現在地:15章「監獄街 囚われの民」終了
ガンガン進んでいます。遊びすぎの自覚はありますが、面白いんだから仕方ない。
ガリルの物語から、ビビアンの物語に移り、さらにジーンの物語に移行して、最終的にガリルに戻って集約されてきました。
ジーン編は短かったし、本人もまだ傍観者の立場を崩していないけれど、ビビアン編終盤は、全く関係がない別世界の主人公たちの道がこう繋がってくるのか!とワクワクしました。人数も増えて、とても賑やかで楽しくなっています。
ガリル編後半、2人パーティに戻ってからしばらくの間は、戦闘がキツかったです。一方が死亡し、イグニッション発動からのファイナルストライクでなんとか凌ぐ、ということを複数回やってしまいました。
ビビアン編は、「親密な主従」「仲良し趣味友達」「喧嘩友達」に分解できる3人の関係性が非常に面白いです。
特にイグナスが可愛いです。
最初はアタッカーとしてもタンクとしても中途半端な能力で、護衛なのにビビアンお嬢様より弱かったのですが、5人になってからはメイン盾役として安定するようになりました。
ティギーとは、テンポの良い応酬が楽しいです。
基本的には、間を取り持っているビビアンがあっての関係だけれど、なんだかんだ言いつつ、イグナスからティギーへの呼称も「人間」から「ご友人様」に昇格しているなど、内心お互いを認めている感があるのが可愛いと思います。
そしてジーン編は、人間だけれど魔族側という立場で、また大局的な視点が入って面白いと思いました。
ただ、本人は本当に他人の評価を気にしていないのかも知れないけれど、ちょっと損な奴だなと思います。目の前の一人を救うより多くを救いたいという考えも、間違ってはいないのに、真意を知らないバルバローザから嫌味を言われるところは、少し凹みました。
取り返しのつかない選択ばかり迫られるので、悩む瞬間も多いです。
お話の方は、女性陣がポジティブに引っ張っていく展開ですね。「幻想水滸伝2」のナナミを思い出したので、村山吉隆氏の好みなのかな。
9人全員集合して男女比がひっくり返っても、男共が押し切られる様子しか思い浮かびません。