クリア感想で述べた通り、仲間たちについて語ります!
前編・後編で分けようと思ったら、意外と長くなったので今回は主人公とカミュに限定。特にネタバレ配慮はしませんので、最後までクリアされていない方はご注意ください。
現在DQ11プレイ中でネタバレを気にされる方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。
主人公
ドラクエの主人公はプレイヤー自身と言われますが、私の場合はそもそも性別が違うし、彼から喜怒哀楽や明確な意思を感じる局面が多々あったので、終始、自分が名付けた1キャラクターという印象でした。
特に、こういう爽やかな笑顔を見せるのが私は苦手なので……(笑)。
発売前は、カラーリングのせいで「竜王」説もあったと聞きますが、蓋を開けて見たら初代「ロトの勇者」だった主人公。でも天命によって勇者として生まれている点から、プレイ中は「天空の勇者」の系統に感じていました。
且つ、これまでに遊んだシリーズでは「IV」並に終始「勇者」として扱われていましたが、なんとなく私の中では「主人公」と呼んだ方がしっくりきます。
そもそも、剣も魔法も強く、馬の名手で、ついでにボウガンも100発100中というハイスペック王子様なのに、なぜかそう見えません。
それは、作中から受けた印象が「心優しく大人しい末っ子キャラ」だったからかもしれません。おっとりした雰囲気だから、このユグノアの鎧セットも似合わないな、と思っていました。
それゆえ、少年時代は「悪戯っ子」というキャラクター付けだったことに、「君にそんな幼少期が!?」と驚いたくらいです。
パレードの服を着ると踊り始めるので、根は陽気なのかもしれませんが(笑)。
カミュ
前半は思わせ振りなシーンが多くて、こちらも多少勘繰っていたのですが、実際は面倒見のいい兄貴分。面倒見が良すぎて、終盤の仲間会話では「本筋を教える係」に収まっていたのが、ちょっと笑えました。
「虹色の枝」を探していた最中も、使命と無関係なのに一番真面目でした。まあ、贖罪の旅だったという事情から考えれば、当然だったのかもしれませんが。
秘境育ちの主人公や双賢の姉妹に比べれば世慣れしているけれど、あくまで比較であって、順次大人組が入ってくると若者扱いにシフトしていたと思います。そういう立ち位置の変化も、カミュのいい子感を補強していましたね。
……いい奴すぎて、語ることがないかもしれない(笑)。
あの妹では大変だな、と思ったけれど、本人たちはあれで収まりが良さそうなので、羨ましい限りです。
戦闘においては、「盗み」など他で代用できない能力もあって、雑魚戦では外せないメンバーでした。でも「ビーストモード」や「分身」など、連携やスキル関係は、本当に普通の人間なのか疑う要素が多かったです。
異様な能力に、捨て子だった理由が隠されているのでは……と思っていたけれど、そこは不明瞭なままでしたね。