仲間語り編最終回。
特にネタバレ配慮はしませんので、最後までクリアされていない方はご注意ください。
現在DQ11プレイ中でネタバレを気にされる方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。
マルティナ
男勝り系かお色気系なのかと思いきや、真っ当に真面目な性格だったマルティナ姫。
基本的には主人公を見守る年の離れたお姉さんという印象ですが、甘いものが好きだったり、程々に女子っぽさもあって、可愛いのです。意外と、こういう癖のないキャラクターって珍しいとも思います。
……基本的に、デビルモードのことは忘れてあげています。
実は、「女王の愛」でセレン様から指摘されるまで、デルカダール王が報告を待っていることを忘れていて、最終盤にデルカダール王とマルティナのイベントを見ました。
過去に戻る前は、わざわざ最後の砦に行ったのにセリフだけで済まされて悲しかったから、ちゃんと二人の意思疎通があったのは良かったです。
マルティナは単なるおてんば姫ではなく、王女の自覚が見受けられますし、ユグノア崩壊以降に一般人として苦労した経験があるから、良い女王になるだろうなと思います。
強いて難点を挙げるとすれば、あまりに強く美しい女性な上、男子への理想も高そうだから、王配を見つけるのに苦労しそうなところですかね。グレイグとは相性が良さそうだけれど、グレイグがこんな良い娘さんと結婚するのは許さんぞ(笑)。
真面目キャラなので、なぜ初期段階で「ぱふぱふ」を習得済みなんだろうと最後まで疑問でしたが、戦闘ではお色気スキルが大活躍でした。
ロウ
キャラクター設定が事前にまったく想像できず、驚かされたのがロウ様です。五カ国会議にいた、と気付いてはいたのですが、ユグノアではなく別の国の王族だと思ってました。
仮面武闘会の時は、いきなり不正する感じ悪い爺さんだとも思いましたし、ね。
娘を失い、一人生き残ったという悲哀を背負っているのに、そこで打ち拉がれるでなく、ウルノーガ打倒を目標に世界を回る行動力と精神力は凄まじいです。
最後に涙を見せるけれど、過去に戻る決意をした孫を見送る時も笑顔で、余計に申し訳なくなりました。
すけべネタは、ご愛嬌ですかね。
実の祖父という設定でなければまだ許容できたと思うので、そこはキャラクターの設定と性格の組み合わせが私(年配で助平なキャラが苦手)と合わなかったな、と思います。
グレイグ
まさかの8人目の仲間。ずっと、8人目はPS4テーマにいた「スライム」だと思ってましたよ!
グレイグめ、私の期待を裏切りおって!
最後の砦で再会してからゲスト加入中は、主人公にどう接したら良いか戸惑っていると分かったけれど、イシの村の人々は「グレイグ将軍のお陰で助かった」と褒めそやすし、ずっと命を狙っていたことについて謝ってくれないし、と互いにモヤモヤしていました。
でも正式加入後は、「虫が嫌い」「ムフフ本」「唐突な親父ギャグ」など、ポンコツっぷりが強調されて、イジる対象にシフトするので、最後には可愛くなってしまいました。
道中、バッシュ@FF12と比較した記事も書いたけれど、36歳で仲間になるヒゲの将軍は、可愛い人でなければならない法則でもあるのか?
デルカダール王からの対応や、ホメロスとの因縁など、主人公が蚊帳の外に置かれるところがあって、少し「良いところ取り過ぎでは?」と思ったときもあります。けれど、それはグレイグに非があることでないですしね。
シルビアとは柔と剛という感じで、スキル拡張によって「剛柔一体」となるのが良いコンビだなと思います。というより、シルビアくらい適当に受け流してくれる人じゃないと、グレイグの無神経っぷりに闇落ちしちゃうのかもしれません(苦笑)。
異変後の世界での私服がダサいのは、状況的に着れるものを着用しているだけだと解釈して納得したのですが、過去に戻った時もあの服だったので、グレイグのセンスが悪いと把握しました。
おっさんたちは最強装備もネタ衣装なので、装備選択に頭を悩まされます。