180823.jpg

「テイルズ オブ ザ ステージ ーローレライの力を継ぐ者ー EMOTIONAL ACT」@Zepp DiverCity TOKYO、19時回。
https://to-stage.tales-ch.jp/tots2018/

御縁があって、観劇してきました。
なお、初演バージョン(最後の預言)は未見です。

休憩なし約2時間。
ローレライの力を継ぐ者ーー即ちアッシュ編ということで、完全にアッシュ視点の舞台かと思っていましたが、本編というべきルークの物語も、ティアとの超振動から2年後の帰還シーンまで、駆け足に盛り込んだ舞台になっていました。
いろいろ端折られてはいましたが、ジェットコースター展開に迫力ある殺陣の連続で、面白かったです。

(2018/8/25 続きに追記しました)

人参とタコとか、ガイ様華麗に参上キャンセルとか、ディスト絡みとか笑いもありつつ、きちんとTOAのストーリーでした。
正直に言えば、序盤に羅列されるぶつ切りエピソードや、舞台上必要でなかったファンサービス的要素(登場時以外出番がないミュウや、わざわざ挿入したのにストーリーと関係しないティアの譜歌、ガイの本名など)など、もっと枝葉を切ってスリムにできたと思います。
説明ゼリフと共にキャラクターがどんどん登場するのは、割と笑えましたけれどね。しかしイオンの死など割愛されている重要シーンもあって、舞台だけでストーリーを理解するのは、少々難しかったです。
観客のほとんどはファンだから、適当に補完できるけれど、ファンしか観られない舞台ではないので、もったいないように思いました。
一方、尺が足りないおかげで、ゲームだとちらほら挿入される「余計な一言」がなく、ティアは責任感が強い優しい女性に見えたり、アニスもちょっとキツイ程度のいい子に見えました。アクゼリュス崩落後の糾弾シーンもないから、かなりマイルドなアビスという印象です。

なお、ヒロインポジションはナタリアでしたが、「冠が返される」という演出のために、この舞台で還ってきたのはルークだという印象を受けました。

キャラクター再現度は非常に高かったです。
服や髪型などの格好だけでなく、各キャラクターが動いている感がありました。例えばラルゴ@森山栄治は、ご本人の実寸より大きく見え、巨漢のラルゴだなと感じました。
一番驚いたのは「声」で、多くのキャストが声の特徴を捉えていると思いました。特にナタリア@朝倉ふゆなはご本人かと思いました。少女時代も同一キャストが演じているのですが、自然と子供に見えました。とても可愛かったです。
再現といえば、ジェイド@髙橋俊一よりヴァン@RYOJIの方が年上に見えるのも、原作通りでしたね(笑)。

OP「カルマ」も含めてゲーム音楽を使っていたのは、とても懐かしく作中を思い出せて良かったです。

以下、偏ったキャスト感想。
ティア@星波、リグレット@齊藤恕茉、ノワール@花奈澪の3人は、胸に注目してしまいました……。特にノワールは、胸元が露わな服装なのでガン見しました。申し訳ありません。
個人的に、バランスが難しいキャラクターだと思うアニス@甲斐千尋が良かったです。アリエッタ戦後の「あんたのこと大嫌いだったけど」の台詞があったのも嬉しかったな。
シンク@髙橋紗妃は、仮面をつけたままのアクションの数々に驚かされました。イオンも演じるため、入れ替わりが多くて大変だったのでないかと思います。
ライガ役の2人が、四つ足で走るのは瞠目しました。

コメント

  • コメントはまだありません。

コメント登録

  • コメントを入力してください。
登録フォーム
名前
メール
URL
コメント
閲覧制限
投稿キー
(スパム対策に 投稿キー を半角で入力してください)