現在地:オッカルム島攻略
しろじい情報により、鉱石と美男子を求めて、からっぽ島から南に位置するオッカルム島へ。
ゴーレムが登場することは地図の段階で簡単に予知できましたが、前作では敵だったゴーレムと、今回は友情を築ける展開でした。
ストーリー自体は、島のアイドル・ペロを巡る、筋肉たちとゴーレムの熱い戦いが中心で、ハーゴン教団との戦いは副産物だった感じ。
ゴールドラッシュを取り戻す、という本来の目的が「ペロにバニー服を着てもらう」「ペロに踊ってもらう」という即物的な目的にシレッと入れ替わる陽気さが楽しかったです。
モンゾーラと異なり、オッカルム島は攻略中でもからっぽ島に戻れるようになっていましたが、先が気になって、結局一度も島には戻らず、一気にクリアしました。前作でも陽気な「あらくれ」たちは最終的に一番好きなNPCだったので、過去のビルダーが日記にこう書き残す気持ちもわかります。
その一方で、ゴルドンの最後の決意には、思わずもらい泣きしました。まさか、ビルダーズで泣くことになるとは……。
今後はゴルドンの姿に似せたゴルドン酒場が、オッカルムを見守るのだな、と思うと、ビルダーとして実にいい仕事をした!という気持ちになりました。
今回は巨大建造物をどんどん頼まれるし、それに伴って街のエリア自体をどんどん拡張していくことになるので、非常に開拓している感がありました。
それだけに鉱石は大量に必要だったけれど、毎夜「あがり」を貰えるシステムのお陰で、ほとんど自分で採掘する必要はなかったのは助かりました。
他にも、アイテムの色を変える「染色」機能が初登場。色を変えれば、レシピ通りの建築物でもオリジナリティを出すことができますね。
また、マグマに対し「かわきの壺」で水を流し込んで一時的な足場を作る、という発想は面白いなと思いました。かわきの壺は誤発動が嫌で普段は引っ込めているのですが、結構な万能選手で、使う局面は多いです。
でも実は「かわきの壺」ってDQ3のアイテムですよね。
各島に関しても、DQ2を舞台にしているのに、聞いたことのない地名ばかり登場するので、大都会「ムーンブルク」の噂が聞けた時は、DQ2だったと安心しました。しかし一度滅んだムーンブルクが健在で、ローレシアやサマルトリアは登場しないというのも不思議な感じなので、その辺にこの世界の秘密が隠されていそうです。
オッカルムはあらくれ者揃いなので戦闘に参加するキャラクターが多く、特に最終戦はゴルドンに乗っていたので、モンゾーラの時以上に、みんなで戦っているという実感がありました。
坑道ではメタルスライムも登場し、逃げるメタスラを滅多殴りするのに燃えました。
その分、レベルアップに対する要求経験値も増えたのか、レベルが19までしか上がらなかったけれど、ビルダーズでは強さは装備品に依存するので、それほど苦戦した局面はなかったです。
そんなわけで、今回得たものはたくさんあるけれど、一番嬉しかったのは、おおきづちがグレードアップして金属系の土も壊せるようになったこと。これで、からっぽ島の開拓が捗りますね。
というわけで、次はからっぽ島でビルダーとして一働きすべく、新たな仲間とともに島へ戻ります。