PS4ダウンロード専用ソフト「THE LAST REMNANT Remastered」プレイ開始のファーストインプレッションです。
https://www.jp.square-enix.com/thelastremnant/
現在地:ディル高原出現(バトルランク2)
XBOX360版発売時から気にしていたタイトル。
しかし当時から「XBOX360版は問題点が多いから、調整されているPC版を遊べ」という評があり、手が出せないまま年月が過ぎてしまいました。PS4でリマスター版(ゲーム内容はPC版準拠)が発売されるということで、大変楽しみにしていました。
現在はまだチュートリアルの最終段階という感じで、システムの全貌を掴めていないので断言はできませんが、コマンドバトルでの「軍勢VS軍勢」を実現する独特のシステムは、期待していた通り歯応えと癖があって面白いです。
オープニングで少しだけ体験できた、大人数のバトルを早く遊びたいな!
地味なところでは、コマンド入力待ち中でもロックアップ(接敵)した部隊のキャラクターは棒立ちにならず、攻撃したり避けたりという戦闘行動を取っているところが気に入りました。
さらわれた妹を追って島を出たラッシュ青年が、妹に似た女性の姿を見つけて戦乱の中へ飛び込んで行くところから物語はスタート。
戦闘システムが面白いということ以外情報は集めていなかったのですが、実際にプレイして見て、近年貴重なハイファンタジーの世界観にも惹かれました。
両生類(クシティ)、魚(ヤーマ)、4本腕の猫(ソバニ)など、様々な亜人が暮らしているので、どことなくFF12(イヴァリース)を彷彿とさせられます。
序盤で行くガスリン洞窟はブロクラー、ロベリア廃城はパグズと、主人公に付き添ってくれるのが亜人の四将軍なので、自然と人間タイプの種族以外にも愛着が湧きますね。
また、本作の主人公ラッシュが物怖じしない礼儀知らずなところも、FF12の主人公ヴァンに似て感じます。
初対面のエマに対して「おばさん」を連発したり、ダヴィッドを呼び捨てしたり。ーーまあ、後者についてはエマが制裁してくれました。
あと「俺が、ラッシュだ!」の選択肢も、某イベントのオマージュか?と笑わされました。
もっとも、ラッシュには謎の力という主人公補正があるようなので、ヴァンと違って「この物語の主人公」ではいられそうです(笑)。
画面はリマスタードされているだけあって、細部まで綺麗です。布や絨毯の質感に感心しました。
ワールドマップ選択式で拠点の一部だけ歩ける作りや、全体的にもっさりした挙動などは、「一昔前のHDゲーム」だなと感じるところ。
いっそ、フィールド探索もなしで拠点の店やクエスト受注機能だけ使わせてくれてもいい、と思ったのは「サガスカ」に毒されているでしょうか。
20日からDQビルダーズ2も並行するので、ゆっくり進行になってしまうと思いますが、早くこの独自のシステムについても習熟して、楽しく遊んでいきたいと思います。