PS4版「サガ スカーレットグレイス 緋色の野望」(通称サガスカ)を始めました。
http://www.jp.square-enix.com/saga_sg_hiiro/
現在地:ウルピナ編・ユシタニア州
Vita版が「SAGA2015」という仮題だった頃から気になっていたタイトルなので、発売日決定後、即予約しました。
1周目の主人公は、彗星の質問で選ばれたウルピナです。
知力と集中力のマイナス補正が気になったけれど、合計ではプラスだし、元々脳筋系のキャラクターのようなのでこれで始めました。
肝心のゲームとしての手触りですが……楽しいです!
正直「サガである」ということを承知していなかったら、容赦のない難易度の高さ、ランダム性、切り捨てられている要素(例:音声付きなのに口パクしない)の多さに評価を下げると思います。
でも本作の場合、「サガである」ということを承知で買っておりますので、むしろ望むところです!
RPGとしてのシナリオや多少のマップ探索要素はありますが、今のところこのゲームでできることは「戦闘」と「戦闘準備」に特化しています。
この、戦略・戦術を考え、戦い続ける繰り返しが妙に楽しいのです。
EASYですら采配をミスれば死人が出るし、HARDは一度は全滅して当然な感じで進む、けれど突破できないと絶望まではしない、食らい付きたくなる歯応えが良いです。戦意をかき立てるイトケンサウンドも素敵です。
現在は、順次追加されていくTIPSを確認して、少しずつ理解を進めているところです。
最重要の「連撃」だけは事前に理解していたので、初戦闘で発動。
また、対応した敵の行動に割り込み発動する「インタラプト技」は使いこなせるようになりました。
一方、条件なく発動できてしまう「バンプ技」はうまく戦術に組み込めず、それどころか、うっかりバンプ技を使ってタイムラインを動かし、連撃発動しなくなった局面もありました。
まったくわからないのが、新しい術の習得。フラックス吸収で新規術を覚えるということは、すでに覚えている系統の術しか閃けないのでしょうか……。
戦闘時に術士を入れておかないといけない、という制約も結構痛いです。
HARDの戦闘は、大地の蛇、土傀儡、神殿2回の4回体験。
マリガン神殿の試練では3回再挑戦してしまったけれど、アシュテール神殿は1人欠けただけで一発勝利できて、上手くなったんじゃないかと錯覚できました。
パルム侯爵の城も戦闘マークが付いていたので気になったけれど、LP不足が怖くて寄らないまま、ロニクム州を脱出してしまいました。
お話の方は、帝国復興を掲げるユラニウス家の領土が謎の敵に占拠されたため、脱出したウルピナが救援を請うべく進軍中の父を追うという展開。
主人公・ウルピナ姫が予想外に可愛いです。
甘えた一面と、名門の娘として毅然とした面と、守役のモンドの言うことも聞き入れるいい子な面と、どの表情も素直で真っ直ぐな、とても好感が持てるキャラクターです。要所で聴ける声の印象もあるかもしれません。
その一方で、初期から使える技「失礼剣」の失礼さが笑えます。
こんな失礼な剣技、見たことないわ!(笑)
その他、ここまでにあった選択肢は下記の通りです。
- イジュグ湿原の亡霊→王の運命を知る旅
- ユシタニア州への移動→ツヴィーク塔経由
- 廃村の犬→エサをやる
一時の情でエサをやる非道を諭されても、犬を見捨てる選択肢は取れませんでした……。