。
そんな文句を言いつつも、もう最後まで走ることに決めたので、10年ぶりにして最後のキャンプを経て、インソムニアへ突入し……。
ということで、明日の記事に続きます。