現在地:ヤクサルト辺境州(不死鳥編)
今回、ヤクサルト辺境州で不死鳥が降り立ったのは、テヘドラの祠の裏にある洞窟でした。
前回は真のヴァッハの祠だったので、また新しいパターンです。
冒険者となって日が浅いためか、意外と無知なカーンのため、十二星神の巡礼地を巡りながら不死鳥の降り立った洞窟へ向かいます。
巡礼なんだから祈れ、とカーンには注文をつけるタリアですが、実はかく言う本人は星神に祈ったことがない、というオチには笑いました。
そもそも、ヤクサルト辺境州で十二星神の聖地を巡礼できるというのは、名産がないヤクサルト辺境州が、アスワカンに行かずに聖地巡礼できることを観光ネタとして売り込んだだけで、実際に星神の顕現があらたかなわけではなさそうですね。
ディーマージュの祠とか、言われてみればディーマージュは「海の女神」なのに、ヤクサルト辺境州は「海なし州」だった!(笑)
巡礼地での出来事自体は、どの主人公も同じパターンですが、今回は各祠でカーンとタリアの星神評が付いてくるので面白かったです。
そんな珍道中の末、目的のテヘドラの祠に到着。
テヘドラ祠の神官は、遺物を求めて、巡礼者を不死鳥の霊力に魅かれて魔物が集まる洞窟に誘導していました。
碌に戦えない信者を送り込んでも、遺物は手に入らないし、信者は減るしで、あまり良い戦略とは思えませんが……。
もちろん、タリアたちなら魔物は楽勝なんですが、遺物を捧げることもなく、懐に入れてサッサと退散。
顔色も変えずにシラを切る、タリアの豪胆さが格好良かったです。
タリアは、売られた喧嘩をことごとく買っているように見えるけれど、神聖共和国でも言い掛かりを躱して逃げていたり、意外と無駄なトラブルは避けているのですよね。特に神殿関係者とは揉めないようにしている印象があります。
不死鳥の遺物を持って大渦に再挑戦してみよう、と言うことで南東界外へ戻りますが、結構距離があるので、多少寄り道しつつになります。
最近は、仲間が増えて余裕が出てきたので、派遣仕事にも積極的に出しています。トマトの大成功時セリフが笑えました。