PS4版「ロックマン11 運命の歯車!! Demo Version」を遊んでみました。
http://www.capcom.co.jp/rockman11/
体験版では、ブロックマンステージを丸々遊べます。
ステージ開始時の画面は、ブラウン管テレビの滲みが再現されていて面白いです。
私は「ロックマン」シリーズは未プレイです。アクションも苦手意識があります。
一方、本シリーズはCAPCOM製の中でも「高難易度アクション」というイメージがありましたので、体験版を楽しめるか心配でしたが、難易度設定のお陰でなんとかステージクリアはできました。
というわけで、当然難易度は初心者向けの「NEW COMER」モード。
自動サポート機能があるので落下しても救出してもらえるし、残機はまさかの無制限。
これ以上なく手厚いサポートで、初心者でも安心です。
ステージの構造に対し、敵の数が少なく感じたので、敵キャラの配置も調整されている気がします。
完璧に接待プレイを受けている感じで、自分がうまくなったように錯覚できました。
しかし難易度を下げていても、壁が迫ってくるエリアで2回死にました。
引っ掛かったのは、左の足場からスライディングで通り抜ける抜け穴です。1回目、2回目は操作ミスもあって操作が間に合わず、3回目は大人しくスピードギアを使って成功しました。
突破に一番時間がかかったのは、ベルトコンベアと落ちてくるブロックの組み合わせ部屋でした。
1、2回目は順調だったのですが、3回目はなかなか突破の糸口が見つからなくて、ここで終了になるかと思いました。
結局スピードギアを使い、落下中の左ブロックを踏み台にして登る、という方法で進んだのですが、突破したいまになっても、それが正しいルートだったのか疑問です。
ロックマン11からの新要素だという「ギア」も含めて、操作方法の説明は開始前にしっかりあるので遊びやすかったです。
「スピードギア」(ロックマン以外は減速)は「ビューティフルジョー」の「スロウ」を思い出しますが、単に減速してくれるだけで、回避などを自動で行うわけではないので最終的にはプレイヤーの腕が問われる感じ。狙って倒す必要がある敵や、ボス戦でパターンを見切るのに活用できました。
「パワーギア」と「ダブルギア」は、私にはちょっと使いこなせませんでした。
部分的に、ギアを使ったほうが楽だぞ、と指示しているように感じるステージ構成で、自然と習得していけました。
ボスのブロックマンは、巨大化してからの攻撃で苦しめられましたが、E缶を使って、なんとか一発撃破。
倒したボスの能力を使えるようになるのは面白いですね。
ブロックマンの能力は実際に使ってみたいな、と思いましたし、体験版で解禁されていたヒューズマンなどの力も、ちょっと癖があって味を出していました。
高難易度やタイムアタック、スコアアタックなどの要素は残しつつ、新規向けに門戸を開いてくれている、優しさを感じます。
下手でも、アクションがしたくなったら買ってみようかな、と思わせる体験版でした。