前回に引き続き、ミッション「米ト大決戦!」の顛末。
諸君、わたしは間違っていた!
アメリカと戦いが始まってなお、国民の日常生活を第一に考えるのは軟弱者の思考だ。
米ト大決戦において、真に必要なのは軍事力! それも圧倒的な軍事力である!
というわけで、オートセーブで危機を脱して1回目の侵略戦争のタイミングに戻ったプレジデンテは、軍備を拡張。
軍が強大になるのと反比例して、支持率はじわじわと下がり、次第にデモが起き始めます。こんなもの、軍を派遣すれば一発で鎮圧ですけれど、トロピコ軍はアメリカと戦う兵であって、国民に向ける軍事力ではありません。平和的に「交渉」を選び、要求を聞いて解散させます。もちろん、要求はタスクに入れたまま放置です。単に要求を伝えるだけでなく、それが実行されるまで見届けるべきだと、デモの主催者も学んだことでしょう。
そんなこんなで、2回目のアメリカ軍侵攻も港で阻止。
監視塔が1つしか残らず、高給取りの軍人を大量に抱えて慢性赤字状態なので、建て直しも支持できないという体たらくでしたが、とにかく勝てば次へ進めるのです。
戦車は侮れないと学んだので、陸軍基地を追加しています。
ただ、戦車には弱点があり、足が遅く小回りも利かないので、戦闘現場に辿り着く前に友軍がやられてしまうことがあります。そこで、運送業者のトラックなどで道が塞がれないように、単線道路はなるべくやめました。
また、今回痛感したのは、布告の大切さでした。
前回は、2回目の侵略を受けたタイミングでちょうど「軍事訓練」の布告効果が切れていたのです。それに気付いて、軍事訓練を再布告しておいたので、島内部まで侵攻されずにすんだのだと思います。
3回目の侵攻に備えるには資金と時間が足りないので、「公債」を発行。
返す見込みなんてありませんが、勝ちさえすればいいのです。
最終的な体制の一歩手前ですが、トロピコの素敵な光景を撮影しましたので、観光客気分でご覧ください。
まず、港からトロピコ国内に入ると、9つの監視塔が建ち並ぶ壮麗な道が、あなたを歓迎します。
右手はMk.IIを有する陸軍基地。道路を進んで真正面は塹壕と兵舎という、どちらへ言ってもトロピコの愉快な軍隊が出迎えてくれるので、道に迷う心配はありませんね。
プレジデンテとの面会を求めているならば、観光スポットのビーチサイトやキャビン村がある海岸通りへ。
向かい側には、ペンダゴンより格好いいトロピコ自慢の防衛本部があり、観光客は安心して海を楽しむことができます。
そして、こちらが宮殿前広場。
この溢れんばかりのトロピコ国旗は、プレジデンテへの愛と忠誠を示しているのです。プレジデンテ、万歳!
この後、保険として宮殿の裏手に装甲車両部隊駐屯地を増やしたところで、遂に3回目の戦闘が発生。港で激しい戦闘が行われます。
相変わらず、戦車に生身で立ち向かうトロピコ兵。
しかし監視塔と戦車の支援もあって、意外と兵士も奮闘します。
ちなみに、戦闘中にペヌルティーモの進言があり、適当に選んだら「国連の介入」が発生して軍事施設を捨てるよう勧告されてしまいました。
我々の計画を知った国連が、多額の金と引き換えに武装を解くように要求してきています。
しかし相手が国連ですから、例のごとく、賄賂を贈って黙らせることも可能でしょう。
目的:軍事施設をすべて破壊する
報酬:軍事施設をひとつ破壊するごとに+$20,000
今、侵略されている真っ最中に、軍事施設を破壊できるわけなかろう!
そんなこんなで、少し長い戦いにはなり、監視塔がいくつか犠牲になりましたが、港で撃退することができました。
ミッションは終了したものの、例の国連タスクが気になったので実行。22の軍事施設を破壊したところ、赤字から一転、$440,000という大金が入り、笑いが止まりませんでした。
博物館や研究所など、これまでのトロピコで切り捨てられていた建物をじゃんじゃん建てて、それでも国庫に$190,000もあるというのは、リッチでいい気分です。
軍事施設の一切ない、超文化的トロピコを目指すのも面白そうだと思いました。